想い出してくれてありがとう

ワタシの

高校生時代は

さほど

輝かしき軌跡など

ないのですが


現在の

ヒトとの

関わり方の

礎を

築いた期間では

あったなぁと

振り返ると

しみじみ

実感します


ヒトリで過ごす時間

それは

自身の思考と嗜好を

熟成させる機会だと

思えたし


フタリで過ごす時間

それは

できるだけ

笑い合って

できるだけ

いさかいは

避けて

親いからこそ

許されるコト

赦されぬコト

そんな

関係性のシーソーに

揺られていたような


昨日

久しぶりに

高校の頃

笑い合った

想い出だらけの

オンナトモダチが

訪ねてくれて

ゆっくりと

話をしました


二人とも

全く違う人生を

駆け抜けてきて

今このタイミングだから

また巡り合えたのかな

なんて

再び笑い合えたの

だけれど

彼女は

今月中に

手術を受ける予定が

あるのだと

打ち明けてくれました


できるだけ

したいコトをして

逢いたいヒトに逢って

不安と沈むキモチを

吹き飛ばすのよ

そう

微笑む彼女の

美しいコト！


想い出してくれて

ありがとう


出逢ってくれて

ありがとう


同い年なのに

ドコとなく

妹みたいな

娘みたいな

余計なお世話だろうに

心配していた

ワタシなんて

あっという間に

追い越して

全てを

受け入れるコトが

最善の策だと

気づいた彼女


大切なモノを

きちんと

大切にしてきた

彼女はきっと

この

痛みと経験を

越えていくと

信じています


いつも

ココロに在るモノ


それは

そうそう

変わらない


半袖の頃に

また

彼女の笑顔に

ふれるひとときを

たのしみに

ワタシもまた

頑張ろう

歩いていこう