オトナ。に
なっても
うれしい
瞬間が
ある
手を繋いで
くれた時
背中を
トントン
撫ぜてもらう時
ばんそうこう。を
貼ってもらう時
甘えたい時に
甘えさせてもらうのが
こども。
で
ふとした時に
あぁ
守られているんだ
そう
想えるのが
オトナ。
なのかもしれない
忙しいヒトを
好きになったり
なにかを
追いかけたり
なにかに
立ち向かっていく
様を
見届けるのが
愛すると
いうコトなのかもしれない
そう
気付いた時に
自身が
そして
ふたりが
成長したコトを
感じるのだろう
キミに
貼ってあげたいから
いつも
ばんそうこうを
持ち歩いているけれど
なかなか
出番はないようだよ
キミが
欲しいのは
ばんそうこう。
なんかじゃなくて
強いキミ
誰のせいにも
しない
越えたキミ
ばんそうこう。を
貼りそびれた
待ちぼうけの
ボクの手
は
その時。に
拍手喝采して
あげられるよう
いまは
ポケットの中に
しのばせておくよ
御守りみたいな
ばんそうこう。
と
ともに