
買い物
を
している
と
店内
の
有線放送
で
ドリカム
の
ー未来予想図2ー
が
流れてきた
ブレーキランプ
五回点滅
して
くれたっけなぁ
なんて
朧げ
に
想い起こした
矢先
明らかに
吉田美和ちゃん
ではない
平凡ボイス
が
高らかに
ハモって
店内に
響き渡った
店員さん
か
お客さま
か
キョロキョロ
探すのも
野暮な気
が
したので
小さく
微笑んでみた
帰り途
には
信号待ち
で
並んだ
クルマから
大音量
で
ー人生はあなたが想うほど悪くないー
と
励まされた
(笑)
元気出てますよ〜
おかげさまで
と
ココロ
で
呟き
横見たら
御年配
の
殿方
が
ワタシ
と
同じく
十時十分
の
方向
に
ハンドル
を
キチンと
握り締めてらした
奥方
の
十八番なのかしらね
なんて
妄想
を
懐かせていただき
帰路に着いた
想い出
には
BGM
が
伴うコト
しばしば
胸締め付けられたり
頬緩めたり
誰しも
きっと
ある筈
戻りたい時間
なんて
想い出せないくらい
ーいまー
が
とても
シアワセ
だけれど
歩いてきた道
が
あるから
躓いた経験
が
あるから
ヒト
は
こうして
立ち上がり
前
に
進んでいる
ワケ
で