此の週末には
太陽フレアの影響で
磁気嵐による
低緯度オーロラが
世界各地で
観測されたという
SNSで投稿された
映像を眺めては
一生分
うっとりさせてもらえた
一生に一度は
見てみたいモノのヒトツ
だけれど
ワタシの住む街の空に
其れは映るコトはなかった
でも
此の頃は
美しさを
遠くへ求める暇も無いほど
身近な美しいモノに
ココロ奪われている
卓上
の
花殻を摘んで
残り少なくなっている
クリスマスローズも
そう
生きた証
みたいな
花脈すら
胸打つ
彫刻家の佐藤忠良さん
が
記してらした
『古木の木肌の皺や瘤には
人間のような、ずるさの一つも無い』
そんな
コトバを
重ねてみたり
みな
薄々気付いているけれど
一生に一度でいいから
と
願ったり
噛みしめたりする間もないくらい
希少なのは
今。
目が合うモノすべて
に
微笑みたくなるような
環境
を
日常
を
そして
人生
を