仕事帰りに
何気なく
BGM代わりに聴いていた
テレビ番組で
気になるコトバが
何度も紹介された
ミッドライフクライシス
〜中高年の焦燥感・不安感・虚無感〜
たしかに
不意に訪れる淋しさに
キュウッと
胸締めつけられる瞬間が増えたと想う
だからと云って
何かに縋ったり
誰かに寄りかかっている自身を
想像すると
なんだか気恥ずかしくて
ブンブン首を振っては
煩悩を追い払っている
番組の中でも
おっしゃっていたけれど
人生の中で担っていた
いくつかの役柄から
解き放たれて
その隙間や空席を
さぁ、どう埋めようか
あら、何を敷き詰めようかと
本来だったら
ワクワクするテーマの筈なのに
弛んでいく皮膚
褪せていく色彩
先細りしそうな人生に
苛まれて
躊躇してしまうという
仕組みなのだそう
わかる。
わかる。
でも
ラクさせてもらってるだけじゃん。
もうひとりの自身が諭す
むかしむかし
恋がうまく行かなくて
あ〜だこ〜だと
不毛な世界観を突きつけるワタシに
恋人は
『暇かとさ』
そう
ひと言
云い放った
その時は
⁇⁇⁇だったけれど
時間が経つにつれて
‼︎‼︎‼︎に変化していった
有り難いコトバだった
余計なコトを考える時は
なんらか
余白があるというコト
不安な時こそ
よく動き
よく眠らなければ
育つモノも育たぬし
休まるモノも休まない
LOVEやらPEACEで
埋め尽くしていた
HEART
ぽっかり空いたならば
無理矢理
埋め尽くす必要なんてないんだ
風穴と想え
自身だけが
感じる
心地好さを
捉えよ
覗き穴と想え
自身にしか
温められぬ
いつか孵るかもしれん
なりたい自身を
育み
培え