転職のため
一時的に帰省していた
末ムスコが
この週末
新天地へ
ウキウキ
引っ越して行った
あっという間だった
この
約三週間
久しぶりに
共に暮らしてみて
びっくりしたのは
まじめな話も
他愛無い話も
なめらかに
心地好く
久しぶりに
オトナになってからの
トモダチがひとり
増えたような
錯覚に陥り
あらためて
ひとりのヒトとしての
思考・嗜好・志向の成長を
感じさせてもらえうれしかった
いちばん大切なのは
距離感だなぁと想う
家族にせよ
大切なヒトとにせよ
近づいてみないと
離れてみないと
わからぬ
其れは
ほんとうに
難しい感覚なのだけれど
ヒトには
もともと持つ
磁力みたいな自力があるから
やっぱり
出来るだけ
自然体でいるコトが
カギになるんだろうなぁ
高校を卒業して
知り合いが誰もいない地で
いままでよく頑張ったなぁと
カレのいままでを労いつつ
ますます
カレらしく
切り拓いていくであろう
これからの
ちょうどいい距離感を保つ
応援団のヒトリで
在れたらなぁと想う
久しぶりに
ヒトリつつく
夕餉
秋の夜は
こんなに静かで
こんなに
胸締めつけられるモノ
だったのだろうか
最近
SNSで
亡くなった大切なヒトや
愛犬が
夢に出てくる話の投稿を
よく目にする
幸か不幸か
亡き愛犬ウィッシュは
未だ一度も
ワタシの夢に出てきやしない
家人に
愚痴ると
いまでも
家に居るから
出てこないんじゃない？
と
半分うれしく
半分オカルトちっくに
返答されるのだけれど
そんな
気もしないでもない
ワタシは弱虫だ
あまり
誰彼
そう見せないよう
努めているけれど
たぶん
とても淋しがりやで
とても甘えんぼうだ
（いい齢してごめんなさい）
以前
亡くなった父が
やたら頻繁に
夢に出てきては
ワタシを泣かせた
夢の中で夢だと気付いてしまうから
健康な姿でしか出てこないのに
夢の中で
美味しいお寿司を握ってくれるのに
泣き笑いしかできなくて
その都度
目醒めては
自身に呆れていた
最近は
気を遣ってか
ちっとも出てきてくれないけれど
それも
父なりの愛情表現なのかなぁと
いいように
解釈している
先日
園芸店にて
菊の寄せ植えが
鮮やかに
目に飛び込んできた
子どもの頃は
ニガテだった菊の花
（浅草で観た菊人形がトラウマ）
この頃は
ほんとうに
美しいなぁと想う
今の季節
夜道をドライブしていると
飛び込んでくる
電照菊のほの明るさも
甘い想い出と重なり
胸締めつけられたりして
そんな色んな想いを巡らせながら
朝から菊に話しかける
今日この頃
もふもふしていて
此れも
愛犬の分身なのかも知れぬと
想いながら
少し
気になって
調べた
菊の花コトバ
⇩
⇩
⇩
ピンク→『甘い夢』
黄色→『長寿と幸福』
赤→『あなたを愛しています』
あぁ
やっぱり！！
無意識に選んだ筈
なのだけれど
夢の中のみならず
愛するモノは
愛するモノを
あらゆる
姿カタチに
変化して
日々を
その後の人生を
見守り
見届けてくれているのかもしれない
