お父さん
最近は
夢にも出てきてはくれないけど
どうしてますか?
変わらずに
見守っていてくれている
それだけは
日々
伝わっていますよ
二十八年前
貴方の生まれ変わりのように
生命のバトンを握りしめ
ワタシの元へ
還ってきてくれたムスコも
今では
すっかり
優しいお父さんになって
この前は
自身のムスメの髪を結ってあげてましたよ
貴方に髪を結ってもらったコトは
流石に記憶に残っていないけれど
優しい眼差しと
頼もしい指先は
たしかに
貴方の生き様を引き継いでくれている
そんな気がしましたよ
ワタシも
記憶の中の貴方の齢をとうに越し
愛らしきムスメとは
もう呼べないかもしれないけれど
日々、笑い
日々、気付き
日々、今日もイイ日だったなぁと
頷き
粛々と過ごしています
いつのまにか
此の日は
貴方を偲ぶというより
貴方とお酒でも酌み交わしながら
この頃のコトを
ポツリポツリ
語りかける日と
なってしまったね
想い出に変わるまでに
充分過ぎるくらいの月日を
生々しく過ごしてきたコトを
ちょっとだけ褒めてほしいから
話し上手だった貴方だけれど
敢えて聞き役に徹してくださいな
貴方は
うんと高い
空の上に居ると
少し前までは
想っていたけれど
時間が
経てば経つほど
大切で
あればあるほど
うんと近い
ココロの中に
頭の中に
在り続けてくれるモノ
なんですね
御守りみたいな
ナビゲーターみたいな
貴方に
背中を押されながら
また明日を
生々しく過ごしてみるね
ワタシには
したいコトも
しなきゃいけないコトも
まだまだ
沢山ある気がするから
星空は好きだ
でも
星座や天体には
疎い
オリオン座
や
北斗七星
くらいしか
即座には
見つけられない
でも
ふと想う
たまたま
最初に
名付けたヒトには
そう映ったであろうが
星座は
結び付け方次第では
幾通りにも
姿形を変えていくのではなかろうか
と
古代ギリシャの人々に
反旗を翻している訳では
決して無く
むしろ
あらゆる
はじめて物語。
には
心底
敬服しているのだけれど
この一冊に出逢い
ふと
そう想ったのだ
ヒトとヒトとの
出逢いや関わり合い
を
星の数ほど居る中で
と
表現するくらい
天体
と
今世
を
つい重ね合わせてしまう
ワタシたち
出逢う順序
世間体
抗えぬ血脈
無意識の意識
そんな
棘や鎖のようなモノで
時として
ヒトとヒトは
結び付いていたり
雁字搦めにされてしまったりする
でも
不思議な連帯感は
いつしか
得体の知れない快感を
芽吹かせていく
ヒトリでは
全くもって
暗闇に浮遊しているだけだった
であろうに
ふと横に
同じくらいの
心細そうな光を見つけ
手に手を携えた
その瞬間だけでも
ワタシたちは
星座となって
より強い光を
たしかに
其処に
刻みつけていったのだ
振り返る
と
其処に
きっと
誰のココロにも
見上げる
と
其処に
きっと
誰の空にも
忘れられない光
が
忘れたくない輝き
が
十一月は
散々だった
とか
云いながらも
昨日
仕事帰りに
探していた
彼らに出遭いました
カッコいい♡
きっと
振り返ると
プラマイゼロなのかもしれませんね
何事も
どうせいつか亡くなるのに
なんで生まれてきたんだよ!
そう云いたくなってしまったら
あぁそうか
ゼロキープじゃなくて
プラマイゼロの楽しさや
有り難さを味わう為に
生まれそして朽ちていくんだったぜ
こりゃ失敬失敬
そう
おでこをコツンと叩けたら
少しは成長した証なのかもしれないですね
十二月最初の日
仕事もひと段落して
炬燵でアイスを食べてます
いいスタートです
きっと
師走軸の遠心力に
ぶんぶん振り回される予感は
否めませんが
いまは
兎に角
炬燵でアイス
なんだかんだ云っても
結構
ヒトは
振り幅。
が
好きなのかもしれません
ねぇ