海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

陶 陶硯と水差し

2006-09-30 | 陶芸
机の上に置いて、いつも使っている硯の一つです。
10年くらい前に、平安時代の硯をまねて作ったもの。織部釉の倣猿面硯。
17センチ×10センチ。
よく磨れます。そのかわり粒子が荒い。でも、そこがまたおもしろい墨色を生みます。
変わった墨を造るときのお気に入りです。

水差しはジャガイモみたいですね。
きれいな曲線にはなりませんでしたが、
愛嬌があります。櫛でひっかいてコバルトの釉薬をアクセントに。
灰釉波文水差し。これも普段使いです。6センチくらい


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2 コメント

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Unknown (clear_mark)
2006-09-30 16:49:56
面白い道具ですね。

墨の粒子が問題になるんですね。なるほど。



コメントありがとうございました。
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clear_mark様 (kobottomo)
2006-10-01 12:17:38
こんにちは。

道具はこりだしたら大変ですね。

奥が深いし、きりがない。

それなりにこだわりもあります。

時間をかけて自分に合ったものを見つけていきます。書の場合、文房四宝といって、硯、墨、筆、紙を選び、表現意図によっていろいろと使い分けているわけです。

でも、僕は最近あまりこだわらない部分が増えてきたように思います。
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