海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1194 ローリエ

2018-05-18 | 


ローリエ

ローリエ、ベイリーフ、月桂樹、全て同じものですが、言葉の違いによる違いです。

昨日、急に伸びはじめたカリンと柿の木の剪定をしました。真っ直ぐに上に伸びている枝を、高枝鋏でバッサリです。

ついでに、月桂樹も少し伐って葉の様子を見てみましたが、カイガラ虫が少し着いていました。

香辛料として使う場合、本来は夏の充実した緑の濃い葉を摘み取って乾燥させるのですが、そのまま捨てるのはもったいないので、使うことにしました。

といっても簡単です。

きれいな葉を摘み取って、水洗いしてから、熱湯にサッと通し、水気を切って、後は乾燥させるだけです。

風通しの良い日陰で二週間で完成です。

この風通しの良い日陰が結構難しいのですが、細かいことはあまり気にせずに、とりあえずベランダで乾かしてみましょう。

今回はまだ小さくて若い葉が多かったのですが、この夏は枝の剪定を兼ねてしっかり摘み取って作ろうと思っています。


No.1192 石を削る

2018-05-15 | 


石を削る

篆刻での失敗作は、こうやって削って平らにするのです。

外での作業です。レンガの上でサンドペーパーです。

先日の印作りで気に入らなかった三つ。

サンドペーパーの80番で荒削り、そして順番に、220番、400番、仕上げに水ペーパーの600番、800番をかけて平らにして、またいつでも刻せるように、復活です。

大きいのは簡単ですが、小さいのは真っ直ぐに削るのは案外難しいのです。ブレないように印材の下の方をしっかり持たなければなりません。

また、印面をあまりツルツルにはしません。これくらいが印泥の乗りが良い様です。

何だか、さっぱりと、清々しい気分になりました。

これでまた、違うのが刻せますね。

No.1190 印に印袴を

2018-05-12 | 




印に印袴を

印に印袴を着ける、これで完成です。

印袴もいろいろありますが、布ではなく紙の印袴です。

今回は縞模様の千代紙で仕上げました。大分県日田で求めた千代紙の端切れです。端切れですから、同じ模様のものは少ししかありません。何とか色違いで、できました。

No.1189 篆刻 四顆

2018-05-11 | 


篆刻 四顆 「晴」「晴」「はるみ」「晴」を

続けて篆刻。

うれしいことに、晴美さんから依頼です。

大きいのは、かなり個性的に、まあ自分らしい作になりましたので、書作品にマッチさせるのが、ちょっと難しいかもしれませんね。

小さいのは可愛くできました。

もちろん、これから印袴を作って、完成とします。

気に入ってもらえると良いのですが。

(8分三つと4分)



No.1186 時計バンド No.10

2018-05-08 | 工作


時計バンド No.10

婦人用の時計バンドです。

今まで作ったのは自分の為のものでしたので、結構大まかに作っていましたし、大きいので、そう苦労はしませんでした。

しかし、これは小さいというだけで、難しいのです。ちょっとしたことが気になります。

型紙通りに皮革を切ること、穴の位置、厚みの調整、等、1㎜にも満たないズレが気になるのです。

それで何度もやり直しました。

やっと出来た一つです。

写真の写り具合で少し曲がって見えます。また、腕に合わせて湾曲させています。

一枚革です。

No.1185 椅子その2の塗装

2018-05-03 | 工作


椅子その2の塗装

柿渋を全部使ってしまわなければなりません。残っても固まってしまうだけですから。

予定の塗料とは違いますが、椅子の二つ目も塗りしました。

結構ツヤも出ています。

もう少し柿渋が残りました。次は、何に使いましょうか。