石を削る
篆刻での失敗作は、こうやって削って平らにするのです。
外での作業です。レンガの上でサンドペーパーです。
先日の印作りで気に入らなかった三つ。
サンドペーパーの80番で荒削り、そして順番に、220番、400番、仕上げに水ペーパーの600番、800番をかけて平らにして、またいつでも刻せるように、復活です。
大きいのは簡単ですが、小さいのは真っ直ぐに削るのは案外難しいのです。ブレないように印材の下の方をしっかり持たなければなりません。
また、印面をあまりツルツルにはしません。これくらいが印泥の乗りが良い様です。
何だか、さっぱりと、清々しい気分になりました。
これでまた、違うのが刻せますね。