サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

プーシキン美術館展

2005-11-17 | ロシア系イベント
東京都美術館に「プーシキン美術館展」を見に行く。
予想されたことであるが、有閑シニアの大行列。
トコロ天のように、入った数だけ出てくるおばさまたちの
姿形はまるで同じで区別がつかない。
上野に行くたびに思うが、この客層の偏り方は異常である。
ロシアでこの年代の女性は、むしろ美術館で働いているのにね。

モスクワのプーシキン美術館を知る人はいなくても、
フランス近代絵画というだけで、かくも人が集まる不思議。
ミュージアムショップには、琥珀売り場が待ち構え、
何万もする商品におばさまたちが群がっている。
この人たちにロシアをPRしてもムダだということが
よーくわかった。

さてこのあとロシア女性Sさんにお会いし、琥珀の話に。
「琥珀産地のバルト三国が独立してから、ロシアでは
琥珀が手に入りにくくなったのよ。そうそう、昔は
地質学大学の売店で、いろんな石が買えたのよねー。
あ、ちょっと待ってて」

とSさん、別室からモスクワで買ったという
琥珀のネックレスをもってきて……。
「つけてみて。あら、似合うじゃない。あげるわ」
えっ!ホントですかっ!
琥珀なんて興味なかったのに、タダだともらう浅ましさ――。
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