サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

サハリン旅行の玄関口・稚内へ

2018-11-07 | サハリン2018
もう3ヵ月近く経ってしまったではないですか!
記憶が薄れてしまいそうなので、ぼちぼちいきますサハリン旅行報告。

サハリンへはもちろん飛行機でも行けますが、北海道にいるうちに
せっかくなので稚内からフェリーで行くことにこだわり続けてきました。
しかし、同じ道内といっても稚内は遠いのです…。

まずは帯広発都市間バス「ノースライナー」で旭川へ。

運よく十勝バスの一番いい車両(たぶん)に当たりました~。
帯広駅発8時10分、旭川駅着12時10分。
つまり所要4時間。これはもはや普通のことなので楽勝です。

旭川駅13時35分発の特急サロベツ1号に乗り込む。



列車は乗り心地がよく、トイレも清潔。

日本最北の鉄路、宗谷本線をゆく。

時折こんな光景が広がるものの、生い茂る樹木に覆われて
景色が見えない区間が多いので、ちょっと期待外れの道中。

宗谷本線もJRの廃線候補に含まれており、確かに利用客は少ないのですが、
広大な北海道の移動手段としてなんとか残してほしいもの。

ちなみに切符はJRの「えきねっとトクだ値」で半額の4150円で購入。
JRのサイトは総じてわかりにくく、なかなかたどりつけないので
直リンク貼っておきます。
JR北海道の特急列車(在来線)お得な切符はこちら

稚内到着は17時21分。所要4時間弱。
  
乗り換え時間を入れると、ここまで約9時間半。
ようやく最北の地にやってきましたが、もう夕刻。

サハリン行きフェリーは朝出発なので、言うまでもなく
前日のうちに稚内入りしている必要があるのですが、
かといって稚内をゆっくり観光している時間もないのが残念。

ホテルに荷物を置いたら、日が暮れないうちに稚内公園へ。

北門神社の境内を抜けて…。

高台からフェリー乗り場のあたりを望む。


柵に囲われた一角に、なぜかシカがいます。


こっちにも。数匹いましたが、観光用??


公園の頂上に出ると、九人の乙女の碑が。

1945年8月20日、終戦後に攻めてきたソ連軍から身を守るため、
青酸カリ自殺を遂げた樺太真岡の電話交換手たちの
最後の言葉が刻まれています。
晴れた日には、遠くサハリンの島影が望めるそう。

こちらは南極観測樺太犬記念碑。

奇跡の生還を遂げたタロとジロの物語が有名ですが、
この2頭も含め、選ばれた樺太犬たちはこの公園で
南極行きに向けて犬ぞりの訓練を積んでいたそう。
ちなみにタロとジロには、サブロという弟もいたのだとか!

反対側から見ると夕陽に映えて凛々しいこと。


左は樺太犬供養塔、右は氷雪の門。
  
氷雪の門は、サハリンを望んで立つ樺太島民慰霊碑。

公園から町のほうに降りて行くと、第1猫さん発見。


こんにゃ子もいます。


夜はホテルの近くで盆踊りが…。

北海道では8月中旬ともなるともう涼しいので
夏祭りといってもなんとなく物悲しい風情。

さあ、明日はいよいよサハリンへ!(つづく)

ホテルの朝食、勝手にイクラ丼。



Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 富士山と畑と街道と | TOP | 稚内からフェリーでサハリンへ »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | サハリン2018