瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

歌え!!アニソン!!~うる星やつら・7~

2007年10月03日 20時19分31秒 | アニソン
――主人公なのに、2コマだけの登場…。



――ズン♪

パララ♪パララッパララァ~~~♪

――ズン♪

パララァララァ~~~~♪

――ジャッジャッジャーン♪

イッソウ・ワンダフゥル♪ オ~ラァ~~イ♪

い~まなら間に合う~~♪

――ペ・ペ・ペ・ペレレェ~~♪

イッソウ・ワンダフゥル♪ 空にぃ~~~♪

羽ぁ~ばたく鳥ぃ~のぉ♪ 居る間はぁ~~~♪

――ジャーーン♪…パァーーー…♪――パッ♪

地球ぅ~~~はぁ~~~…♪

美し・い~星ぃねぇ~~♪

コスモォ~~に浮ぶぅ~~…♪

――チャララ~~~♪

たぁったひとぉ・つぅの♪ オ~ア♪ シィ~~~スゥ~~~~~♪

グッラァ~ク♪(グッラァ~ク♪)

守~ぉってぇ~あげるぅ♪

――パヤ~パッパヤァ♪

あなぁ~たのぉ~住むぅ♪

――パ~~パァ~~♪

愛~の・ほぉしぃ~を~~~~♪

なんてエキサイティング!!


グッラァ~ク♪(グッラァ~ク♪)

此処ぉ~よりぃ~永遠のぉ♪

――パヤ~パッパヤァ♪

愛~を篭ぉ・めてぇ♪

――パ~~パァ~~♪

テレェ~パシ~イ~よぉ~~~~♪

――チャチャッチャ~~ン♪

とてもエキサイティング!!――ズウウウウウウウウウウウウウウ…!!

――ジャジャジャジャン♪

――ジャジャジャジャン♪

――ジャジャジャジャン…♪



189~最終回218話迄流れたEDタイトルは『Good Luck~永遠より愛をこめて』、作詞は阿木燿子氏、作曲は和泉常寛氏、編曲は水谷公生氏、歌ってるのは南翔子氏。

壮大な歌詞内容が、不思議と『うる星』に合ってる様な気がしないでもない。
映像は南家こうじ氏担当…色鉛筆で手描きしたと言う、円の中のアニメーションが凄いと思う。
これもユーチューブに有ったので、参考にどうぞ。(最後に在ります…音が出るので注意)(→http://www.youtube.com/watch?v=KTElgYUQtD4)


前回に引き続き、アニメうる星に関わったスタッフさんを勝手に紹介。
題して『この方に注目!~作画&声優編~』って事で…選んだ基準は独断と偏見です。(笑)



【作画】

・高橋資祐氏…ぴえろシリーズで絵コンテ、原画、作監を担当。「どうたく飛び」とファンから称された、ラムの滑らかな飛行アクションは、誰にも真似出来ない技。監督曰く「放映当初、唯一の武器は高橋氏だけだった」。キャラの動きで勝負する、真のアニメーターと言えましょう。タレ目が特徴。代表作を1本挙げるなら『ダーリンを奪え!コピー作戦!!』。

・青嶋克己氏…ぴえろシリーズ初期で原画を担当。映画『オンリーユー』中盤の作監も担当し、美麗な作画でファンを魅了した。つり目で等身の良いキャラが特徴。代表作は『目ざめれば悪夢』。

・遠藤麻未氏…ぴえろシリーズで長らく作監を担当。丁寧かつ綺麗にキャラ修正を入れられる方で、作画が極めて不自由してた放映当初、ファンから「女神」と讃えられていた。代表作は『ダーリンが死んじゃう!?』。後に『らんま』でも作監を担当。

・平野俊弘氏…ぴえろシリーズ初期で原画、『マクロス』を経た後、作監としてカムバック。描いた絵は最早うる星から掛け離れたマクロス顔だったが、他アニメーターさんも似たり寄ったりの掛け離れ具合だったんで、批判される事無く受容れられた。(笑)代表作は『惑星教師CAO-2の復讐』。

・山下将仁氏…ぴえろシリーズで原画担当。パースを強調したスピーディーかつダイナミックな作画でアニメ界に旋風を起し、若干十代で押井氏に才能を見込まれる。代表作は『クチナシより愛をこめて』のあたる激走シーン、『ビューティフルドリーマー』での夜の校内捜索シーン。映画『オンリーユー』では原画だけでなくメカデザインまで請負った。


・西島克彦氏…ぴえろ~ディーン時代に渡って主に原画を担当。緻密にして大胆。肉感的な女性キャラを描く事で、ファンから絶大な人気を博した。何でもうる星が描きたくて、自分から売り込んだそうな。色々と逸話の多い名物アニメーターさんである。その一部を下記に紹介すると――

「くっそーやりてーよ事件」…ぴえろからディーンに制作スタジオが変更になった際、氏はスタジオ・ライブで『バイファム』の原画を描き評判を呼んでいたが、うる星がどうしても描きたかった為、ディーンに電撃移籍したそうな。…正に「我が人生うる星と共に」である。(笑)

「ゴ○○リ餓死事件」…上京してアニメーターになったが、食うのも困る程のド貧乏生活、遂には同居していたゴ○○リが、耐えられず餓死してしまったらしい。…でも独り暮らしのアニメーターは、大抵これくらい貧乏なんですよ。お蔭で辞めてく人が多く…実は今、深刻なアニメーター不足に陥ってるのです。(この件については、その内語る予定)

「営業妨害だ事件」…苦節○年、オリジナルアニメ映画『プロジェクトA子』を監督するまでに上り詰めた氏は、公開前に某アニメ雑誌で「最近のアニメは考え込ませるようなものが多い。宮崎さんや押井さんが作らないようなものを作りたい」と発言。

それを聞いた宮崎氏は、同じ頃公開予定だった『ラピュタ』製作会見の席上で、「セーラー服が機関銃撃って走り回る様なアニメを作っていてはダメ。僕や押井君が作らないものを作ると言うが、志が低すぎる」と反論した。

西島氏だけに宛てたメッセージではなかったろうが、正にセーラー服着た女子高生が主役の映画を制作していた西島氏は、この発言に対し「営業妨害だ!!」と叫んだとか叫ばなかったとか。(確かに)(笑)

後に両者の軋轢は、西島氏の師匠だった芦田豊雄氏にネタにされ、ファンの間でもコントに使われた。

「セーラー服が機関銃撃って走り回ってるアニメ作ってちゃダメなんです!!ダメなんです!!ダメなんです!!(←エコー)」
「営業妨害だ…!!!」

数年後、セーラー服が戦隊組んで飛び回るアニメ『セーラームーン』が、日本アニメ界を一時期牛耳ったのは、壮大な皮肉だったと思う…。(笑)

話を戻して――監督職に就くようになっても、うる星映画『完結編』原画に参加したりと、最後までうる星を愛してくれたアニメーターとして、ファンにとっては忘れられない方。代表作は『太陽がいっぱい浮気がいっぱい』の前半、映画『リメンバー・マイ・ラブ』のOP&ED&ハーレムシーン、等々。


・遊佐和重氏…ぴえろシリーズで原画担当。巧い作監さんに当らなかった為、あまり注目されずに終った可哀想な方。人物のスムーズな動かし方が印象に残ってます。代表作は『どきどきサマーデート』でのラムのローラースケートシーン。

・遠藤裕一氏…ぴえろ~ディーン時代に渡って作監、原画を担当。映画『オンリーユー』で冒頭~地球脱出迄のシーンを手掛けた際、クセの強い絵な為一部ファンから批判を浴びたが、技術的には丁寧で巧い人だったと思う。代表作は『ミス雪の女王キッスを奪え!』。後に『ママは小学4年生(1992年放映)』の作監を担当、その頃には絵がすっかり可愛く変ってて驚いた。

・山崎和男氏…またの名を「やまざきかずお」。ぴえろ時代は絵コンテ、演出、作監、原画と、さながら「代打俺!」な古田選手の如きマルチ活躍。緻密な作画、映像美を追求する演出が評判を呼びました。代表作『君去りし後』等、氏が担当した回は皆傑作の呼び声が高いです。映画『ビューティフル・ドリーマー』ではキャラデザ&作監に当り、腕前を遺憾無く発揮されてました。しかし制作スタジオがディーンに変更、押井氏に代りCD(総監督)就任してからは、監督業をこなすだけで手一杯だったのか、氏らしい映像美の追求が見られなくなったのは残念。監督になってから評判を頗る落としてしまったあたり、正に古田っぽいよな~と気の毒に感じる。…『演出』組の中で紹介しようか悩んだのですが、自分はこの方の絵が好きだったもので、『作画』組に入れさせて戴きました。

・森山雄治氏…他「もとやまゆうじ」、「砂川則博」、「西宝壌土」等、沢山のペンネームを持ってる方。ぴえろ~ディーン時代に渡って原画、作監を主に担当。映画『ビューティフルドリーマー』では小道具設定&作監、『リメンバー・マイ・ラブ』では総作監を務められた。氏の描く丸っこい目をしたラムちゃんは、ファンの間で『森山ラム』と称され、原作絵とは別個の人気を博するまでに育ったのです。後期うる星のキャラデザは、むしろこの方の絵が基本にされてた感が強い。(笑)代表作は『大恐怖!おユキついに怒る!!』。1990年代前半迄は美少女を描く機会のが多かった様だけど、現在は『幻想魔伝 最遊記(2000年放映)』の様な、美少年アニメ作品のキャラデザ・作監を引受ける事も多くなってるみたい。

・林隆文氏…ぴえろ~ディーン時代に渡って原画、作監を担当。独特に崩れた絵はファンから「手抜き」と揶揄されたりしたが、妙な味わいを感じさせてくれました。…テンの顔が物凄く潰れるから、氏が描いたと直ぐに判るのよ。(笑)代表作は『面堂家サマークリスマス』…『ラムとあたる・二人だけの夜』での瞬間スターウォーズパロも忘れ難い。

・加藤鏡子氏…ディーン時代に作監を担当。少女漫画っぽい可愛い絵が特徴の方。代表作は『謎の坊さん登場!鐘つきバトルロイヤル』。『マジカルエミ』等、ぴえろ魔女っ子アニメの作監としても有名であった。

・土器手司氏…主にディーン時代、原画と作監を担当。『巨神ゴーグ(1984年放映)』で監督安彦良和氏に認められ、唯一自分と肩を並べて作監に就く事を許された程の腕前。氏の描くラムちゃんは、森山雄治氏の描くそれと並んでファンから絶大な人気を呼び、『土器手ラム』と称されました。代表作は『ダーリンのやさしさが好きだっちゃ…』。映画『リメンバー・マイ・ラブ』、『ラム・ザ・フォーエバー』では作監を担当。同じ頃放映されたアニメ『ダーティペア』で、初のキャラデザを担当し、うる星に引き続き女性キャラのセクシー&可愛さが大評判となりました。

・高木弘樹氏…主にディーン時代、原画を担当。『クリィミーマミ』に参加してた頃から描いてた八重歯顔が可愛く特徴的で、ファンに人気が高い。うる星より魔女っ子アニメの方で知られてるアニメーターかと。代表作は『夢の中へ!ダーリン争奪バトルロイヤル』でのラム戦闘シーン。

・河南正昭氏…主にディーン時代、原画や作監で活躍。作画が哀しい程落込んだ終盤、頑張って修正に励んで下さった救世主。うる星の頃はちょっと角ばった目が特徴的だったけど、『めぞん』以降(キャラデザが変更した事も有って)アダルティで大人しい絵に変化、そのままの画風で『美味しんぼ』のキャラデザ&作監も担当した為、『美味しんぼ』が何となく『めぞん』の延長に思えたのは、私だけではない筈。(笑)代表作は『大魔人現る!ラムの危険なお買物!?』。

・中嶋敦子氏…実はぴえろ時代から動画を担当して居られたが、頭角を現したのはディーン時代。作品終盤、原画描きから遂に作監まで上り詰めた後、引き続き『めぞん』で作監、『らんま』でキャラデザ&作監を担当。『逮捕しちゃうぞ(OVA版は1994年)』でもキャラデザ&作監を務め、一躍人気アニメーターに躍り出た。線が多く艶っぽい絵で人気が高い。代表作は『早く来てダーリン!ラムの危険な結婚話』。

・高田明美氏…放送開始よりキャラクターデザインを務め、女性らしい色気の香るうる星キャラを設定。…なのにちっとも設定通りに描いて貰えなかったという可哀想な方。(笑)ラムの髪を緑に指定する等、色彩のセンスに定評が有る。他うる星以外でキャラデザを担当した作品は、『クリィミーマミ』、『オレンジロード』、『パトレイバー』等。


【背景】

・新井寅雄氏…『少年サンデーグラフィックスうる星やつら3』で公開したラムの母星「うる星」のイメージイラスト等で、TVうる星美術監督の中では多分最もファンに知られてる方じゃないかと。氏の描いたイラストによると、ラムの星では太陽が3つ在るらしく、この設定は原作でも活かされた。(しかし引力のバランス等、大丈夫なのだろうか…?)担当した他作品は『ミンキーモモ』等。SFやファンタジー絵が得意に感じられる。


【声優】

・古川登志夫氏…諸星あたる役を担当。当初ファンから「キャラに合ってない」と非難されて試行錯誤。見事にあの「あたる笑い」を完成させた方。今や軽薄キャラを演じさせたら第一人者と評判。現在『ワンピース』で氏が演じてる「エース」は、原作での出番が少なく、特に軽薄と設定されてなかったにも関わらず、ワンピ二次創作界では「軽薄」っぽく設定される事が多い…声のイメージって恐いですね~。(笑)

・平野文氏…ラム役を担当。色っぽくも健康的な声が如何にも「ラムちゃん」。発掘された斯波氏は本当に偉いと思う。…ただ初めて演じたキャラが有名になってしまった為、何時までもラムのイメージで見られてしまったのは、当人にとって可哀想だったなと。現在は魚河岸のプリンセス。

・永井一郎氏…チェリーこと錯乱坊役。爺キャラを演じさせたらピカイチ。日本で『サザエさん』の波平さん声を知らない人は少ないでしょう。酸いも甘いも知り尽くした様な枯れた味わい、哲学すら感じさせる演技で、お茶の間のお婆ちゃんもイチコロと評判。(かどうかは知らないが)

・神谷明氏…面堂終太郎役。それ以前は吠えるロボットアニメヒーローを演じる事が多かったが、面堂以降はギャグ役をかなり多く演じる様になった。ファン曰く「面堂でぶち切れ、『キン肉マン』で爆裂した」そうな。(笑)ギャグからシリアスまで多彩な演技を魅せて下さる。他代表キャラは『名探偵コナン』の毛利小五郎。

・島津冴子氏…三宅しのぶ役。今で言えば「林原めぐみ氏」の様な、アイドル声優的存在だった方。業界で有名な美人だった為、演じたキャラとは別に人気を博してたのです。清純派乙女~迫力女王様まで芸域が兎に角広い。他代表キャラは『ダーティペア』のユリ。

・千葉繁氏…メガネ役。マイクに向って長台詞&シャウト。息をするのを忘れて窒息死しかけたりと、逸話の多い声優さん。(笑)原作では出番の無いキャラ『メガネ』がレギュラーに化けたのは、偏に氏のアドリブ効いた演技と押井氏の演出力有っての事。(それと音響監督斯波氏の演技指導の賜物)他代表キャラは……挙げてたら切が無いですが、今放映中の作品からって事で、『ワンピース』のバギー船長。

・田中真弓氏…藤波竜之介役。男っぽい様な女っぽい様な、中性的な声で評判を呼んだ名優。思い起すに竜之介の口癖も「すげェな~~!!」だった…歴史は繰り返すらしい。(笑)他代表キャラは、『ワンピース』の麦藁ルフィ。

・(故)井上瑤氏…初代ランちゃん役。小宮氏には悪いが、やはりランちゃん役と言えばこの方。映画『完結編』で、ゲストのカルラ役として戻って来られた時は、それだけに複雑に感じたり。ぶりっ子からの凄まじい変貌は、とても同一人物が演じてるとは思えなかったです。他代表キャラは『ガンダム』のセイラさん。真惜しい人を亡くした…。(涙)

・池水通洋氏…温泉マーク先生役。渋い低音声は聴く人に説得力を感じさせる…映画『ビューティフル・ドリーマー』での演技は、正にそれを実証付けているかと。他代表キャラは『パトレイバー』の太田功、ビデオ版冒頭のナレーションも氏がやってます。

・鷲尾真知子氏…サクラさん役。声優よりも本来は俳優業で有名な方。近年ではTVドラマ『大奥』で奥女中三人組の内の1人を演じたそうな。放映当初、高音でサクラさんを演じていたが、ファンから批判を浴びた事で、段々と低音に変えて行った…途中で演技を変えられるなんて、凄いと思う。

・緒方賢一氏…あたるの父役。ちょっと情けない感じの親父を演じさせたら、並ぶ者は居ないと思う。アドリブが多く、よく共演してる声優さんを笑わせ、演技が出来ない状態に追い込むとか。(笑)他代表キャラは『らんま』の早乙女玄馬。

・佐久間なつみ氏…あたるの母役。生活感溢れる演技が如何にも「母親」らしかった。「産むんじゃなかった…!」なる名台詞が記憶に残ってます。(笑)…最近はあまし役を演じる機会が少ないのは残念。


…この他にも紹介したい方は多いのですが…字数の問題からいいかげん諦めます。(笑)




(参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』等。



【私信】

かるらさん…ナミ誕企画公開終了のお知らせ、有難う御座いました。(返信メルも、ちゃんと届いてますです)
       今年の長編連載は本当に凄かった…楽しませて貰いました♪
       今から『蜜柑狩'08』に期待しておりますんで!
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