瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

08年10月、ハウステンボスと秋の空 その14

2009年01月20日 20時40分41秒 | ハウステンボス秋の旅行記
09年冬の最中に、去年秋の旅行記を書いて参りましたが、それも今回で〆で御座います。
という訳で前回の続きで、ラストフォール!



美術館を出た後まだ時間が残ってたので、コテージに戻りチェックアウト迄ゴロゴロしてました。
長ソファに寝転がって紅茶を飲んだり珈琲を飲んだり、そうしてる内に13時が来たので仕方なく出発。
さらばフォレストヴィラ、独りで泊る事が出来ない場所だから、また暫く来れない気がする。



↑そういや去年夏に探し回ってた「オレンジの庭」を発見しました。
残念ながらオレンジは生ってなかったですけど。
てゆーか「オレンジの庭」に成長するまで、大分かかりそうですな。(笑)

その後母と待合わせしていた「おもやい」で昼御飯食べ、再び別行動取る事にして、私はホテル・ヨーロッパの「アンカーズラウンジ」へ向いました。
ハウステンボスを離れる前に此処へ寄るのは、すっかり習慣化している。
マリンターミナルから距離が近く、時間を優雅に潰せる絶好の店なのです。
それにこの頃「ベルばら」絡みで、此処では特別なデザートを提供していた。
窓際席に案内された私は、メニューを見る事無く、そのデザートを注文。(↑)



↑デザート前に紅茶が用意される。
此処の紅茶用ミルクは温めた上に泡立ててあるのが嬉しい。
砂糖は白のストーンシュガーです。



↑紅茶はティーポットで3杯分入ってました。



↑暫くして店員さんがフランベの仕度を整え、目の前で調理し始めました。
先ずはバターをフライパンで溶かします。



↑バターの良い匂いが辺りに漂ったら、生のブルーベリーをたっぷり入れましょう。



↑そしたらお砂糖を振り掛けて炒めます。



↑此処からがポイントですよ、良く御注目下さいね。



↑ブルーベリーのリキュールを火で温め、加えましたら勢い良く炎が――立ち昇ったのですが、逆光の為撮影出来ませんでした。(汗)



↑まぁ兎も角こんな風にアルコールを飛ばし、炒めて作るのがフランベなのですよ。



↑フレッシュソースを作り終えましたら、ホテルのシェフ特製ブリオッシュの上によそります。



↑ホテル特製「フロマージュブラン(チーズアイス)」を盛り付け、ハーブで飾りましたら出来上がり。
温かいソースと冷たいアイスのコラボレーションを、存分にお召し上がり下さい。

ブリオッシュは中にカスタードクリームが入ってて、それだけで食べるとかなり甘かったです。
チーズアイスもこってり濃厚な味わい、だけどブルーベリーのソースが酸っぱいから、合せて食べるとバランスが取れて美味しかったです。

んでこれが何故「ベルばら」絡みかと言うと…「パンが無いなら、お菓子を食べればいいでしょう」という、マリーの有名な台詞が有りますよね。
あの台詞で指す「お菓子」とは「ブリオッシュ」の事なんだそうで。
ブリオッシュはマリーの好物として世間に知られてたんですな。
実際にはこんな発言マリーはしてないらしい…しかし「あの女なら言いそう」とフランス市民には信じられてしまった。
確かに派手好みだったらしいけど、貧しい民の為に寄付を募ったり、根は好い人な印象を持てなくもない。
それでも悪い意味で目立っちゃう存在って居る訳で、マリーは不運にもそういうタイプの人だったのでしょう。

このブリオッシュのフランベは期間終了という事で、現在は店のメニューに入っておりません。
毎度そんなんばっか紹介して申し訳無いですが(汗)、「季節の果物のフランベ」を楽しむ事は出来ますので、興味を持たれた方はまったりさんのブログを御覧下さい。
優雅に楽しむデザートなんで、注文するなら2時間は余裕持ちましょう。
急いでる時に注文すると、かなりハラハラしますよ。(笑)

ラウンジを出ても未だ余裕が有ったので、今度はフォレストガーデンまで散歩しに行きました。



↑この硝子張りの建物が、食事会場「トロティネ」の在る、ウェルネスセンターです。



↑「アートガーデン」を「東の園」に譬えるなら、「フォレストガーデン」は「西の園」に譬えられると思う。



↑これも場内西に位置するって意味じゃなく、夕陽が沈む側に在るからそう言ったんですよ。
朝方も良いけど、此処は夕方散歩する事をお勧めします。
湖に映る夕陽が、この上なく美しいのですよ。
この頃は未だ日が暮れるのが遅く、沈むまで観ていられなかったんですけどね。(笑)

散歩後、マリンターミナルで母と待ち合せ、17時に高速船乗って出港。
沈む夕陽は船の窓から眺めました。



↑約1時間後長崎空港到着、暫く振りに訪れた母は、土産売場が変ってる事に驚いていた。
以前ハウステンボス土産の売場は奥だったが、現在はエスカレーター昇って直ぐの所に在る。
余談だがレストラン「エアポート」の鯛茶漬けがメニューから消えてて悲しかった…。

帰りの空の旅は突然シートベルト着用のサインが出たりして何だか不穏だった。
しかしこの時の体験なぞ言うなれば前哨戦…真の恐怖は次回の帰りの時に起きたのだった。



無駄に伏線張りつつ【完】。

…けど明日から今度は去年12月の時のハウステンボス旅行記を書いて行きますんで。(笑)
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その13

2009年01月19日 20時38分59秒 | ハウステンボス秋の旅行記
漸く終る目処がつきました。
多分今回入れて2回…予告した所で前回の続きで、「薔薇」編で御座います。



私らが申し込んだパック旅行には、連泊特典として「ハウステンボス~のバスツアー」が付いている。
それを使って母は最終日の朝、「九十九島へのバスツアー」に参加。(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/08/99/bustour/index.html)
旅立つ前に荷物は宅急便で自宅へ送る。
何時もの事ながら母はランガダイクに通い詰め、何時もの事ながら土産を山と買っていたのだ。
主婦はこれだから…って自分も会社への土産を頼んだ口なので、あんま文句言えないんですけど。(笑)

フォレストヴィラに宿泊してる場合、フロントはホテル・ヨーロッパになるのだが、はっきり行って遠い。
段ボール1箱分にもなる土産を、そこまで持ってくのは、かなりの骨だろう。
そういう場合フロントに電話すれば、車で迎えに来てくれるので大丈夫。
てゆーかチェックアウト時はフロントに電話すれば、車で迎えに来てくれるのだ。
私はバスツアーに参加する気無かったので、チェックアウト時間の13時迄コテージに残る事に。(13時迄というのはファミリエ会員限定のサービス)

実際にはパレス・ハウステンボスまで散歩しに行ったんですけどね。



↑最近フォレストガーデン~パレス迄直通ルートが敷かれた為、フォレストヴィラ宿泊者にとってはアクセスが楽になりましてな。
あのパレスへの坂道をゆっくり上るのも風情が有って宜しいのだが、旅の終りが近付くと流石に足が疲れて来るので…。(汗)



↑フォレストガーデン~の直通ルートを抜けると、そこは秘密の花園をイメージして造られたローズガーデン。



↑中央には幼いヘラクレス像が飾られた噴水が在ります。
夏観ると涼しそうだが、冬観ると冷たそうに思える。



↑庭園に咲く薔薇は丁度盛りでした。



↑美しさは、罪~~♪



↑微笑さえ、罪~~♪



↑黒い薔薇の~花♪(黄色いけど)



↑棘が有る様~に♪



↑優しく包み込んで行~くぅ~~~~~……♪



↑いや前回は「ベルばら」歌ったもんで。(笑)
しかし美術館で開催してたイベント考えると、今回こそ「ベルばら」歌うべきだったかもしれん。



↑開園時間の9時を告げるカロヨンが鳴ったので、薔薇園を出てパレス美術館に向いました。



↑美術館はパレス正面向って右側になる。
開館時間は大抵の場合9時~18時(入館は17時迄)、パレス内へはパスポートで入れるけど、美術館は別途200円かかります。
パスポート無だと500円…それでも美術館って事考えると安いと思うけどね。



↑ちなみにローズガーデンと対称な位置に在った迷路は無くなりました。(涙)
今はこんな風に花のゲートをこしらえる準備を整えているらしい。
多分蔓薔薇を絡める予定で、今年の初夏頃観たら綺麗なんじゃなかろうか。



↑10月中旬とはいえ葉は未だ夏の様に青々としてました。



↑少しだけ紅葉してる箇所も在ったけど…紅葉狩りを楽しむなら11月~12月初旬位でしょう。



↑ベンチが点在するパレス前庭は、憩うのに最適な場所です。

私が行った頃パレス美術館では、「永遠のベルサイユのばら展」を開催してました。
説明の必要も無いでしょうが「ベルサイユのばら」とは、1972年21号~1973年迄「週刊マーガレット」で連載してた、池田理代子氏作の少女漫画で御座います。
男装の麗人オスカルとフランス女王マリー・アントワネット、2人のヒロインを軸にフランス革命前後のドラマを描いた大ヒット作品。
しかして実は私、今迄きちんと読んだ事無くて…アニメは何度目かの再放送で、観たりした覚え有るんですけどね。(汗)
で、今回初めて美術館で300点の原画を目にしたという。
漫画の原画ですから殆ど話になってて続いてる訳ですよ。
つい読み込んじゃって、頁が飛んだりすると、間が気になって仕方ない。(笑)
脳内ミッシングリンクを埋める為には、原作単行本を読むしかないだろうか…。
ところで原作は割とギャグが鏤められてて砕けた内容だったのですね。
アニメのお陰で何となくハード劇画のイメージを持ってしまってました。(笑)

目玉として「オスカルが生涯ただ1度だけ纏ったドレス」が2階フロアに再現展示されてました。
これは池田氏曰くオスカルの婚礼衣裳をイメージして描いたらしい。
成る程だから純白なのか。
そんでオスカルの体のサイズも側に公表されてたり。
身長178cm、B87、W63だそうな…案外グラマーだったのですね、オスカル様。(失礼)
あ、ヒップサイズは何故か明かされてませんでした。

1階に在るパレスショップでは、ベルばらグッズが販売されてました。
数万する壷や皿まで売られてたけど、ファンなら買うんだろうなぁ。



↑美術館を出た後、パレス後庭を散歩。
既にこちらもクリスマスの準備を着々と整えていました。



【続】
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その12

2009年01月18日 14時50分28秒 | ハウステンボス秋の旅行記
前回の続きで今回もガーデンコンテスト出展作品の紹介です。
何時の間にやら予定してた10回を過ぎましたが、もちょっとだけ続く事をお許し下さい。(汗)



出展作品の中で自分が最も気に入ったのは、この作品№4「healing kitchen garden」だったり。↑
昔この広場に在ったフラワーハウスや、「ミッフィーのお家」を思い出しちゃってねー…。(遠い目)



↑そんな理由から角度を変えて何枚も写真を撮って回ったり。
小さな庭に植わってるのは姫林檎の木等々、タイトル通り観ていて癒される作品です。



↑やっぱ三角屋根の家ってメルヘンしてて可愛い。



↑ドアまで続く煉瓦の道も素敵、子供がチョロチョロ寄って来ては、中を覗いてました。
ミッフィーのお家よろしく、中に入れたら尚良かったかも。

数年前迄アレキサンダー広場は、普段からこんな風に、小さな庭が点々と散らばってたのですよ。
中に入って遊べるログハウスも造られてて、子供達に人気が高かったのです。
残念ながら維持管理が大変だからか現在は撤去され、イベント期間中しか設置されなくなりました。
かつては緑に溢れてた広場が殺風景なのは、かなり寂しい。
まぁその分他の場所に沢山綺麗な庭園造られたけど。
元から在った物が無くなるのは、やっぱ寂しくて切ないよ。
それでなくともアレキサンダー広場って、だだっ広い場所だからねえ。(汗)
せめてミッフィーちゃんのお家くらいは復活出来ないものだろうか?
新しく造られたアートガーデンは見事だったけど、子供が遊び難い場所に思えなくもなかったので。



↑作品№5、「fore time garden」。
この作品もちまちまと色んな物が散らばってて楽しかった。



↑井戸が在ったり、



↑収穫した野菜が転がってたり、



↑一昔前の農家の家を潜る気分になりました。
そういうコンセプトで造ったのでしょうが。



↑作品№6、「我が家のビオガーデン」。



↑流し台に似た形の噴水が個性的です。
念の為言っとくと後ろの緑のパラソルは作品の一部ではありません。
けど不思議とナイスに溶け込んで見えますな。(笑)



↑作品№7「秋の収穫祭~薫りと実りのスローライフを楽しもう~」。
出展作品中最長のタイトルに、制作者の強い拘りが窺えます。



↑タイトル通り様々な収穫物が溢れてますね。
どうやら今年は豊作みたいです。



↑ゴロンと転がった巨大南瓜に秋を感じる。
ベストマッチシーズン賞を差し上げたい。



↑作品№8、「裸足の庭」。
滑々とした円形の庭は確かに裸足で歩きたくなります。



↑作品中軸の噴水が涼しげな印象を与えてくれました。

…なぞと審査員ノリで偉そうに語ってしまって失礼。(笑)

春秋はやっぱり花が溢れて華やかだなぁと感じたです。
ただ此処へ初めて観光に訪れた人が、こんな感想を漏らしたのを耳にしましてな。

「あちこち観て廻って疲れた。もう2度と来たくない」

ハウステンボスは兎に角広い…なのに花を各所に点在させて、全て観て廻らせたら、疲れて嫌になる人も居るだろう。
大抵の場合初めて来る人は、長く滞在しても1泊2日だろう。
それで尚更駆けずり廻って、結果疲れちゃったと言う人をよく見掛ける。
花って綺麗に観られる天気や時間等、割と限定される気がするんだ。
運悪く雨天の日に訪れた人は、その時点で目的見失っちゃうかもしれない。
やっぱ花は曇天の下で観るより、好天の下で観たいと思うのが人情だろうしさ。

個人的な考えだけど、ハウステンボスに初めて来るなら、クリスマスシーズンが良いだろうと。
冬が1番天候落ち着くし、多少降ったとしても花と違って、イルミネーションは天気を選ばない。
雨の日のがむしろ綺麗に映えるくらいですよ。
時間は限定されても、冬の夜は長いですから、ゆっくり観て廻れるでしょう。
ハウステンボスのイルミネーションは、他ではちょっと観られない特殊な物ばかりだし。
自分が独自にリサーチした限りでは、クリスマスシーズンに行って、嵌った人が最も多いんですよ。(笑)

それでも花が観たくて春夏秋に初めて訪れようと言う人は、場内バスツアーを利用するのが無難だと思う。
慣れない内は観方に苦労する場所なんですよ、ハウステンボスは。(笑)
元から全て廻ろうとせず、のんびり行動する人は、最初から気に入るでしょうが。
結局何が言いたいかっつうと、花に頼り過ぎるのも危険じゃないかってぇ事です。
冬は花が少なく寂しくて、結果観る場所が自然と絞られるから、初心者向きな季節に思えるのだ。

閑話休題、旅に話を戻しましょう。(汗)
前回展望台から眺めたら、スタッドハウスの前で何か作業をしている様子が見えたでしょう?



↑実はクリスマスに備えて、おじさん達がクリスマスツリーをこさえていたのです。
これは「メモリアル(ラブ)ツリー」と呼ばれる物で、「ラブツリーオーナメント」と言う小さなハートを繋ぎ、形作られた名物クリスマスツリー。
「ラブツリーオーナメント」は商品として販売されており、買ったお客さんは願いを書いてツリーに吊るして貰う。
そうすれば願いが叶うんだとか…所謂短冊ですね。
ブラックライトで光る仕掛けになってる為、夜は薄ぼんやり光って見えます。



↑繋ぎ終えたらスタッドハウスの屋根の天辺から吊るして完成。



↑これは次の日に撮った写真。
10月中旬には既にクリスマスの準備をしていたんですねー。



【続】
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その11

2009年01月17日 17時03分31秒 | ハウステンボス秋の旅行記
前回の続きで毎度花のアルバムで御座い。
ぶっちゃけ花がメインだと、語れる事って少ない。
普段の様に長々説明書くと野暮な気がしちゃうんだ。(汗)
「考えちゃいけない!感じるんだ!!」ってな風で1つ宜しく。



秋、ハウステンボスは「花の芸術祭」を開催。
場内数箇所に花で描いた芸術作品を設置、宣伝文句通りに「天井の無い美術館」となる。
中でも運河に浮ぶ花絵画は、多分此処位でしかお目にかかれないかと。↑
このイベントの為にハウステンボスが開発した、水に浮ぶ特別製の煉瓦を土台にして造り上げてるそうな。
今回の「花の運河」の主題は少女、世間で知られる有名な少女絵を、モデルに選んでいました。

それではお観せしよう、この年ハウステンボスが世に送った、名画の数々を!



↑先ず紹介するのはこちら!…って誰の何て作品か判りますかね?



↑側に在った解説文によると、ベルト・モリゾ作「湖のほとり」らしい。
教えられて離れた所から再び見直すと……段々、段々、見えて来る様になる。
こう書くと新聞なんかに載ってる目のクイズみたいだが。(笑)



↑こっちは直ぐに判った、ルノアール作「読書をする少女」。



↑これも直ぐに判った、カミーユ・ピサロ作「羊飼いの娘」。
「小枝を持つ少女」や「座る農家の娘」のタイトルでも知られてたり。

前回観た浮世絵の時も感じたけど、この手のイベントで表現する場合、輪郭のはっきりした人物絵の方が向いてますな。
淡い色で塗られた風景画を表現するのは、かなり難しい気がするですよ。
それでも良くぞ造ったと感心してしまう…制作陣に惜しみない拍手を!

ブランク空いた時も在ったけど、「花の運河」は此処の名物秋イベントとして、知られて来た気がする。
てゆーかそうなって欲しいなと思う。
制作~設置まで金も手間も相当懸かるんでしょうが、「光の街」同様他の場所では観られない物ですから、息の長いイベントに育てて欲しいです。



↑「花の運河」の開催期間中、この様な見晴台が設置される。
この上に登って観れば確かに判り易い…為、昼間は代わる代わる人が登ってました。
落ち着いて観るなら、やっぱ朝の内が良いでしょう。
そう考えて早朝観に行ったら、蜘蛛の巣が張っていた。
一夜であげな芸術的網を織り上げる蜘蛛は凄い。
そう言えばフォレストガーデンに植わる木も、朝見たら蜘蛛の巣だらけだった。
知らずに自転車で通り過ぎたら引っ掛けちゃって、苦心の作を壊してしまったのは申し訳無く。(汗)
感心したのは外灯の周りに張ってあった事、あれって飛んで火に入る虫狙いで、張り巡らした物なのだろうか?
だとしたら蜘蛛って頭良いなぁ。

自論だが「花の運河」を綺麗に観られる時間帯は、日中陽が最も高く昇る正午頃じゃないかと。
夜は論外だし、早朝や昼下がり以降は周りの建物のせいで陰になっちゃうんだ。
結構観る時間が限定される作品かもしれない。



↑絵画と共にテディベアのトピアリーも飾ってあった。
そういや今年の春、ナイアンローデ城前の熊花壇が復活しそうですね。(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/tulip/)
もしもそうなら嬉しい、やっぱりあそこに花壇が無くちゃ寂しいですよ。



↑これは場内中心に建つスタッドハウス壁面に飾られた「花の壁画」。
最早説明の必要も無い名画、ミレー作「落穂拾い」で御座います。
実際に観たら作品の巨大さに驚かされますよ。
今回展示してあった作品の内で、自分は最も気に入りました。
良くぞ此処まで再現したと感心してしまう。



↑ビネンスタッド地区に在るショッピングアーケード、「パサージュ」の中にも花で描いた絵が飾られてました。
1枚は同じくミレー作「落穂拾い」。



↑もう1枚はモネ作「日傘を差す女」。

モネは同じモチーフで何枚か絵を描いていて、これはバックに少年が立ってない点を見るに、1885年44歳に描いた作品を選んだのかなぁと。
モネが10年前に描いた同じモチーフの絵には、バックに少年(子のジャン)が立ってるんですよ。(そっちの方が多分有名)
前作の中心モデルは奥さんだったのだけど、後作はアリス(モネのパトロンだったエルネスト・オシュデの妻)の子供シュザンヌがモデルだとか。
前作でモデルにした奥さん「カミーユ」は、既にこの頃亡くなってしまってた為、代りに彼女をモデルにしたんでしょう。



↑アレキサンダー広場を埋め尽くす花畑。
一見するとそんな風に見えるだけだけど、実はこれも花で描かれた絵画だったり。



↑展望台に昇って観てみると…そう、ゴッホ作「ひまわり」だったのです。
「ひまわり」の絵をひまわり以外の花で造る点が粋ですね。(笑)
所で視線を右にズラすと、スタッドハウスの前で何か作業してるのが、お判り頂けるだろうか?
何の作業をしてるかは次回に発表致します。
まぁ見れば何となく勘付かれるでしょうが。(笑)



↑前回紹介したアートガーデンの全体像も見渡せる。
その広大さが良く判るでしょう。

去年10月は此処で「国際ボタニカルガーデンフェア」が開催された事から、例年以上に場内花盛りの印象を持てました。
「ボタニカル」ってのは…私も上手く説明出来ないんですが(汗)、「自然の恵みを取り入れた暮らし」を指す言葉らしい。
少なくともハウステンボスは、そういう意味で提言してる気がします。(→http://www.huistenbosch.co.jp/abouthtb/botanical/)
現在ハウステンボスは「ボタニカルリゾート」を謳い、各地に働き掛けてる訳ですよ。

フェアのイベントの一環として「ガーデンコンテスト」を開催、参加作品は期間限定でアレキサンダー広場にて披露されました。



↑作品№1、「エコライフ・ガーデン」。



↑小さな池と切り株で造った段々が特徴的。



↑切り株の段々を足で踏んで中へ入ってもOKらしい。
飾られたジョウロが生活感醸してて、作品名に似合った物に思えました。



↑作品№2、「クリエイティブガーデン~ふれあいの庭~」。
麦藁帽子が良いアクセントになってて、作品テーマを引き立ててる様に思えます。



↑スコップが置いてあると弄りたくなる…ひょっとしたら弄ってもOKだったかもしれんが。
全作品特に囲いがしてある訳でも無く、「手で触れちゃ駄目」と言う注意文も無かったし。
…怖いから触らなかったけど(汗)、本来のテーマを考えるに、積極的に中へ入って、壊れない程度に触れて構わなかったのかも。

なぞと考えて帰った明くる日、衝撃的な事件を目撃した。



↑「お母さん、僕の麦藁帽子、何処へ行ったんでしょうね?」

ナイスだと思った麦藁帽子が消えてしまった…!!(汗)
いやいやもしかしたら、最初から帽子は作品の一部でなかったのかも。
実は観光客の誰かが置き忘れた物だったのかも。
それか汚れたか何かして、スタッフが一時取り外したのかも。
麦藁帽子消失事件…未だに真相が気になって仕方ないのです。(汗)
(追記:その後↓の様な目撃報告を頂きました。)



↑作品№3、「さんぽの庭」。
展示された作品中最も地味だったけど、制作者の意図が最も掴める物に感じられたです。
行ったり来たり、地味に散歩して、遊んでました。(笑)

まだまだ作品は有る、続きは次回!



【続】
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その10

2009年01月16日 22時29分30秒 | ハウステンボス秋の旅行記
前回の続きで今回も「アートガーデン」の紹介編。
今回も写真中心、と言うより殆どアルバムで御座います。(笑)



「フォリー」とは庭園に用いられる「奇妙なオブジェ」を指す言葉。
そういう意味で捉えるなら、この「光と音と香りのフォリー」なぞ、正しくフォリーらしい物体。↑
ステンドグラスの蒼い薔薇からポタポタと落ちた水滴が、



↑下の仕掛けによって琴の様に澄んだ音を立てる。

このフォリー、外から見ると冷凍庫みたいな、白くて四角い奇妙な物体なんですよ。
んで近付いて入ってみると、中は狭くて薄暗い、これまた奇妙な造りの小部屋。
まぁ神秘的と表現出来なくもなく…ガーデン内で最も奇抜な場所に思えました。



↑外にはハーブの植えてあるベンチが置かれてる。
これは説明文によると、愛する2人の為の、ラブチェアらしい。
「2人同じ香りに包まれて」という訳ですね。



↑こちらは「ハーブのフォリー」。



↑中に入って座れば、様々なハーブの香りを感じられる。



↑昼は此処で休憩してる人を頻繁に見掛けました。

フォリーは全部で8つ、その内の幾つかは未完成、「アートガーデン」の真価は、後数年を経て発揮されるのだろう。
成長するガーデンこそが、ハウステンボスの目指す物なのだから。



↑ガーデンの中心に造られた「カスケードガーデン」。
真直ぐ流れる水路の長さは130mも有るそうな。
初夏は水路に沿って、薔薇が美しく咲き揃う予定との事。



↑花のボーダーラインで鮮やかに形作った「ストライプガーデン」。
上から観ると縞々模様になってるのが良く判ります。



↑起伏を活かして自然の山河を表現した「ネイチャーガーデン」。
和の情緒も感じられる綺麗な庭園なんだけど、蚊が発生し易そうだな~と少し気になった。
実際居たんですよ(汗)…トンボも飛んでるから大発生はしないだろうけど、あんまポコポコ水場を造る事には不安を覚える。



↑曲がりくねった道をテクテク歩いて花を愛でる。



↑さり気無くパッチワークになってる芝生が素晴しい。



↑道の脇に点々と咲いてた秋桜。



↑これはガーデン入口直ぐに現れる「ラビリンス」。
その名の通り花と水路で造った迷宮、と言うか迷路。
春はチューリップ、初夏は薔薇、秋はダリアが入り組んだ水路を囲む。



↑水に花を浮かべる演出が素敵。
実際にこのラビリンスを側で観たら圧倒されると思う。



↑ガーデンを取り巻く朝顔(?)のゲート。



↑本当のトコ、朝顔なのか?昼顔なのか?
花に無知な私に、誰か真実を教えて下さい。

この様に見事なアートガーデンですが、冬はやっぱり寂しい…。
観るなら春・初夏・秋…それ以外の季節は育成期間に入る。
冬もオープンはしてるけど、開店休業といった趣きだったり。
その辺り新装前とあんま変らない気がする。(笑)


【続】
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その9

2009年01月15日 21時09分18秒 | ハウステンボス秋の旅行記
毎度前回の続きで、今回はアートガーデンの紹介編。
写真が多いんで字は少なめで参ります。



元より花の美しいハウステンボスだけど、特に春秋は園内所狭しと綺麗な花が咲き乱れる。
今年は「アートガーデン」がリニューアルした事で一層華やかに思えたです。

「アートガーデン」、それはフリースラント地区に広がる、巨大な庭園。
様々な庭園様式が用いられ、多彩な景観を楽しめる造りになっている。
記事上の写真は、その「アートガーデン」入口にかかっていた看板。↑

個人的に此処は、朝行くと趣が増して感じられる。
2日目3日目と、早起きして観に行ったのです。



↑その途中で観た、朝焼けに染まる大村湾。



↑なんかワンピース3Dブックの裏表紙に似た構図だ…。
何人か座って1人が両手挙げて、空にドラゴンが飛んでれば完璧。



↑朝、水のラビリンスは、陽を反射して光輝く。



↑昼は人が大勢集まる庭園、しかし今は静寂に包まれている。



↑池に映ったドムトールン。



↑陽を浴びて朱に染まったドムトールン。



↑鰯雲の浮ぶ空に季節を感じる。



↑なだらかに続く道に秋の草花が点々と。



↑門に絡み付いてるのは朝顔?それとも昼顔?(いや昼も咲いてたんで…)



↑大輪のダリアが競う様に咲いてました。


東の園」と呼んだのは、別に園内東に在るとか言うんじゃなく、朝観ると特に綺麗だなと感じたから。
昼も綺麗だけど、午後は逆光になっちゃうんで。
朝は人も居ないし存分に撮影出来る。
何より水に反射し花が輝く光景が綺麗だなと。
そうゆう訳で私は朝を観賞タイムに推します。(笑)


庭園内はテーマ毎にコーナー分けされてます。



↑入口から入って始めのコーナーは、「フラワーコレクションフォリー」。
「フォリー」っつうのは18世紀イギリスで流行した、風景式庭園に用いられたオブジェと言うか、風変わりな物を指しての意味らしい。
此処での場合、ブースをちょっと格好良く呼んでみたってトコかなと。



↑秋はこんな、



↑こんな、



↑こんな、



↑こんな大輪のダリアが、一堂に集められていた。
春はチューリップを予定してるそうな。



↑「エディブルフラワーのフォリー」。
エディブルフラワーとは食べられる花で、そういった種類を集め、見た目にも美しく造った園だとか。



↑「ポタジェのフォリー」、フランス語で「野菜を装飾的に美しく組合せた菜園」の意味だとか。



↑成る程、葱や人参や唐辛子等が植えてありました。
兎がまっしぐらしそうです。



↑「ルドゥーテのバラのフォリー」。
ナポレオンの后ジョゼフィーヌは薔薇が大好きだったそうで、50種類もの薔薇をマルメゾン宮殿の庭に植え、集めた物を画家のルドゥーテに描かせて記録に残させたんだと。
それは現代に於いて当時の薔薇を知る貴重な資料…此処はルドゥーテが描いて残したオールドローズを集めて造る予定だそうな。



↑未だ予定なだけで、私が行った頃はこの1輪しか咲いてなかったんですけどね。(笑)
多分初夏に観に行くと綺麗でしょう。



撮って来た写真が多過ぎて、1回じゃとても紹介し切れない為、次回に【続】く。(汗)
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その8

2009年01月14日 21時27分40秒 | ハウステンボス秋の旅行記
先ずはお詫びを…その6での観光丸に関する記事で、最初「火・水のみ午前10時~の便が有る」と書きましたがあれは間違い、「火・水は10時発の便が無い」というのが本当です。
記事は既に訂正済みですが…嘘吐いてしまって御免なさい。(土下座)
考えてみりゃ稼ぎ時の土日祝に運休したりしないわな、そもそも自分が乗ったのは月曜だったっつうのに…。(汗)
更にウロウロさんから「09年4/22~8/16迄、観光丸は横浜開港150周年記念イベントに参加する為、その間ハウステンボスを留守にする」事を教えて戴いた。
何でも横浜港に来航する黒船役に抜擢されたそうな。(詳しくはこの記事の下に→http://event.yokohama150.org/event/bayside/detail9.html)
小さく「HTB」としか表示されてませんが、当日横浜にお出掛けの皆さん、その帆船はハウステンボスのシンボル船「観光丸」です。
しかとその名と雄姿を胸に刻んで下さいまし。(笑)
情報&御指摘下さったウロウロさん、どうも有難う御座いました!

といった所で前回の続き、今回はサンヴァンサン祭&ビネンスタッドについて書きましょう。



『サンヴァンサン祭』はハウステンボスの名物秋イベント。
毎年10月中旬頃、ワールドバザールでは↑の様に、サンヴァンサン祭会場が設けられる。
ワイン好きな皆様に愛されて、去年目出度くも10周年を迎えたそうな。

ちなみに「サンヴァンサン」=聖ヴァンサンは、フランスで葡萄の護り神として、信仰を集めてる伝説の御方。
特にワインの産地ブルゴーニュ地方等では、毎年1月頃に聖ヴァンサンを讃えるワイン祭を行うとか。
…いや詳しくは知らないんですけどね(汗)、こんな記事をネットで見付けたもんで。(→http://www.exwine.com/ftv/00.html)



↑約2週間、ハウステンボスには世界各地のワインが100種類以上集まります。



↑その100種類以上ものワインを、1,000円の権利証を買う事で、1日中好きなだけ試飲する事が出来るのです。(ファミリエ会員は900円)
場内ホテル宿泊者が2日目以降も参加するなら、各場内ホテルの売店で500円払って更新すればいい。
1日目は会場で買わせて、2日目以降はホテルで…というのは、ちょっと解り難く思えたけど。
願わくば会場の方で統一して欲しかったです。
てゆーか日帰りの客は続けて参加しても、割引いて貰えないんだろうか…?
こっそり言っちゃうと一昨年迄は、1回権利証買ったら期間中ずっと試飲出来たんすよ。
流石に太っ腹過ぎだと考え直したのかもしんない。



↑この銀色のスプーンみたいな物は「タートヴァン」。
スタッフに試飲を希望すると、これにワインを注いでくれる。
注ぐ量はスタッフそれぞれ違いまして、男性の方が女性と比較し、大盤振る舞い気味に思えた。
その為母は主に男性スタッフに注いで貰ってましたよ。(笑)

ふくちゃん曰く本来は試飲の為じゃなく、専ら毒見目的で生出された物らしい。
本物は銀製だから、硫黄化合物や砒素等の毒が混入されてると、化学変化による変色が起きたりして判るという…説明聞いて成る程なと感心しました。
銀のアクセサリー温泉に浸けて駄目にしたって話聞くもんねえ。
しかし現在ではハウステンボスに限らず、色んな場所で試飲用のカップに使われてるらしい。
山梨の某ワイナリーとか、使う理由は「格好良さ」からじゃないかな?
購入したタートヴァンは、記念に持ち帰れます。
家では見た目から計量カップ代りに使ってたり。(笑)



↑会場に設置された水洗い場。
一応試飲ですから、味や香りが混ざるのが嫌な人は、ここでタートヴァンを濯げる様になってる。

サンヴァンサン祭には2日間参加しました。
2日ともイベント終了1時間前の17時頃来たんですが、1時間も有れば充分沢山飲めましたよ。
後で書き込んだチェックリスト確認したら、2日で50種類近く飲んでました。
つまり1日25種類飲んでた計算になるか?
勿論100種類どころか、2,000円払ってゴールドタートヴァンを手に入れ、110種類のワインを全て飲み干した強者もいらっしゃるだろう。
会場は平日終了間際でも、大盛況で御座いました。

バザール内のステージでは、ティスティングイベントが開催。
酒好きな母が自信満々参加したけど、残念ながら外れたみたいです。(笑)



↑ドイツソーセージを売る屋台も出てた。
ドイツフェアは9月で終了したかと思ったんだが…。
火で炒めたソーセージは、確かに本場もんの味でした。
山と盛られた粒マスタードに良く合うんだ。
ワインにもぴったり、良いツマミになりました。



↑ワールドバザールだけでなく、ワイン専門店「ディオニソス」にも、会場が設置されてました。
こっちにはゴールドタートヴァンを持ってる人だけが飲める、特選高級ワイン10種類が揃えられていたです。

或る程度飲んで思ったんだけど、自分はスパークリングワインが好みらしい。
個人的に「リープフラウミルヒ」と言うドイツワインがとても気に入りました。
「聖母の乳」と呼ばれるのも解る…甘さ控え目ながら、不思議な飲み易さを感じるワインでした。
それにモスカートダスティ、マスカットジュースばりに甘いけど、やっぱ好きだ。
ワインはどちらかっつうと苦手だったんだけど、このイベントのお陰で親しみを持てる様になれたです。

タートヴァンを持ってると、ワインが定価より安く買える等、数多い特典が受けられる。
ワイン好きには見逃せない、楽しいお祭なのです♪

少量とはいえ積れば結構なアルコールを摂取する。
1日の祭終了後、ほろ酔い気分で、マルシェ・ド・パラディをうろつきました。



↑お菓子屋「へクセンハウス」は、内装の可愛さが気に入ってて、毎回ちょくちょく寄って行く。



↑酔い覚ましに「タンテ・アニー」の売店で、ジェラートを買って食べました。



↑マンゴーのジェラートです。
マンゴーの果肉がたっぷり入った、ナチュラルに甘酸っぱい美味しさ。
冷たさがワインで火照った体を冷ましてくれる。



↑それと「焼きたてスティック・クッキー」をお持ち帰り。
エダムチーズ味3本&スパイシートマト味3本のセット
側寄ると物凄く良い匂いがして、以前から気になってたんですよ。
外見のイメージも手伝って、最初フライドポテトかと思った。
食べてみたら全然甘くない、けど味はクッキーです。
特にスパイシートマトが自分は好みだ。
甘党の人には物足りないかもだけど、甘党じゃない人には気に入られると思う。



↑「ラフレシール」で8/1~発売した「ラジュードゥランジュ(レモン味)」を購入。
冷凍ケーキなんでクール宅急便で送る必要が有りますが。



↑レアタイプのチーズケーキの下には、ベイクドタイプのチーズケーキ、底にはサクッとしたタルト生地。



↑レモンの香りが爽やかで、とても美味しかったです。
プレーン味よりこっちのが、酸味が強い分私は好きだなぁ。
食べ難さは変らずだったけど…食べてる内に底とスポンジとムースが、どんどん分解してっちゃうんだもん。(汗)
解凍し切ってから食べた方が、それぞれの食感がはっきりして、より美味しい気がする。

土産から旅に話を戻して――

自転車で会場に来てた自分、帰りは母の買った土産を積まされ、コテージまでの坂道を登って行きました。
夜道を飲酒運転するのは気が引けたけど、まぁ自転車だし~と軽く考え漕いだ訳ですが……コテージに着いた時、心臓の動悸が凄くて慄いた。(汗)
正直結構気持ち悪くなったし…アルコールには強い方なんですけどね~、飲んで直ぐに激しい運動するのは体に悪いんだろう、やっぱ。
後で友人にその話をしたら、「俺も同じ経験有る。俺なんか自転車乗って、倒れるまで行った」との衝撃的告白をしてくれた。
たかが自転車と侮る無かれ、飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。
反省しつつ今回の記事はこれにてお終い。(汗)



【続】
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その7

2009年01月13日 20時48分53秒 | ハウステンボス秋の旅行記
断っておきやすが、去年の秋の話ですぜ、旦那。(←誰だ)
毎度季節外れで済みませんが前回の続きで、予告した通りエクセルシオールのランチについてです。



大村湾を目の前に眺め、貴族の離宮の様な佇まいを見せる、ホテル・デンハーグ。(↑)
その館内左側に在る『エクセルシオール』は、デンハーグが誇るメインレストラン。
主に魚介料理を専門に扱い、その味はデ・アドミラルに匹敵すると、非常に人気が高い。
ちなみにデ・アドミラルはホテル・ヨーロッパの看板レストラン。
こちらも一流の味とサービスで、数多くのファンを獲得している。

『エクセルシオール』はデ・アドミラルほど敷居は高くなく、特にランチの時間帯はサラダバーをやっていたりと気軽に寄り易い雰囲気。
ホテルで優雅にお食事したいが、堅苦しいのは苦手だと言う方に、最適の場所かもしれんです。
お得な季節フェアも見逃せませんよ、今なら牡蠣メニューに要注目。



↑入店し名前を告げると、既に取ってあった窓際席に、案内して頂きました。
窓の向うには蒼い海原を滑る観光丸の姿。



↑海のホテルに相応しい紺碧色のグラスにうっとり。
料理への期待が益々高まります。



↑「サラダは御自由にどうぞ」という事なので、待ってる間に取りに行きました。



↑そのサラダバーが設置された所に飾られてたテディベア。



↑秋の収穫物を抱えるミッフィーも飾られていた。(可愛い)



↑サラダをシャリシャリ戴いてる所で、注文した料理がテーブルに運ばれた。
私が頼んだのはホワイトアスパラガスとスモークサーモンとイクラを贅沢にトッピングしたチーズリゾット。
母は通常からメニューに有るシーフードカレー。 

もう期間終了しちゃってますが(汗)、08年秋エクセルシオールでは、「リゾットフェア」を開催してましてな。
魅力的な個性溢れるリゾットがメニューに並んでいたのです。

ゴーダ・チェダー・パルメザンと3種のチーズをふんだんに使い、フヌイユ(ウイキョウ)で香りを付けてあります。
お皿の周りに振り掛けてあるのはカラスミ、長崎名物だからなぁと思ったら、イタリア産らしい。
リゾット自体の味は控え目、イクラとサーモンの塩気で戴く感じ、お陰で素材それぞれの旨味が隠れてない。
薀蓄は脇に置いて、とっても美味しかったです。
色味も白赤緑のクリスマスカラーで纏められてて綺麗。
元々お粥が好きで、だから洋風のお粥とも言えるリゾット大好き人間でして、フェア開催の知らせを聞いた時、是非食べたいと考えてたんですよ。
夢が叶って満足です。(笑)

一方無類のカレー好きな母は、魚介がゴロゴロ大粒に入ったカレーに、とても満足したもよう。
写真毎回撮ってませんが、これは撮影前に食べられちゃうからです。(笑)
何時も一緒に行く友人にしろ母にしろ、自分が食べようとしてる所で、邪魔をされるのが嫌らしい…まぁ解る気もするんで良いかと。



↑メインを食べ終わり、デザートはサラダバーでフルーツを取って来ました。
リゾットが見た目よりずっとボリュームの有る物だったんで、量は控え目です。

そして最後は勿論紅茶、母は珈琲。



↑用意された砂糖は白&茶のストーンタイプ。



↑ミルクは紅茶用の物で、母にはちゃんと珈琲用と、分けて用意して下さった。



↑優雅な昼下がりにミルクティーは良く似合う。

今回食べたチーズリゾットは、普通に頼んだら1,785円(別途サービス料)したらしい。
素材考えるとむしろ安い気がするけど、加えてセグウェイとのセットで3,575円って、物凄くお得過ぎだって。 
「セグウェイ&ランチ」は期間限定セットで、08年12/22で終了したと聞くけど、評判が良ければ再びやるかもしれない。
もしもホテルでそんな案内が出ていたら、予約して楽しさ美味しさをセットで体感しよう。

エクセルシオールのメニュー等については、まったりさんのブログが詳しいですよ。(毎度お世話になってます)



【続】
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その6

2009年01月12日 18時27分16秒 | ハウステンボス秋の旅行記
毎度変り映えの無い始まり方ですが、前回の続きです。
今回はアミューズメント編って事で。



近年パスポートを持ってても、アミューズメント施設で遊ぶ事は殆ど無いです。
今回もバスやクルーザー乗る時だけとか、さながらスイカカードみたいに使用してました。
ハウステンボスの場合、如何に廻って攻略するかより、如何に満喫するか考えた方が、有意義な気がするのだ。
だから頻繁に行く人程、アミューズメントで遊ばない。
ホテルで1日中ゆっくり過したりね。

今回の私らの旅もそんな風で、乗って遊んだ物と言えば、「観光丸(↑)」と「セグウェイ」位。
「観光丸」は母が乗りたがったんで、2日目の10時の便に乗船しました。

江戸時代、徳川幕府がオランダに発注した、日本初の蒸気帆船。
残ってた設計図を基にオランダで復元、ハウステンボスまで自力航海させ、運んだと言うんだから凄い。
総工費12億円っつったか?その甲斐有って07年11月、経産省から国の「近代化産業遺産」に認定されたそうだ。(万歳)

私に負けず劣らず何度も此処へ来ている母だが、不思議とこれには乗れた例が無いらしい。
理由として何時も12月に行くからというのが有るだろう…この観光丸は12~2月は運行お休みしちゃうから。(年末年始は除く)
それだけでなく異常に乗り物運が無い人っつか、以前在った気球にも1度も乗れず終ったそうだから。
考えてみれば母と行くと大抵天気が荒れるからなぁ。

だが今回は珍しく快晴、風も穏やかだった。
3日続いて非常に天気に恵まれましたよ。

そんな訳で2日目朝食済ませた後、1番早い便を目指して乗りに行ったのです。
観光丸の1便は10時発(火・水を除く)、乗る時はパスポートでOKです。
午前中の割に人は結構乗り込んで来ました。

ちなみにウロウロさんから聞いた情報ですが、09年4/22~8/16、観光丸は横浜開港150周年記念イベントに協力する為、ハウステンボスを留守にするらしい。
その間ハウステンボスに行く予定の有る方は、観光丸に乗る事が出来なくて残念だけど、イベントが切っ掛けで観光丸&ハウステンボスが注目されると良いなぁなんて思う。
ウロウロさん、教えて下さり、有難う御座いました!
それと間違いを指摘してくれて助かりました。(汗)



↑時間が来た所で岸からゆっくり離れる帆船、灯台を過ぎて大海原にいざ出航。



↑甲板上思い思いの場所に座る観光客、後ろに小さく写る街が御覧頂けるだろうか?



↑暫くすると展帆作業開始、ロープを操って巨大な帆を揚げてくクルー。



↑畳44枚分の大きさらしい。
青空をバックにはためく真っ白な帆が爽やか。



↑続いて行われるのがネット渡り。
船尾に張られたネットに足をかけ、グルッと上り下りするというもの。
勿論志願しなければやらないで済むけれど、折角だから是非体験して欲しい。
渡ってる間下見ると目が眩みそう、かなりスリル感じられますよ。
そんな速くなく思えるのに、実際には結構なスピード出してる事が解る。
ザザザッと白波立つ海面に吸い込まれそうになったり。
写真を撮る余裕はちょっと無いなぁ。(笑)
持ってる荷物はクルーが管理してくれるので大丈夫。



↑大村湾は360度陸を見渡せる風光明媚な海、鯨島が観える頃船はUターンして帰港の準備に入る。



↑階段下って船内にも行けます。



↑大抵は外で景色観てるので、無人の場合が多いですが。(笑)
復元当時のビデオを席に座って観る事が出来ます。
写真がブレてて判らんでしょうが(汗)、壁の彫像とか造りが凝ってるんだ。
確かトイレもちゃんと在る。



↑売店も在って、記念の土産やドリンクなんかも買えたり。
暑くて喉乾いたんで、カルピス買って飲みました。



↑その横の壁にはこんな「ロープ結び」見本が飾ってある。
沢山有りますね~、クルーは全て知ってて結べるんだろうから凄い。



↑さて甲板に戻ったら、ロープ結び体験が始まってました。
志願者にはロープが1本手渡され、クルーのコーチで縄梯子のこさえ方を習う。
母も志願して参加、私は既に4回5回6回は参加してるんで、今回は撮影&見学に回りました。(笑)
輪を少しづつ大きくなる様後ろに重ね、中心にロープの先を通し、勢い付けて落せば完成。(かなり簡略して書いてるけど)
緊急時の脱出用に、覚えて行っては如何でしょう?

体験に集中してる内に船は着岸、気付けば小さかった街は、間近に大きく在りました。
約35分間のクルーズ、実際に乗れる木造帆船は、国内で希少な存在。
大航海時代の船旅を体感したい人は、機会を逃さず乗って頂きたい。


降りた後今度は側に在るパラディで、「セグウェイ&ランチ」の予約を入れました。
秋に届いたファミリエ会員誌の紹介記事を読んだ母が興味持ちましてな。
エコ時代に注目を浴びてる電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」の試乗と、ホテル・デンハーグのメインレストラン「エクセルシオール」のランチをセットにしたコース。
サービス料込みで御1人様3,575円は破格だと思う。
受付でセグウェイは正午~、ランチは13時~予約を入れました。



↑10分前に集合、初めて乗るセグウェイは、見た目芝刈り機か、最近の掃除機に似て思えたです。
此処で再び悲しい事件が発生、カメラのバッテリーが切れました。
加えて携帯のバッテリーも風前の灯、したがって写真はこの1枚位しか撮れず。(泣)
そんな訳でこっから先は文だけでお送り致します。

セグウェイに乗る人は、パラディ前の1画で、20分間の講習を受ける。
私ら以外にも3人位居たっけか?全員ヘルメットを装着し並んだ所で、コーチが先ずセグウェイがどんな乗り物かを教えて下さる。
付いてるボタンにはどんな機能が有るか云々、但し乗ってる最中は勝手に触れないよう注意を受ける。
続いて乗り方の指導、利き手でハンドルの真ん中を押さえ、スティックは反対の手で持つ様にと説明。
1人づつコーチに付いて貰って、ゆっくり足を乗せて行く。
慣れない内は此処でバランス取るのに少し苦労するかも。
己の意思を無視して独楽みたくグルグル回っちゃったりするんだ。(笑)
母なんか一足お先に出発しちゃったり。
最も危なっかしいとマークされたらしく、その後1列で進む際は、コーチに続いて2番目に付かされたという。(笑)
立つ事に慣れたら、回転や前進、S字曲りで進む練習を受ける。
大丈夫だとコーチが判断したらパレスを目指して出発、その際スマイルを忘れないようにと注意を受けました。(笑)
珍しいから注目を浴びるんですよ、自分もパレスで遊んでる時、見知らぬ2人の御婦人に話し掛けられたし。

パラディからコーチを先頭に、1列~2列に並んで出発進行、気分はカルガモの親子です。
途中灯台の在るデ・ラウター桟橋で、記念撮影を受け付けてくれます。
残念ながら私はカメラがバッテリー切れしてた為、撮影出来ませんでしたが…。

記念撮影終了後再び出発、海側の道から坂を上ってパレス前庭へ入ります。
そこでパレスをバックに2度目の記念撮影タイム、残念ながら私はカメラが以下略。

パレス前庭で数分間のフリータイム、此処まで来ると全員運転に慣れちゃってるから、気侭に乗り回して遊べます。
体重を移動するだけで運転出来るから確かに楽、結構スピードも出せるしね。
帰りは正門から坂道下って店に戻ったのでした。

思ってた以上に爽快で楽しかったんで、機会が有ったらまた乗りたいです。
残念ながらこのランチとセットのコースは期間限定だった為、現在はやってないらしい…毎回そんなのばっか紹介して申し訳無いが。(汗)
けどセグウェイだけのコースは通常~やってますんで、興味を持った方は公式サイトの宣伝頁を御覧下さい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/transport/detail/5120.html)
最近は結構人気を呼んでる様なので、土日祝に確実に乗りたいなら、ネット予約した方が無難かも。

セットに付いてたエクセルシオールのランチについては次回!



【続】



↓『ワンピースキャラでハウステンボス紀行』カテの目次と、『ワンピース』の目次頁を作りました。

『ワンピースキャラでハウステンボス紀行』と言うのは、05年11/27~2泊3日ハウステンボスに遊びに行った時の思い出をベースに…いや殆どフィクションで、実際の体験はあんまり関係してませんが(汗)…「ワンピースのルフィ・ゾロ・ナミが、現代高校3年生で幼馴染関係で、一緒にハウステンボスに旅行」という設定で書いた話です。
今読むとぶっちゃけ下手くそだわ、文字サイズ色変え激しくて読み難いわ、恥ずかしい程ハイだわで、出来る事なら書き直したい代物ですが(汗)、駄目な子ほど可愛いの法則が発動して嫌いになれんのです。(笑)
なので腹を据えて表に出す事にしました、お読み頂ければ幸いで御座います。
…ただ紹介した物の多くは、今のハウステンボスには存在してなかったりするので、当初考えてたガイド的役割は薄くなってますが。(汗)

こういう事書くと痛いだろうが、最近ブクマに繋がせて頂いてる「投稿部屋」の掲示板で、「今迄作品を投稿した人への質問」というのに答える際、自分の作品をスラッと読み直したんすが………自分、昔と比較して、文書くの上達したなぁと感じた。
処女作があまりにアレだったから特に感じるんすけど。(笑)
書く度に上達するのが判るのは結構嬉しい。
だからどんなに恥ずかしくても、過去作品は載せとこうと思ったです。


一方『ワンピース』カテの方は、話と言うよりただの「ネタ集」と化してます。(汗)
元々「目次を作っては」と仰ってくれた方々は、主にこのカテを指しての言葉だったのですが、此処でまともな話書いてないし…。(汗)
それでも何も飾れないのも寂しいので、何となく話になってるのを抜き出して、纏めてみました。
もしも自分が書いた物で、比較的まともな話を読みたいと仰る方は、ブクマに繋がせて頂いてる「投稿部屋」、或いはS条さんの個人サイト「はにほへといろ」の宝物庫で御覧下さい。
時が今に近付く程、文章がまともになってくのが、お判り頂けるかと…。

映画の感想文なんかも上げようと思ったんだけど……恥ずかしいから地に沈めさせて貰う。
ところで目次絵の事だが、「I」だけ何故か小文字になってるのは、何かを意図してそうしたんじゃなく、ただの間違いです。(汗)
直すの面倒なんで、そのまま放置しとく。
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08年10月、ハウステンボスと秋の空 その5

2009年01月11日 17時26分55秒 | ハウステンボス秋の旅行記
今日は鏡開きですねえ。
うちでも正月から飾ってた鏡餅を降ろし、汁粉にして食べました。
ところで鏡餅は包丁で切ると縁起が悪いので、木槌で叩いて割る(開く)と定められている。
だがうちは何時も包丁で切ってたり…だって木槌どころか金槌すら無いし。(汗)
その為だけに木槌金槌買うのも勿体無いと、伝統に背く罰当たりな家庭此処に在り。
今年もしうちが災厄に見舞われたら、それは「鏡餅の呪い」って事になるのだろうか?

縁起の悪い話で始めて失礼、前回の続きです。
今回は「食」の纏め編。



フォレストヴィラに宿泊した場合、朝食会場は「トロティネ」と言うレストランになります。
湖に面した場所に建つ硝子張りの建物、ウェルネスセンター内に在って、通常は朝食時間のみの営業。
夏休み等の多客時にはランチタイムも営業したりするんですが…したがってフォレストヴィラに泊らなければ入れない、ちょっとレアなレストランなのです。

現在ウェルネスセンターは主にスパ「RIN」として営業中。
ヨガやストレッチ体操を体験出来たり、マッサージを受けられたりと、多種多様の癒しメニューで評判を呼んでいる施設です。
詳しくは公式サイトの宣伝頁をどぞ。(→http://www.huistenbosch.co.jp/spa/)
私の周りでも既に何度も足を運んでる方が多いらしく、最近ではみーさんがブログに体験報告を上げてらっしゃった。
夏季はプールがオープンして、子供も楽しめる憩いの場所に変身。
温室をイメージして造られたプールは、サウナからシャワー迄完備したゴージャスな代物。
ゆったりのんびり寛ぐ事が出来ますよ。

話を「トロティネ」に戻して…

2日目の朝6時半頃、眠ってる母をコテージに残し、アートガーデン迄散歩しに行く。
フォレストヴィラを出る頃には既に陽が昇り、鳥の甲高い鳴き声が林間に木霊していた。↑
 
アートガーデンについては後日に回させて頂く。
約1時間場内を廻った後「トロティネ」へ。



↑中へ入ると既に母は眺めの好い席を確保して食事を取っていた。
ちなみに3日目も同じ席、2連荘で湖を眺めつつ、朝食を食べられたという。
母が来た時ドッと団体客が出て行ったそうで、サイクルがズレてたのが幸いしたらしい。
多分観光会社が主催するツアー客だったんではと。



↑此処の食事はバイキング形式、目覚めの1杯にオレンジジュースを選ぶ。
オレンジというか…地元の蜜柑を絞ったジュースだったっけか?
長崎は蜜柑の名産地として有名、とても甘くて美味しいのですv



↑それからパンとサラダとメインディッシュを選んだ。
パンはチョコレートのデニッシュロール、パリパリ食感で程好い甘味。
ほうれん草、対馬産海草のサラダに、和風ドレッシングをかけて。
スクランブルエッグ、マカロニグラタン、リヨン風ポテト、近海産鯖の生姜煮、ウィンナー、珍しいと思ったのがその横の「ハトシ」と言う料理。
海老のすり身をパンで挟んで揚げた物で、ちょっとしょっぱいんだけど、酒の肴向きの珍味だと思った。(朝食だけど)
長崎の郷土料理だろうか?こっちじゃ食べた事無いもんで。



↑散歩して来て喉が渇いたんで、お替りにビワ茶を持って来る。
長崎はビワの名産地でも有名、意外と癖の無い大人しい味だった。



↑デザートはヨーグルト&パイン。



↑〆は何時もと同じくミルクティーで。
実はこのカップ珈琲用だったり…済みません、間違えました。(汗)
てゆーか珈琲と紅茶でカップを変えてあるって何気に凄くない?
勿論日本茶も有って、それ用にまた湯呑み茶碗が用意してあったし。


こっから先は3日目の朝食の話。




↑3日目の朝は阿蘇の牧場牛乳で目覚めました。
此処の牛乳もかなり美味しいと思う。

所で場内ホテルに連泊すると、朝食券を昼食に利用出来るという特典が付く。
しかしフォレストヴィラエリアには、通常ランチを提供するレストランは無い。
もしも朝食をブランチに替えるなら、他の場内ホテルに行って、差額分払っての利用となる。
この点が此処に泊った際のデメリットだったり。
高台の離れた区域に在って、1番外に出るのが億劫なのに、朝から食べに行くしかないというのが、どうにも理不尽感じて仕方なく。
此処こそルームサービスが有れば良いのにねえ…いや昔は有ったんですけどねえ。(汗)
せめてウェルネスセンターに売店造ってくれれば良いなと思った。
そんでパンとかサンドウィッチとか売ってくれたら、とても嬉しいんだけど。



↑それはさて置きこの朝食べたのは、スクランブルエッグにピラフ、サラダ・メランジュ、地鶏の胸肉のサラダ、完熟トマトのバジルサラダ、茎ワカメと大根のサラダ、かけたドレッシングは勿論和風。
昨日出てた「ドロさま素麺」が有れば食べたいと思ってたんすが無かった……食べたい時に貴方は居ない。(涙)
「ドロさま素麺」とは昔長崎に布教にやって来たド・ロ神父が、村人に作り方を教えたという由来の残る素麺だそうな。
見た感じ素麺にしては太目で、緑がかった色してた様な…食べてみたかったな。



↑他に南瓜の煮付と、対馬産鯵の開きと、漬物を2種類食べた。
私の盛付方が下手なせいで不味く見えるでしょうが、実際はどれもとても美味しかったですよ。(汗)

此処でトラブル発生、またカメラが充電切れしました。(汗)
人が食べる度に何故切れるかな~、このカメラは…と長らく謎に思ってたんですが、最近理由が判りました。
どうもズーム機能使うと減りが激しいらしい。
食べ物や花撮る時って大抵ズーム使うから。
そんな訳でこっからの2枚は携帯で撮影した物。



↑2日目がパンで洋風だったんで、3日目は中国粥でアジアンを狙ってみました。
五穀を使い、体に良いそうな。
粥は案外作るの難しいので、メニューに有ると凄く嬉しい。



↑そしてやっぱり〆は紅茶。
今回はカップを間違えませんでした。(笑)


今回の旅行は夜がいいかげんだった分、昼食に重きを置いた感じになりました。
2日目の昼食はホテル・デンハーグで、3日目の昼食は「おもやい」で…ホテル・デンハーグは後に回し、こっから先は「おもやい」について書きます。


出国を前に最後のランチ、何処で何を食べたいか母に聞いた所、「蕎麦が食べたい」とのリクエストを貰う。



↑そういう訳でユトレヒト地区ワールドレストラン街2階に開店した、うどん&蕎麦の専門店「おもやい」に連れて行く事にした。
此処はかつて中華料理専門店「楼蘭」が営業していた場所。
その楼蘭は現在「ラオリー」と店名を変え、1階にてファーストフードスタイルで営業中。



↑「おもやい」は私も初めて入る、店内は落ち着いた和のしつらいで、居心地も中々良さそう。
入ったのは14時過ぎ、15時~店が中間休みを取る為、客は殆ど引き払っていた。



↑窓際の席に案内されて、お茶を貰う。
店員さんのサービスも悪くない。
メニューを開いたら、丁度期間限定のお得なランチが出てたので、2人揃ってそれを頼んだ。



↑季節限定ランチ「旬菜の天麩羅三味蕎麦膳(1,500円)」。
先付はキンピラゴボウに茄子の鰹節和え、刺身の盛り合わせに、オクラ・生姜・南瓜・パプリカ・茄子の天麩羅。
蕎麦は大根おろし(左)と、月見とろろ(中)と、たぬき(右)の3種類。
浅葱・紅葉オロシ・山葵と薬味も3種類、これで1,500円は物凄く得だと思う!
蕎麦の味も非常に良かったんですが、天麩羅がカラッと揚がってて、とっても美味しかった。
生姜の天麩羅初めて食べたけど、こんなに美味しいのかと驚いたですよ。
ダシも良い味、母が食べ終わってから蕎麦湯をお願いしたら、ちゃんと出してくれたのにも好感持てました。
残念ながら今回食べたのは季節限定のランチで、今は提供してないみたいだけど…気に入ったんで、また食べに行こうと考えてます。



↑食べ終えて窓から外を眺めてたら、運良く「花のギャラリークルーザー」が観られた。
秋の花イベント企画の内、常に場所を移動するこれだけは、観られないで居たのですよ。
何て画家の何て絵かは解らないけど、この店を選んで良かったなと感じた。
2階に在る為、運河を見下ろす眺めの良さも、この店の魅力じゃないかと。
夜景を眺めるのにもナイスなスポットだと思いますよ。
メニュー等についてはまったりさんのブログで詳しく紹介されておりまする。



【続】
コメント (2)
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