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中近東パレスチナ問題を日本が仲介すれば解決できる7つの方法

2014-05-06 06:02:41 | 報道/ニュース
イスラエルのネタニヤフ首相が夫人を伴って5月11日から15日まで日本を訪問する。
天皇皇后両陛下が御引見され、安倍首相との首脳会談も予定されてはいるが、イスラエルの首相にしては、日本にはかなりの長期間に渡って滞在するようである。
やはり噂される「将来のユダヤ国」のあり方についての会談もあるのではないだろうか。

中近東パレスチナ問題は、シリアの内戦やエジプトの政情不安、イランの核開発などに加えて、パレスチナ暫定自治政府のガザ地区を占領した「ハマス」による不安定化、レバノンに勢力を伸ばす武装民兵組織「ヒズボラ」との戦闘など、イスラエルを取り巻く情勢は正に一触即発である。
どう見ても、欧米や中露はこれらの地域には当事国であり、中近東パレスチナ問題を仲介し解決できるのは直接の利害関係がない日本だけである。
中近東パレスチナ問題を日本が仲介すれば解決できる7つの方法を以下に述べたい。

1 エルサレムを「国際的な中立地域」にする
  イスラエルの建国時の「国連決議」では、「国際的な中立地域」にすることになって
いた。エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大聖地であり、非常に厄介な地域でもある。
  せめて東エルサレムを「国際的な中立地域」にする妥協案もあるだろう。

2 イスラエルと、その周辺諸国がお互いに国交を樹立する
  イスラエルが抱える多くの問題は、長年の中東紛争や戦争に結果生まれた問題も多いのが実情だ。外交交渉で決着させるためにも、国交の樹立は必要不可欠だ。

3 日本とイスラエル、レバノン、トルコ、エジプト、イラクとの安全保障の協力関係を深め、現在のジブチのように海賊対策用の基地などを置けるようにする
  ソマリア沖だけではなく、中近東地域全体での海賊対策など、シーレーン防衛強化を進める観点から、日本とイスラエル、レバノン、トルコ、エジプト、イラクとの安全保障の協力関係を深め、海賊対策用の基地などを置けるようにするのが最善であろう。

4 文化交流の強化
日本語や日本の文化のルーツの一つである中近東パレスチナ地域は、日本文化を知る上でも重要である。文化交流の強化を現在以上に進めなければならない。

5 次世代エネルギーの共同開発への参加
  イランやUAEのように、独自の核開発を推進している国家も多い。次世代エネルギーである核融合技術の共同開発などへの参加を呼び掛けることは、各国が抱えるエネルギー不足の解消へとつながる効果がある。

6 砂漠の緑化や海水の淡水化事業の強化
  この地域は、石油よりも水が高い。砂漠の緑化や海水の効率的な淡水化事業の強化は非常に重要である。

7 1~6までの事項を進めた上で、包括的な中東和平会議を東京で開催し、中東の和平態勢を構築する
  アラブ諸国はアラブ内での対立がある。イランやトルコはアラブとは見做されていない孤立国家だ。それらの点を考慮した上で、調整ができる第三国は日本だけである。

以上の方法を、ネタニヤフ首相や安倍首相などにご提案申し上げたい。

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