5月14日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表したところでは、同日10時58分に、若田宇宙飛行士をはじめ3名のクルーが搭乗するソユーズ宇宙船で無事帰還した。
若田宇宙飛行士は、2013年11月7日から第38次/第39次長期滞在クルーとして国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を行い、数々の任務をこなすと共に、滞在の後半となる第39次長期滞在ではアジア初のISS船長に就任し、3月9日から66日間にわたり指揮する偉業を立てた。心からその偉業と無事帰還されたことをお喜び申し上げたい。
ところが、この偉業に水を差す出来事が発生した。
ロシア政府は13日、ウクライナ情勢をめぐる米国のロシア制裁に対して報復措置を発表し、2020年以降の運用継続を求めている国際宇宙ステーションについて、米国の要請を受け入れず、米国が軍事衛星を打ち上げる際、ロシア製ロケットエンジンを使用することを禁じ、今年6月からロシア領内の全地球測位システム(GPS)拠点の運用を停止することも明らかにした。
明らかに地上の政治的、軍事的緊張が宇宙開発にも影響しているのだ。
ロシアの報復処置は、ウクライナに対する欧米、特に米国の制裁への報復や対抗処置であるが、日本は打つ手があるのか?
日本がISSに参加し続ける以上、ロシアの協力が得られるように何らかの取引材料が必要であるが、ロシアに対して打つ手は確かに存在する。
それは、国産開発したH-ⅡAロケット及びH-ⅡBロケット、コストが安いイプシロンロケット、そして宇宙ステーション補給機であるHTVだ。
日本政府の方針としては、昨年2月28日に公表した、独立行政法人宇宙航空研究開発機構が達成すべき業務運営に関する目標(中期目標)にて、「これまでの我が国ロケット開発の実績を十分に評価しつつ、より中長期的な観点から、基幹ロケット、物資補給や再突入、サブオービタル飛行、極超音速輸送、有人宇宙活動、再使用ロケット等を含め、我が国の宇宙輸送システムの在り方について政府が実施する総合的検討の結果を踏まえ、必要な措置を講じる。」としており、ロシアに対して、国産ロケットの打ち上げやHTVの運用により、ソユーズ宇宙船の打ち上げの負担軽減や有人飛行の共同開発やノウハウの共有もより進むであろう。
ロシアとの共同開発は、米国とのものに比べて制約が少ない。どしどし日露間の宇宙開発を推進して、中国などから遅れている有人宇宙飛行の実績を自国のロケットで一日も早く成功して欲しい。
本日の有料記事
中国が南シナ海の岩礁に滑走路を建設か 日本は中国を圧倒する戦力を保持して東南アジアを守れ
5月14日、フィリピン外務省は中国が南シナ海・南沙諸島のジョンソンリーフの暗礁を埋め立てて拡張しようとしていると非難した。滑走路を建設しようとしている模様だ。
そもそも、中国は日本の沖の鳥島に対して「島」と認めないなどの立場を取っておきながら、自らは国際海洋法を無視して「暗礁」や「岩礁」を島にすることを進めている。
中国のこれらの行為の背景や日本が行わなければならない行動とは?
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明らかに地上の政治的、軍事的緊張が宇宙開発にも影響しているのだ。
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それは、国産開発したH-ⅡAロケット及びH-ⅡBロケット、コストが安いイプシロンロケット、そして宇宙ステーション補給機であるHTVだ。
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