5月12日に菅官房長官は、小学館の週刊「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の漫画「美味しんぼ」(雁屋哲作、花咲アキラ画)の「福島の真実」編にて、「住民の被曝(ひばく)と鼻血に因果関係があることは考えられない。科学的見地に基づいて正確な知識をしっかりと伝えていくことが大事だ」と強調した。これに関しては、既に8日に環境省環境保健部より、東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられない旨の見解が出されている。
また、大阪府や大阪市は12日に小学館宛ての抗議文を送付し、岩手県宮古地区の災害廃棄物の受け入れと焼却について、作中に表現のある「大阪で受け入れたガレキを処理する焼却場の近くに住む多数の住民に眼や呼吸器系の症状が出ている」というような状況はございませんでした、との見解を示している。
はっきり言おう。嘘つきの「美味しんぼ」の作者である雁屋哲氏には、福島や東北の実態を把握も出来ないと!!
その理由は、2011年3月11日に発生した東日本大震災にて、雁屋哲氏の言う通りに大阪府で多数の住民に震災ガレキの焼却で健康被害が出ているならば、筆者の住む山形では、岩手県宮古地区よりも遙かに東京電力福島第一原子力発電所に近い仙台市などからの震災ガレキを震災直後から受け入れて焼却などの処分をしており、大阪府以上の健康被害が出ているはずだが、自分自身の健康を含めて、そのような事実は全くないからだ!!
また、筆者は震災直後から微力ながら震災の救援活動を手伝い、震災から数ヶ月は南東北から移動すらしなかったのに、健康被害も何も無かった。
更に、日本の環境省をはじめ、東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくに関しても、国際基準の10倍もの厳しい基準でガレキを処理している。
これでも雁屋哲氏は健康被害があるとか、福島には帰れないとか、福島や東北の実態に反した嘘八百をつくのか??
正に、大阪府や大阪市が抗議文で述べている通り、「無用な不安を煽るだけでなく、風評被害を招き、ひいては平穏で安寧な市民生活を脅かす恐れのある極めて不適切な表現」である。本当に誠心誠意の心があるのかと、厳しく指摘せざるを得ない。
雁屋哲氏は、以前にも牛乳の記述問題で生産者団体などから抗議が寄せられたことがあった。その時点から取材やその裏付けがやや甘いとは感じていたが、今回の福島の件では、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面や、井戸川克隆・前福島県双葉町長が実名で取材に応じたことを明らかにしており、取材が甘い、漫画である、などの言い訳では済まされない。
雁屋哲氏には、どうも基礎的な科学的知識にすら弱い面が見え隠れすると感じる。
福島県郡山市出身の田母神元航空幕僚長も、福島第一原子力発電所周辺ですら、カラスが一羽も墜落していない点を指摘し、チェルノブイリ等の事故とはまるで違うとして住民の早期帰還は可能との見解を示している。
雁屋哲氏は一体、どこを見ているのか!!
出版元の小学館では、「識者のご見解やご批判を含むご意見を集約した特集記事を掲載する予定」という。本当にしっかりしたご対応を雁屋哲氏と共に行って頂きたい。
本日の有料記事
「美味しんぼ」の嘘に惑わされないように改めて放射線の正しい知識を得ましょう
本日(2014年5月14日)の投稿ブログ「福島や東北の実態を把握も出来ない嘘つきの「美味しんぼ」の記述に抗議する!!」でも批判しておりますが、どうも作者の雁屋哲氏や関係者には基礎的な科学知識にすら弱く、実態を何も把握していないと感じざるを得ません。
そこで、大胆不敵ではありますが、改めて放射線の正しい知識を得て頂きたく、以下の通りまとめました。
記事の続きは、以下リンク先→ 新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で定期購読ができます。
定期購読の方法については、以下リンク先→ ※(ヘルプ欄)有料の記事を読むには?
また、大阪府や大阪市は12日に小学館宛ての抗議文を送付し、岩手県宮古地区の災害廃棄物の受け入れと焼却について、作中に表現のある「大阪で受け入れたガレキを処理する焼却場の近くに住む多数の住民に眼や呼吸器系の症状が出ている」というような状況はございませんでした、との見解を示している。
はっきり言おう。嘘つきの「美味しんぼ」の作者である雁屋哲氏には、福島や東北の実態を把握も出来ないと!!
その理由は、2011年3月11日に発生した東日本大震災にて、雁屋哲氏の言う通りに大阪府で多数の住民に震災ガレキの焼却で健康被害が出ているならば、筆者の住む山形では、岩手県宮古地区よりも遙かに東京電力福島第一原子力発電所に近い仙台市などからの震災ガレキを震災直後から受け入れて焼却などの処分をしており、大阪府以上の健康被害が出ているはずだが、自分自身の健康を含めて、そのような事実は全くないからだ!!
また、筆者は震災直後から微力ながら震災の救援活動を手伝い、震災から数ヶ月は南東北から移動すらしなかったのに、健康被害も何も無かった。
更に、日本の環境省をはじめ、東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくに関しても、国際基準の10倍もの厳しい基準でガレキを処理している。
これでも雁屋哲氏は健康被害があるとか、福島には帰れないとか、福島や東北の実態に反した嘘八百をつくのか??
正に、大阪府や大阪市が抗議文で述べている通り、「無用な不安を煽るだけでなく、風評被害を招き、ひいては平穏で安寧な市民生活を脅かす恐れのある極めて不適切な表現」である。本当に誠心誠意の心があるのかと、厳しく指摘せざるを得ない。
雁屋哲氏は、以前にも牛乳の記述問題で生産者団体などから抗議が寄せられたことがあった。その時点から取材やその裏付けがやや甘いとは感じていたが、今回の福島の件では、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面や、井戸川克隆・前福島県双葉町長が実名で取材に応じたことを明らかにしており、取材が甘い、漫画である、などの言い訳では済まされない。
雁屋哲氏には、どうも基礎的な科学的知識にすら弱い面が見え隠れすると感じる。
福島県郡山市出身の田母神元航空幕僚長も、福島第一原子力発電所周辺ですら、カラスが一羽も墜落していない点を指摘し、チェルノブイリ等の事故とはまるで違うとして住民の早期帰還は可能との見解を示している。
雁屋哲氏は一体、どこを見ているのか!!
出版元の小学館では、「識者のご見解やご批判を含むご意見を集約した特集記事を掲載する予定」という。本当にしっかりしたご対応を雁屋哲氏と共に行って頂きたい。
本日の有料記事
「美味しんぼ」の嘘に惑わされないように改めて放射線の正しい知識を得ましょう
本日(2014年5月14日)の投稿ブログ「福島や東北の実態を把握も出来ない嘘つきの「美味しんぼ」の記述に抗議する!!」でも批判しておりますが、どうも作者の雁屋哲氏や関係者には基礎的な科学知識にすら弱く、実態を何も把握していないと感じざるを得ません。
そこで、大胆不敵ではありますが、改めて放射線の正しい知識を得て頂きたく、以下の通りまとめました。
記事の続きは、以下リンク先→ 新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で定期購読ができます。
定期購読の方法については、以下リンク先→ ※(ヘルプ欄)有料の記事を読むには?