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インド総選挙でインド人民党モディ氏が次期首相に 今こそ安倍首相のセキュリティダイヤモンド構想の実現を

2014-05-19 04:46:17 | 報道/ニュース
海外メディアが伝えたところによれば、5月16日にインドで行われた定数545のインド下院の任期満了に伴う総選挙の結果、最大野党インド人民党が過去最高の282議席を得て単独過半数が確定、インド人民党を率いる親日派のナレンドラ・モディ氏が次期首相に決定した。彼は父親の紅茶売りを手伝いながらここまで上りつめた苦労人である。

この結果を受けて、日本や米国、パキスタンの各政府はモディ氏に祝福のメッセージを送ると共に、首脳会談を打診、モディ氏の首相としての初外遊は日本で、年内に訪問するとの観測も出ている。
前任のシン首相以上に親日派のモディ氏が次期首相になることで、日本ではほとんど報道されていない、「セキュリティダイヤモンド構想」の実現が進むだろう。
「セキュリティダイヤモンド構想」とは何か?

この構想は、チェコの首都プラハに本拠を置く国際NPO団体「プロジェクトシンジケート」のウェブサイトに、安倍首相が2012年12月27日に英文で発表した構想のことである。
「プロジェクトシンジケート」は世界各国の新聞社・通信社と提携しており、各国要人のインタビュー記事を配信するなど実績あるNPOだ。
その執筆陣を見ても、ジョージ・ソロス、ジョセフ・スティグリッツ、ビル・ゲイツ、マイケル・サンデル、クリスティーヌ・ラガルド、などなど豪華メンバーが顔を揃えている。

安倍首相は、この構想の中で「アジアにおける最も古い海洋民主国家たる日本は、両地域の共通利益を維持する上でより大きな役割を果たすべきである。」とした上で、中国が東シナ海や南シナ海を要塞化することは見過ごせないとして、「日本は成熟した海洋民主国家であり、その親密なパートナーもこの事実を反映すべきである。私が描く戦略は、オーストラリア、インド、日本、米国ハワイによって、インド洋地域から西太平洋に広がる海洋権益を保護するダイヤモンドを形成することにある。」と日米印豪4ヶ国が中心となった安全保障構想を打ち出している。

日本とインドとは、日本の救難機US-2をインドが15機購入することで合意するなど、安全保障の面でも協力が進んでいる。
一方、中国はベトナムやフィリピンなどでも海洋進出を進めて両国と激突している。
安倍首相には、アジア太平洋地域の平和と安定を守るためにも、日米印豪の4ヶ国が中心となった「セキュリティダイヤモンド構想」の実現に向けて邁進して頂きたい。

本日の有料記事

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