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自衛隊が奄美群島や沖縄沖で統合訓練を実施、日本は自主防衛力の整備で中国の海洋進出に対抗せよ

2014-05-18 06:23:27 | 報道/ニュース
防衛省・自衛隊は、5月10日から27日まで実施している陸海空3自衛隊の統合訓練を実施しており、16日には離島奪還訓練に向け、陸上自衛隊の隊員約500人が海自輸送艦「しもきた」に乗り込み、海上自衛隊佐世保基地を出港した。
陸自隊員らは18日から23日にかけ、奄美群島の加計呂麻島沖合の無人島、江仁屋離島でヘリやボートを使った着上陸訓練をする予定だ。
また、海上自衛隊では約820人、艦艇4隻や航空機で、沖縄本島東方沖で射撃訓練を実施する。
更に航空自衛隊はF-2戦闘機2機、約10人を訓練に派遣する。
中国とベトナムとの間で南シナ海の石油掘削設備を巡る対立が激化、反中国暴動がベトナムで吹き荒れる中で実施される訓練の狙いとは?

奄美群島で訓練する意義とは、今月20日から26日に、東シナ海北部海空域において、中露海軍合同軍事演習を実施することに対する牽制もあるが、奄美大島には海上自衛隊の基地も配置されており、1991年の湾岸戦争後に海上自衛隊の掃海部隊がペルシャ湾に派遣された際にも、奄美大島の笠利湾が集結地となった、ゆかりの地でもある。
地の利を生かした訓練を積み重ねることで、本格的な離島奪還や島嶼防衛の能力向上をはかる隠された戦略もある。
また、軍隊の演習は、現代では軍事行動以上の意味合いも高く、訓練練度や電子情報兵器などの性能をお互いにチェックする、重要な「展示会」でもあるのだ。

中国軍は正規軍で約228.5万人、日本の約24.7万人の約10倍近い兵力を保有し、その他に「第二人民解放軍」である「武装警察」と称する治安維持の「軍隊」も約150万人と、日本の陸自兵力15.1万人の約10倍もの兵力を保有している。
そして、日本や米国との決定的な違いは、中国や北朝鮮などの「共産国家」や「独裁国家」の軍隊は、決して国民の軍隊ではなく、「共産党」や「指導者」の為の軍隊であることである。指導者の胸三寸で何でも決定されてしまうのだ。
ここに、中国などを警戒しなければならない最大の理由がある。この事を共産党や民主党などの極左・左翼の連中は何も理解できないか、日本もそのようになるべきだと考えており、共産主義を礼賛する連中が亡国国賊、独裁主義者である最大の理由なのだ。

中国国内からですら、反中国暴動がベトナムで吹き荒れる中で、「これで少しは日本人の気持ちが理解できたのではないか?粗暴で教養がなく、やりたい放題。ベトナムばかりを批判はできない。中国も同じようなものだ」などと反省する意見も出ている。
日本は自主防衛力の整備でASEAN諸国への支援を行い、中国の海洋進出に対抗すると共に、中国の民主化や言論の自由などを認める方向に誘導していかなければならない。

本日の有料記事

ベトナムで反中国デモ激化、日本は自主防衛の増強とアジア太平洋諸国と同盟して中国包囲網を作れ

南シナ海での中国の石油掘削作業を発端とした中国とベトナムの海上警備艦船同士の度重なる衝突を受け、5月10日頃よりベトナムの首都ハノイの中国大使館前や南部のホーチミン市などで反中国デモが頻発し、15日のデモでは一部が暴徒化し、日本など外国の企業や工場、店舗への放火や破壊行為、更には死者やまで出る事態にまで悪化した。
何故ここまでベトナム人の反中国感情が爆発したのだろうか?

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