ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

役に立った参考書・基本書一覧

2013年09月16日 22時29分39秒 | その他
役に立った参考書・問題集・基本書一覧です。


■憲法
【基本書】
なし
(芦辺憲法、C-Book憲法は持っていたが役に立っていない)
【判例】
判例百選(全部きっちりつぶした)
伊藤真の判例シリーズ憲法(全部きっちりつぶした)
憲法判例第6版
【演習】
スタンダード100


■行政法
【基本書】
リークエ行政法
【判例】
ケースブック行政法
判例百選(半分ぐらいしかつぶしていない)
【演習】
事例研究行政法


■民法
【基本書】
内田民法I~IV
(潮見教授の一冊まとめを持っていたが役に立っていない)
(C-Book民法は持っていたが役に立っていない)
【判例】
判例百選
判例プラクティス(半分ぐらいしかつぶしていない)
【演習】
スタンダード100
論文基本問題集


■商法
【基本書】
リークエ会社法
(C-Book商法は持っていたが役に立っていない)
【判例】
判例百選(全部きっちりつぶした)
【演習】
ロースクール演習会社法
ロープラクティス会社法
事例から考える会社法
スタンダード100
(会社法100問も持っていたがそれほど役に立っていない)


■民訴法
【基本書】
伊藤眞教授民事訴訟法
(C-Book民訴法は持っていたが役に立っていない)
【判例】
判例百選(半分ぐらいしかつぶしていない)
【演習】
事例演習民事訴訟法
解析民事訴訟法(非常に役に立った)
スタンダード100


■刑法
【基本書】
山口厚教授刑法
(C-Book刑法は持っていたが役に立っていない)
【判例】
判例百選(半分ぐらいしかつぶしていない)
最重要判例刑法250選(半分ぐらいしかつぶしていない)
【演習】
事例から刑法を考える(思考過程を鍛えるのに一番ためになった)
スタンダード100


■刑訴法
【基本書】
田口教授刑事訴訟法
(C-Book刑訴法は持っていたが役に立っていない)
【判例】
判例百選(全部きっちり何度もつぶした)
伊藤真の判例シリーズ刑訴法(全部きっちりつぶした)
【演習】
事例演習刑事訴訟法(思考過程を鍛えるのにためになった)
事例研究刑事系II(思考過程を鍛えるのにためになった)
スタンダード100


■要件事実
完全講義 民事裁判実務の基礎(紛争類型別よりも断然詳しく解説されている)




それ以外は、
LECの入門講座、答練
辰巳の旧司から予備試験に向けた方への講義
など受講したときのテキストで勉強しました。



伊藤塾の答練も受講していまして、考えさせる問題が素晴らしかったです。

試験免除?

2013年09月16日 19時10分13秒 | その他
司法試験合格者は、いくつかの資格の試験が免除されるようです。

弁理士について調べたのですが、よくわかりませんww。

ただ、弁護士法3条2項は
「2 弁護士は、当然、弁理士及び税理士の事務を行うことができる。」
とあるので、税理士、弁理士については、できるという意味だと思うのですが、違うのでしょうか?

気になるのは、「弁護士は、」とあり、他の試験の免除項目などに記載されている「弁護士となる資格を有する者は、」と書いていない以上、司法修習終了後、弁護士登録をして弁護士として活動していなければならないのでしょうね。


弁理士業務や税理士業務だけを行いたいという場合には、弁理士試験を受けないとダメなんでしょう。
つまり、弁護士登録をせず、企業内サラリーマンで弁理士として活躍したい場合も、別途弁理士試験に合格しないとダメなんでしょうね。

遠回りですが

2013年09月16日 18時21分44秒 | 論文
遠回りかもしれない勉強法として答練を活用するというのがあります。


答練の活用法として、

1.時間配分
2.知らない問題が出た場合の対処法
3.順位付けによる他人との相対的実力の認識
4.自己の無理解発見

などがあるかと思います。


私は、4につながったことが一番役に立ちました。

自分が理解している基礎知識でも、いざ答練で書いてみると勘違いの部分が発見できたりします。


ここ数年間はそれが多かったです。


入門講座で確かにやった。

答練や過去問を解いてみて書いてみた。

実は制度、趣旨を理解できていなかった。
あるいは、反対説でも同じ理由になっていたりして、理由にならないことを書いていた。



例えば、数年前の民訴法の過去問で、自白の撤回制限効(不可撤回効とも!?)の部分がよく理解できていませんでした。
自白の効力は裁判所拘束力しか頭になく、禁反言の趣旨を考えられませんでした。



これは、入門講座や基礎講座では必ず出てくるであろう効力を理解していなかったからに他なりません。


こういう間違い、勘違いがいくつもあぶりだされて、知識不足のところを無くしていけました。
しかし、これは答練で出てこなければあぶり出されなかったので、この方法は推奨できません。


独りならば、入門講座や基礎講座の見直し、聞き直し、学者の書いた問題演習の解説などで自己の無理解発見をするしかないかと思います。


怖いのが自分が勘違いしていることを知らないこと。
なので、ここに他人に答案を見てもらうことの意義があります。

その他人も自分より勉強が進んでいる人や合格者が一番良いことは言うまでもありません。