ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

判例の射程

2013年09月18日 23時06分52秒 | その他
判例の射程を勉強すべきというのをたまに見かけます。

ただ、私はそのようなものは勉強していませんでした。

試験問題は、判例と事案が異なるのは当然ですし、事案を全部覚えられないからです。


そんなことを意識して答案を書けるならそれに越したことはありませんが、優秀ではないと思われる受験者は止めた方が良いです。


判例の射程が及ぶかどうかは、多分応用+発展です。


まずは、判例の内容を覚えるだけで良いです。


それ以上は加点だと思います。

ただ、加点を狙いに行くと危険が伴います。なぜなら、その理解が間違っていた場合は、判例すら知らないのかと思われます。

冒険よりも基礎的理解を示すこと。

これがまずは大前提です。スタートラインです。



今年の問題で判例の射程を知っていた人は得をして高得点だったかもしれません。

しかし、私はそのようなことを考えたことがないし、勉強もしていませんが、現場で論理立てて書けました。
これで充分なんだと思います。


点につながる勉強を最優先すべきです。


それ以上はできる方がやってください。

自信の無い方は手を出さない方が無難です。遠回りになってしまう危険があります。

過去問

2013年09月18日 00時13分24秒 | 論文
過去問の重要性は、どの受験生も理解していると思います。


ただ、私は、全部検討せず平成20年のから、すなわち過去5年分しかしていません。

過去5年分を潰すのに精いっぱいで、それ以上やると発散しそうだからです。

時間がある人はやった方がいいいです。やらないよりはやった方が断然いい。しかし、私のように仕事をしていて時間が無い人は、過去4、5年分でいいです。


去年は、過去4年分をやっていたので、今年は去年の本試験も入れて合計5年分です。つまり、去年と同じ範囲しかやっていません。

それなのに、同じ範囲を同じ時間、同じ試験問題をやったのに、毎回新しい発見がありました。
それが新司法試験の過去問です。

何回やったかというと、去年が3回、今年が2回の計5回です。5回もやったのに、新しい発見がありました。

5年分は全部書きました。書いていないという人は時間を掛かって書いて下さい。書いた後、人に見せ合うか、予備校の過去問講義を受講して下さい。


過去問の融合問題も分離できます。関連性がほとんどないからです。


過去問は潰しまくる。この姿勢が絶対大事です。