ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

新司法試験直前期

2014年05月05日 21時28分51秒 | 論文
来週水曜から新司法試験が始まります。


私が直前期にどうやって過ごしていたか。


不安な科目の過去問を書いていました。仕事をしていますので、毎週土日は1通ずつ書き続けており、平日も時間が取れた時に書いていましたので、週に3通ずつ書いていました。それを直前の日曜まで続けていました。

不安な科目は、行政法、民訴法、刑訴法です。人によってそれぞれだと思いますが、私は平成23年のを最後に書くように調整していました。



あとは、チェックポイントとして、自分が今までに書いてきた論文の中で苦手なところをまとめたものを何度も読み直しました。だいたい、1科目ルーズリーフ5枚ぐらいです。

それ以外は、過去に予備校でもらった問題集を読み直しました。

他には、ゴールデンウィーク中に民法の教科書を通読することもやったと思います。



不安なのはみな同じですので、自分は落ち着くために勉強をするしかありませんでした。仕事をしている以上、他の人よりは勉強時間が短いのですから。集中してやるべきことが限られていましたから、そういう意味では取捨選択が適切にできたのかもしれません。


私は肢別本否定派ですので、直前期であっても肢別本を読むような勉強はおススメできません。

知識の確認は、自分で作ったノートがあると思いますので、それを見直すのが一番効率が良いです。

予備試験直前期

2014年05月05日 19時41分42秒 | 短答
予備試験直前期の過ごし方。


予備試験は短答のみですので、知識の詰め込みを短期間でどこまでできるかが勝負です。


巷で流行っている肢別本はおススメしません。過去に3科目持っていましたが、全く理解ができませんでした。

肢別本で勉強した気になっている方は、自分は理解している!と勘違いしていると思います。



肢別本は、時間が空いたときに肢の周辺情報を色々収集して勉強するのに適しているものだと思います。肢に関係する条文とか、判例とか。

直前期にやるものとは思っていません。肢別本は、範囲を網羅できていませんから穴ができます。



この時期に一番いいのは、過去に解いた問題で間違ったものをノートなどにまとめていると思います。これを解くか、過去問を一気に解くことです。判例六法で刑法を条文と一緒に読むのも良いと思います。
私はこれを繰り返し、繰り返し行っていましたので、知識が定着していきました。
逆に肢別本で知識が定着したのは、問題と答えを丸暗記したことだけなので、全く同じ肢が出ない限り手も足も出ないことになってしまいます。


まとめると、予備試験の短答突破には、条文素読、過去問、まとめノートを読み直す。

条文素読(判例含む)→条文問題はたまに出ます。刑法は判例の肢が出ますので、記憶に残ります。拐取罪とか文書偽造とか。
過去問→肢別本よりも記憶が定着します。
まとめノート→穴を無くす


これが一番効率がいいと信じています。