ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

起案

2015年12月19日 18時45分47秒 | 司法修習
◎導入修習の起案
成績は付きませんが,任官,任検希望の人はチェックされています。特に任官志望の方はかなりチェックされています。

起案が返ってきた時に,紐がほどかれた跡がありましたので,コピーを取っていると思います。

導入起案で基本的な考え,知識,理解があるかをチェックしています。


◎実務修習の起案
各実務修習中に起案が行われます。

民裁,刑裁,検察ともにA,B,Cの3段階です。起案には記載されていませんので,個別面談の時に聞くしかありません。教官から教えてくれる場合もありますが,自分から聞かなければ教えてくれない場合もあります。

ただし,クラス毎の相対評価ですので,人数が少なく,優秀な人が集まっている班であれば,Aは取れません。およそ3割ずつの割合で点数が付きます。

なお,弁護の起案は点数が付きませんし,教官ではなく,弁護修習先の弁護士の方が採点してくれていると思います。

検察起案は,終局処分の考え方の項目通り書ければBが付きます。間接事実の上げ方をマスターしなければ二回試験は突破できませんので,この部分で苦労する必要があります。


◎集合修習の起案
5科目すべてに成績が付きます。
裁判科目は教官によってバラバラで,A,B,Cの3段階で,かつ,BとCには+が付いたりして,実質5段階だったり,A,B,C,D,Eの5段階で付いていたりします。

3段階は3割,4割,3割の割合。

実質5段階は,上記割合の中で各1割~2割程度に+が付きます。飛び抜けてよい人にはAの中でもA+が1,2名付いたりするようです。

5段階は,1割,2.5割,3割,2.5割,1割程度です。


Eを取ったなら,教官に面談した方が良いです。色々適切に親切に丁寧にアドバイスをしてくれます。私は幸いにもEを採ったことがありませんでした。

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