31日の日曜日は、私にとっては尺八の大先輩でもあり、地元では有名な仙道竹杖先生の民謡歴50周年リサイタルがありました。
前日は小松市で行われた貫松栄先生の発表会で一日拘束されて疲れ果てているのに、連日早起きして眠い目をこすりつつ会場へ向かいます。
今回の会場は氷見市の隣の隣、砺波市の小さな体育館です。9時に集合と言うことなので、前日と同じく8時半に自宅を出発しました。
仙道先生直筆のプログラムです!
翌日の北日本新聞の記事です。
午前中はリハーサルで、各団体入れ替わりで音のチェックをします。
私は「となみの民遊会」での参加なので、「おわら」と「こきりこ」の尺八を吹けば良い筈だったのですが、実は米谷流尺八の先輩が来ておられまして、「一緒に吹くか」の一言で、全体のほぼ半分の曲を二人で吹くことになってしまいました。
加えて、江差追分の伴奏も急遽、仙道先生と先輩、私の三人で吹くことになってしまいました。江差追分は3月のおさらい会で思ったように吹けなかった悔しい想い出があって若干トラウマになりつつあったのですが、今回は先輩方の陰に隠れて吹いて何とか無難に終わることが出来ましたが、来週は某所でまたまた江差追分を吹かなくてはなりません・・・・。
仙道先生熱演中!
大体このようなイベントは時間が延び延びになるのですが、皆さんてきぱきと演奏されたためか、予定よりもかなり早く終わりました。
全員の協力による後片づけが終わると、場所を隣の施設に移動しての打ち上げのパーティーです。
皆さん酔いが回ってきた頃にお決まりの余興が始まります。私は尺八を車に片づけてしまっていたのですが、仙道先生の一言で取りに行くハメになりました。
自分の尺八でも違う長さの管に持ち替えると顎あたりが変わって音が出にくくなったりするのに、さすがに仙道先生、私の尺八を平気で吹いておられました。年期がはいっている先生は違います(^^ゞ
私も何曲か吹かせていただき、ラストは先生作曲の「散居節」です。まずは先生が2題吹いて、そのあと私がバトンタッチして2題吹き、異常な盛り上がりの宴会は終了となりました。
さて前日飲めなかった腹いせもあったのですが、それからは2次会3次会と延々と突き進み、最後は民遊会会主の先生宅に泊めてもらうこととなりました。
夕方の5時から飲み始めて、午前2時前まで飲み続けでした、困ったものです。
翌朝は先生に駐車場まで送っていただき、自宅へ帰ったのですが、家に着いてびっくり。持ってきたはずの自宅の鍵がなくて、家に入れないではないですか。
幸いにも嫁さんの実家にも鍵があることが判明、往復40分かけて実家まで行って鍵を預かって何とか無事に家に入ることが出来ました。
後になって車の中をよ~く調べたら、シートの下に落ちていました、ヤレヤレです。
まぁ、これで超多忙だった今年上半期のイベントは大体終了、ようやくバイクに乗る時間ができそうです。