かーちゃんは日曜日早朝より東京ドームへ東方神起のコンサートへ。帰りは夜行寝台だそうです・・・・。
私はいつ以来かの久々の休息日で、かーちゃんを駅まで送った後お昼まで二度寝をして、その後おもむろに某シネコンへと向かいました。
そう、若かりし頃は山男で、新田次郎さんの著書を愛読していた私としては何としても「劔岳点の記」を見なくては、と思ったわけです。
新田次郎さんの原作を読んだのは20代前半のころ、今から30年以上前ですね。
当時はバイクよりも山に通うことが多かった自称山男の私は、点の記を読んで大変感銘しまして、ぜひ次は剱に登ろうと思っていました。
ところが、ある先輩の「山女」から「剱は絶対に1人で行くな、経験者と一緒に行かないと大変な目に遭うぞ・・・」と脅されて、結局行けずに今に至っています。
今となっては体力も衰えていますので、もう剱は無理かなと思っています。
この映画を見て、また安易に軽装で剱へ登る人が増えるのではないかと危惧しています。ましてや長治郎谷から登ろうかという人も必ず出てくると思いますので、ちょっと富山県は警告の一つも出しておかないとまずいのではないでしょうかねぇ。
という爺の文句はさておき、私的には原作もしっかり読んでいるし、勝手知ったる立山界隈が舞台なので、地理もわかるし結構楽しめた映画でした。
今から観る人はぜひ事前にパンフレットを買ってしっかり地図を頭に入れてから見ないと、楽しさが半減すると思います。
久々オフの一日でした。