日本民謡協会の指導者資格認定試験を受けてきました。
今回が初受験なので、まずは第一歩、助教師からの受験です。
三味線で受けても、掃いて捨てるほどの人数がいてあまり有り難みも無さそうなので、尺八で受けてきました。
まぁ、お金さえ払えば全員合格の試験なので、特にどうって事もないのですが、試験官の前で吹く実技試験はさすがにステージよりも緊張します。
最初に筆記試験、続いて実技試験があります。
実技は外山節と北海盆唄の2曲。
試験場には1尺8寸管を持ってくるように書いてあったのですが、実は北海盆唄は「リ取り」(注)の曲。
ひょっとしたら1尺6寸管も持っていったほうが良いのかなと思いつつも、そこは伴奏の方も心得ているのだろうと思って、8寸管だけを持って試験会場へ。
外山節が終わって北海盆唄に移ると、何のことはない、本調子を二上りにしただけで「さぁ始めて下さい」と言われます。
「あの~、北海盆唄はリ取りなのですが・・・」というと、三味線の先生が大あわてで2度下げられました。
今度からは2本持って行ったほうが良いのか、事前にしっかり確認しておかなくては、と思った次第です。
今回の試験は北陸3県から91名の受験者があったようです。
ほとんどが唄と三味線で、尺八は数名、太鼓が2名でした。
笛はゼロ。来年は笛でも受けてみようかと・・・・。
筆記試験では久々に脳みそを使ったので、ぐったりの一日でした。
(注)「リ取り」とは、日本音階ではなく西洋音階を使った民謡の場合、2度短い(高い)尺八を使うと、指使いが簡単になります。そのままでも吹けないことは無いのですが、メリ音が多くなって指使いが複雑になるので、2度短い管で吹きます。
三味線の1の糸を尺八の「リ」の音で合わせることになるので、「リ取り」と言います。
三味線で3の糸の2のツボとか8のツボが多く出てくる曲がこれに当たります。
「北海盆唄」「稗搗節」「白浜音頭」「九州炭坑節」「河内音頭」などです。
今回が初受験なので、まずは第一歩、助教師からの受験です。
三味線で受けても、掃いて捨てるほどの人数がいてあまり有り難みも無さそうなので、尺八で受けてきました。
まぁ、お金さえ払えば全員合格の試験なので、特にどうって事もないのですが、試験官の前で吹く実技試験はさすがにステージよりも緊張します。
最初に筆記試験、続いて実技試験があります。
実技は外山節と北海盆唄の2曲。
試験場には1尺8寸管を持ってくるように書いてあったのですが、実は北海盆唄は「リ取り」(注)の曲。
ひょっとしたら1尺6寸管も持っていったほうが良いのかなと思いつつも、そこは伴奏の方も心得ているのだろうと思って、8寸管だけを持って試験会場へ。
外山節が終わって北海盆唄に移ると、何のことはない、本調子を二上りにしただけで「さぁ始めて下さい」と言われます。
「あの~、北海盆唄はリ取りなのですが・・・」というと、三味線の先生が大あわてで2度下げられました。
今度からは2本持って行ったほうが良いのか、事前にしっかり確認しておかなくては、と思った次第です。
今回の試験は北陸3県から91名の受験者があったようです。
ほとんどが唄と三味線で、尺八は数名、太鼓が2名でした。
笛はゼロ。来年は笛でも受けてみようかと・・・・。
筆記試験では久々に脳みそを使ったので、ぐったりの一日でした。
(注)「リ取り」とは、日本音階ではなく西洋音階を使った民謡の場合、2度短い(高い)尺八を使うと、指使いが簡単になります。そのままでも吹けないことは無いのですが、メリ音が多くなって指使いが複雑になるので、2度短い管で吹きます。
三味線の1の糸を尺八の「リ」の音で合わせることになるので、「リ取り」と言います。
三味線で3の糸の2のツボとか8のツボが多く出てくる曲がこれに当たります。
「北海盆唄」「稗搗節」「白浜音頭」「九州炭坑節」「河内音頭」などです。