三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

別れの一蹴

2021年08月04日 12時56分14秒 | アマチュア無線
約30年間我が家のメインリグだったTS-950SDXをドナドナしました。

パケット通信にはまっていた頃は、10MHz/PSKで日夜転送をしていたのもこのリグです。
パケットをやめてからはしばらく冬眠状態でしたが、数年前に冬眠から目覚めた後はCWで結構な数の交信をしました。

1年半前にIC-7610を購入してからは、メーカーの調整を経てサブのリグに格下げになって、アンテナはT2FDにつながっていました。
しかし、大きくて超重たいリグは、シャックのレイアウトを替えようにも一苦労で、非力な年寄りにはどうしようも無くなってきたので、ドナドナということになった次第です。



某サイトに出展する前に説明用の写真を撮って、オールリセットして、購入当時の元箱は取ってあったので、梱包を開始します。
家族に手伝ってもらえば良かったのに、ひとりで箱に詰めていたら手が滑って、950の脚が私の右足甲を直撃しました。

激痛が走って、ひょっとしたら骨まで行ったかなととっさに思いました。
痛みをこらえてなんとかそのまま箱に詰めて梱包は終了。
すぐに痛い足を引きずって近所の整形外科へ行きました。

看護師:「どうされましたか」
私:「20数キロの無線機を足に落としました」
看護師:絶句

というわけで、レントゲンを撮ってもらいましたが、骨には異常なし。
ただ、内出血がひどくて、右足甲からつま先が紫色になりました。
20年ほど前にバイクでハイサイド転倒したとき以来のひどい内出血でした。

きっと950SDXの別れの一蹴だったような。
30年も連れ添ったのに何でだよと、言われているような気がしました。
ドナドナ先でまた頑張って第二の人生を謳歌して欲しいと願うばかりです。

コメント
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