三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

12月の出来事その2~中学校へアウトリーチ

2022年01月01日 22時25分59秒 | kazahana
12月の出来事その2、アウトリーチ第2弾です。
今回は中学校へのアウトリーチです。


12月7日(火曜日)

前回のアウトリーチの小学校と同じ建物の中学校です。
校舎の半分で、小学校と中学校が分かれていて、学校の名称も違います。

前回小学校のアウトリーチで使った「サンサンルーム」の上の階の「交流ホール」での開催でした。
なので間取りは同じなのですが、あいにくの悪天候で立山連峰どころか富山湾も見えず残念でした。

今回は中学校1年生2クラス。
箏の演奏体験もあるので、箏を15面並べて調弦するところからのスタートです。
授業で使っていたらしく柱は立ててあったので調弦からのスタートで、当然私も調弦のお手伝いをします。
前年は柱を立てるところからのスタートだったので大変でしたが、今回は楽でした。
慣れて来たのもあるのかもしれませんが。
微調整は英里ちゃんがやってくれるので、あとはお任せです・・・。

この日も新文化施設の総合プロでスーサー河出洋一氏が視察に来られました。


プログラムです。

・月ノ雫
・六段の調べ
・生徒全員でさくらさくらの合奏
・さくら~祈り
・カイト
・群青

と、このプログラムを2回(2クラス)でした。





























今回の最大の難関は「群青」です。
YOASOBIの「群青」です。谷村新司ではありません(^^ゞ)
どっちも好きですが・・・

11月のはじめに英里ちゃんから「群青」はどう?って言われて、ピアノ譜をもらっていたのですが、そのまま私が入院となりしばらく手つかずでした。
退院後もなかなか調子が出なくて、結局楽譜を仕上げたのが今回のアウトリーチの約1週間前。
やはり最近のポップスの特徴で原曲は後半で転調してますが、半音の転調は無理なのでカイト同様転調無しで最後まで行きました。

一週間結構練習して臨みましたが、やはりアップテンポの原曲をよく知っているだけにどうしてもテンポが速くなって走るのと、音域が広いので尺八はちょっと大変でした。


後日いただいた生徒達の感想文にも、「カイト」と「群青」が特に心に残ったと書かれていたものが多くありました。
やはり、和楽器でこういうポップスを演奏するのは、子供達の心をつかむのには良いのかと再認識しました。
ただ、それだけではなくて実は奥は深いのですが、最初の一歩には大変良かったようです。

「群青」は今月にもう一度あるアウトリーチでも演奏することになっています。
もう少ししっかりと吹けるように練習しなくては・・・

というわけでアウトリーチ第2弾は無事終了。

つづく。
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12月の出来事その1~小学校へアウトリーチ

2022年01月01日 21時20分49秒 | kazahana
ようやく11月の出来事のアップが終了しました。
続いて、怒濤の12月の出来事へ移ります。

この2年間というもの、コロナ禍で芸能音楽関係のイベントはほとんど中止か無期延期だったのですが、この12月は小中学校へのアウトリーチがあるし、久々のイベント依頼もあるし、なんたって私の津軽三味線教室のおさらい会もあるし、、、等々でちょっと大変でした。

まずはアウトリーチの顛末から。


12月2日(木曜日)

前日まで冬型の気圧配置で時雨模様の天気でしたが、この日は一転良い天気になりました。
午後から市内の小学校へアウトリーチです。
こちらの小学校は一昨年から毎年オファーをいただいていて感謝です。

一昨年は尺八(塩ビ管)の楽器体験もしてもらったのですが、今年はコロナウィルスの対策ということもあり、箏・尺八の和楽器コンサートだけということになりました。

2階のサンサンルームと言う名前の広いスペースからは、富山湾越しの立山連峰を望むことが出来て、なんともリッチな雰囲気の場所での演奏でした。








市の文化振興財団から、今秋開館予定の新文化施設の総合プロでスーサーである河出洋一氏が見学(視察)に来られて、校長先生も見学という、ちょっと緊張感のある演奏会でした。

演奏曲目は以下の通りです。

・春の海
・月ノ雫
・ジブリメドレー
・炎
・パプリカ
・カイト




















炎は前年のアウトリーチの時に楽譜を書いて、一度演奏したきりでそのままだったので、しっかり練習して望んだはずですが、苦手なところはやはりしっかり吹けなくて反省です。

カイトは、今回のためにパートを割り振って楽譜を書きましたが、こちらはそんなに難解なことも無く無事に演奏出来ました。
ただ、原曲は最近のポップスの例に漏れず途中で転調しているのですが、箏・尺八のアンサンブルで生演奏で転調は難しいので、転調無しで演奏しました。

後日、児童の感想文の抜粋をいただきましたが、
子供達にはジブリメドレーやカイトが好評だったようで、皆さん日本古来の楽器でこんなにもいろんな曲が出来ると言うことに驚いたという事が書かれていました。

私たちの拙い演奏でこんなにも喜んでもらえるとは、ありがたいです。

というわけで、無事小学校第一弾は終了しました。

つづく。
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11月の出来事その2

2022年01月01日 18時08分11秒 | kazahana

11月の出来事その2です。


11月20日(土曜日)

午前中は富山市の三味線屋さんの展示会へ。

毎月2回、土曜日にこちらの三味線屋さんで津軽三味線富山教室をやってます。
この日は生徒さんが新しい三味線を欲しいというので、選定の補助をしました。
良い三味線をゲットされましたので、今後の活躍が楽しみです。


試奏中


さて、展示会場に三味線の棹になる「紅木」の原木がディスプレイされていました。
とても重くて非力な私では持ち上がりませんでした。
津軽三味線なら2棹、民謡三味線なら3~4棹取れるそうです。
水に入れると沈むのだそうです。
輸入の規則の問題とかで、ある程度カットして加工してあるもので輸入するために、原木を見ることが出来るのは珍しいのだとか。
珍しいものを見ることが出来ました。









さて、午後からはいつもお世話になっている射水正声民謡会さんのおさらい会に、尺八担当で参加しました。
尺八担当が穴を開けては大変なので、10日に退院してまだ間がないのに強行参加しました。

体はまだ本調子では無くて体力不足は否めませんが、なんとか頑張って26曲吹いてきました。
加えて、このところ胡弓を弾く機会が無かったので、会主にお願いして越中おわら節と麦屋節の胡弓を弾かさせていただきました。

7月の入院前から比べて体重が約10キロ落ちました。
体は軽くなって、ほぼ標準体重になったのですが、尺八吹くにも三味線弾くにも根気が無くなって困ったものです。
特にこの日は沢山の曲を吹きっぱなしだったので、体力もそうですが、緊張が続かなくて大変でした。
徐々に慣らしていかないといけませんね。
















今年はコロナの影響でイベントがほとんど無く実に寂しい一年でしたが、年の暮れになってようやくイベントらしい事が出来ました。
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あけましておめでとうございます。

2022年01月01日 12時49分04秒 | しょーもない徒然日記

2021年は慌ただしく過ぎ去ってしまい、2022年の元旦を迎えています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年10月以降ブログを更新していなかったのですが、実は11月再び憩室炎が再発してしばらく入院していました。
退院後は、しばらくコロナ禍で何も無かったイベントが、なぜか11~12月に集中してあり、 加えて本業も忙しくなってブログを書くどころではありませんでした。
年末ギリギリまで超多忙な日を送っていて、年が明けてようやくパソコンの前にゆっくり座ることが出来ましたので、昨年11月からのあれやこれやを回顧しながら書き記してブログにアップしようと思います。

さて、まずは11月の憩室炎の再発・再入院のことから。


11月3日(文化の日)

2日~3日はJA9コンテスト電話でした。
昨年に続き今年も電話の部は7MHz部門にエントリーの予定で前日は早々に就寝して、早朝からコンテストに臨みました。

実は夜中から腹痛がしていたのですが、なんとか我慢できる程度だったので午前6時すぎからそのままコンテストを開始。
相変わらずOTHレーダーのノイズがありますが、なるべくノイズのすくない周波数でCQ呼び出しをします。
ただちょっと時間的に出遅れたようで結構周波数が埋まっていて、苦戦しました。

快調に呼ばれ続けているうちに腹痛がだんだんひどくなって、午前8時を過ぎた頃からどうも熱も出てきたようで寒気がしてコンテストどころでは無くなり、午前9時を過ぎた時点でコンテスト継続は無理と判断してリタイヤ。
体温を測ると39度近いし、解熱鎮痛剤を飲んでしばらく横になって様子見をしました。

午後になっても一向に腹痛も発熱も治まりません。
実はこの2日前の11月1日に、大腸内視鏡検査をして異常なしと言われていたのですが、なぜ突然こんなことになるのかと思い、検査していただいた病院の救急外来に電話したところすぐに来てくださいとのこと。
ただ、このコロナ禍のご時世、まずは発熱外来に来てくださいとのことでした。

16時に発熱外来に来てくださいと言われて時間通りに行ったのですが、発熱外来に入れてもらったのは1時間後。さらに抗原検査で陰性になって救急外来に入れてもらったのはさらに1時間後でした。
その間も腹痛は全く治まらず、熱も下がらずしんどい思いをしました。

CT検査の結果、前回(7月入院)の時と同じ憩室炎なのでそのまま入院してくださいとのこと。
何の準備もしてきていないのに(心の準備を含めて)即入院となりました。
前回よりは痛みが激しくて、大腸から小腸まで炎症が広がっているらしいとのこと。
起き上がったり体勢を変えたりるするのも激痛で大変です。
前回同様、絶食で腸を休めながら抗生剤を点滴する治療が始まりました。
























今回は入院後の回復が早くて、8日目で退院となりました。
同室の患者さんの行動がちょっとびっくりだったので、スマホのメモ帳にブログの下書きを書いて暇を潰していました。
それを貼り付けてみます



*病院にて「患者模様いろいろ」

・向かいの病室のじいちゃん
1日に何度もスナックのママと思しき人物から電話がかかって大声で喋ってる。丸聞こえで恥ずかしく無いのだろうか。
看護師のねーちゃんの言うことを毛頭聞かない、小便の量を計るからと言われてるのに、流してしまったと毎回同じ事を繰り返しをしている。
早朝に外へ散歩に行ってタバコを吸っているらしい、困ったものだ。
午後からもずっと行方不明に、きっとどこかへ脱出しているのだろう。
看護師は右往左往して困っている。
夜になるとイヤホンでテレビを見て時々大声で笑ったり奇声を上げたりする、気味悪いのでやめてほしい。

・斜め向かいのじいちゃん
やはり病室で大声で電話をしている。
やたらと看護師ねーちゃんに点滴の針の処置にクレームを付けている。
看護師のねーちゃんに爪を切らせている、文句も言わずに切ってる看護師はえらいです。
看護師にいちゃもん付けるのが楽しいのか、何人も被害にあっている、ベテランの看護師はさらっと受け答えして去って行くが、若い看護師は捉まってあーだこーだ文句を言われている。

・退院して行った向かいのじいちゃん
看護師のねーちゃん達に、「目が可愛いので、20年若返った」と同じ言葉を繰り返している。
退院するまでに何十回聞いたことか。
看護師の皆さんも大変だ。

・隣のあんちゃん
ばったり鉢合わせしたが、180センチ以上ある巨漢。
看護師さんは体重が100キロ超でいつもの体重計では計れないと大騒ぎ。
相撲取りの取り組み後の息づかいに似てちょっと耳障り。
いびきが変則でまるでブタ小屋にいるようで、気になって眠れない。
と思っていたら、ウシガエルにみたいになってきた。これでは眠れたもんじゃない。
耳栓の効果では全く追っつかない。
おかげで今回の入院中とんでもない睡眠不足でした。

人生いろいろなのでした。。。


というわけで今回は8日間で退院。
血圧の薬が切れていたので、その日のうちにかかりつけの内科医院へ行き顛末を話したところ、かの先生ががぼそっと、「内視鏡で憩室を刺激したかな・・・」と呟きました。
そんなこともあるのですかね、無事に回復してシャバに戻ってこれたことだし、あまり深く追求しないことにします。

ただ食事に気を遣って消化の良いものを食べるように、便は溜めないようにしています。
アルコールは前回7月のの入院以来やめました。というか前回あまりにも辛い目に遭ったので、飲みたいという欲求が起きなくなったのでそのまま断酒が続いています。
もう半年が過ぎました。
毎晩、青汁を牛乳に溶かして飲んで就寝しています(笑)
ま、そのうち呪縛が解けて飲み始める日も来るでしょうが、当分はこのままです。

まずは11月上旬のお話でした。

つづく。
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