今年も津軽三味線全国大会ツアーに行ってきました。
6日早朝に帰ってきてからとっとと顛末を書こうと思っていたのですが、先日のおさらい会の後始末なんかもあってなかなか余裕がなくて、既に一週間が過ぎてしまいました。
しばらく前のブログにも書いたと思いますが、バカな私はホテルの予約をこってり忘れていて、はっと思い出してネットで調べたときには既に弘前・五所川原界隈のビジネスホテルは満室状態でした。
仕方なく、辛うじて空いていた青森中央インターのルートインに予約をしました。まぁここなら弘前に行くにも金木に行くにも、インターがすぐそこなので、便利かなと思ったのです。
朝食が付いて税込み5700円なら、そこそこ安いし良しとしておくことにしました。
5月1日の夜中に慌ただしく自宅を出発しました。
なんせ、しばらく家を空けるために直前まで本業の仕事を片づけていたのです。
青森への道中、まる1日三味線を弾けないので、最終のチェックを兼ねて1時間ほど三味線を弾いてから出発しました。
磐越道から東北道で高速道路をつなぐルートもあるのですが、高速道路大嫌いな私は、今年も日本海側を北上するルートです。
酒田を過ぎたあたりで空が白んできて急に眠気が襲ってきたので、象潟の道の駅で4時間ほど爆睡しました。
青森のビジホには予定どおり午後3時過ぎに到着。
ちょっと早いかなと思いましたが、チェックイン出来たので、そのまま三味線と荷物を部屋に置いて、青森大会の前夜祭へ向かいます。
青森大会前夜祭ということで、超豪華な顔ぶれのステージで、それも入場無料だというのに、観客はまばら。
これだけの顔ぶれが揃うこと自体難しいと思うのですが・・・・、とにかく私は大感激でした。
ちなみにどんな顔ぶれだったかというと、↓の通りです。
さて、3日は青森に宿泊しているのに、青森大会ではなく弘前大会へ向かいます。
弘前城周辺は桜祭りまっただ中で、早朝から道が大渋滞になるので、事前に良い迂回路はないものかとルートを研究していきました。
その成果で、全く渋滞に遭うこともなくスムーズに弘前市民会館へ到着。
私はシニアの33番。
毎年シニアはほぼ真ん中あたりで、一旦昼休みの休憩に入ります。
上手いこと順番が並べられていて、だいたい午前がノーシード、午後がシードされた強豪選手となっています。
去年までは午前のノーシードのほうだったのですが、今年は強豪がひしめく午後のほうに入れられていました。
何だか気合いが空回りして、いきなり音をすかすし、ツボは何度もはずすしボロボロの演奏だったので、ガックリきてずっと客席でC級戦、B級戦と観戦していました。
ふらふらとロビーへ行ってみると、なんと5位に入賞しているではありませんか。
ビックリでした。
結構上手く弾けたかなと思った去年の名古屋はダメで、いくつも大きなミスをした弘前が入賞って、、、審査員の傾向なんかもあるのですかね・・・・
ま、とにかく去年より順位も2つ上がったことだし、良しとしておきましょう。
演奏直後は入賞絶望的だったので、翌4日は青森大会の観戦にしようと思っていたのですが、表彰式があるので、4日は朝から弘前の観戦デーにしました。
昨日に続いて渋滞回避のエスケープルートで、すんなりと弘前市民会館へ。
団体戦から最後まですべて観戦してきました。
冒頭の大会委員長挨拶で、青森大会が同日開催になった事への苦言がありました。
確かに青森大会の主要メンバーの先生の門下生は、弘前をパスして青森に出場しておられます。
審査員も著名な先生ばかりだし、凄いなぁとは思いますが・・・・。
私にとってやはり弘前が伝統の憧れの地なので、来年以降も青森大会という選択肢は無いと思います。
大会委員長の挨拶のあと、先の東日本大震災で被災された方々への「献奏」がありました。
A級優勝は柴田雅人さん、私がエールを送っていた葛西さんは惜しくも準優勝でした。
私は、今年も小さなトロフィーをゲット。
いつの日か、大きいのをゲットしたいものです。
しかし、今回シニア入賞の10人のうち6人が40歳台です。
しっかり練習を積み重ねないと、来年はなかなか厳しいだろうなぁぁぁ。
5日は早朝から金木へ向かいます。
金木はA級トーナメント戦が出来てから、B級が実質のA級のレベルになってしまって、まず私みたいな者には入賞のチャンスなんかありません。
60歳になって熟年の部に出られるようになるまで、しばらくは一般B級でのチャレンジが続きます。
ならばというわけでは無いのですが、、大半の人が弾くじょんから節ではなくて、違う曲でチャレンジするのが良いだろうと思い、昨年の津軽小原節に続いて、今年は津軽よされ節で頑張ってきました。
毎日毎日、じょんから節の曲弾きを弾きまくっている若者には絶対にかないませんからね・・・・
私の順番はB級8番。
B級は9時スタートなので、あっという間に順番が回ってきます。
8時前に会場入りして、すぐにウォーミングアップをします。
自分では、そこそこ弾けたかなという感じでしたが、周りが上手すぎるので結局入賞ならず。
大條先生の講評は毎回良くわかるのですが、果たして他の審査員もそのような感覚で採点しているかというと、いささか疑問です。
これはA級トーナメント戦のジャッジでも同様で、首を捻るジャッジがいくつもありました。
大條先生の講評中です。
そのうち講評の内容HPにmp3音源でアップします。
私の師匠は2回勝ち抜きましたが、ベスト8で敗退。
久々に師匠の気合いの入った演奏を聞いた気がします。
A級優勝は武田佳泉さん、私が再度エールを送っていた葛西さんは残念ながら敗退。
来年は是非リベンジしてもらいたいものです。
金木名物、ウチの師匠です。
A級終了後すぐに帰路に着きます。
翌日が休みならば、もう一泊してゆっくりしていくのですが、仕事が待っているのでそうもいきません。
やはり高速道路大嫌いに私は、往路と同じルートで南へ走ります。
去年も同じことを書いた記憶がありますが、大館~鷹巣あたりのラーメン屋は心弾かれます。
ただ、当たりなら良いのですが、はずれだったことを考えると、飛び込みで入るのはちょっと博打なので、今回もパスしました。
来年は事前にネットでリサーチしてどこかで食べてこようと思います。
毎度ワンパターンで北陸道に入ると緊張の糸が切れるのか睡魔が襲ってきます。
途中のSAで1時間ほど爆睡して、無事午前5時過ぎに自宅へ戻りました。
かくして、今年の津軽ツアーは終了。
次は名古屋です。
本当は1年ぐらい休養・充電して、新たな気持ちで大会に臨みたいのですが、出続けることに意義があるのだと言われる方も多くて・・・・
頑張ります。
そして、5位入賞、おめでとうございます!
怒涛のようなイベントをこなしつつの大会出場は大変かと思いますが、頑張ってください!
応援してま~す♪
それから、ありがとうございます。
歳を取るとなかなか疲れが取れなくて、あきまへん・・・。
と言って休んでいる余裕もなく、また毎週末のイベントは続くのでありました。
頑張りま~す
くまりんさんも弘前での入賞おめでとうございます!
さすがですね~
今回もお会いできてうれしかったです。
津軽路は遠いですね~
大会は体力勝負な部分も多いですよね。
次は真夏の名古屋・・・
またお会いできます日を楽しみにしております!
娘さんダブルで入賞で、おめでとうございます。
これからますます楽しみですね。
応援しています。
次は名古屋。
まずはテープ委審査です(^^ゞ
ぜひ真夏の名古屋でお会いしましょう!