goo

SONY FM/AMラジオ ICF-480Vの修理

 父親が病床でよく聞いていたSONYのFM/AMラジオ ICF-480Vに久しぶりに電池を入れてみたが電源が入らない。電源が入らないというのは原因を見つけやすい故障の一つだ。

 早速分解してみる。



 電池室には液漏れの跡が残っている。



 電池のマイナス電極も緑青が吹いている。

 この電極とプリント基板のバッテリー端子の導通が怪しそう。ハンダ付けされていないのだ。



 これだと思いハンダをつけようとしたが、材質がステンレスのようで。半田が乗らない。

 そうか、もともとはんだ付けされていなかったのかもしれない。

 基盤のハンダ面を溶かし表面をきれいにし、マイナス電極の基盤との接触部分を細かいサンドペーパーで磨き、バネをはめ込むと無事接触が確認できた。



 このICF-480Vの良いところはFMの受信周波数が108MHzまであるワイドFM対応ラジオだというところ。



 大部分のAMラジオ局は、6年後の2028年に廃止されFMに移行する計画だ。この移行先が90MHz以上で、これらを受信するためにはワイドFM対応ラジオが必要だからだ。

 これで又一台FM/AMラジオが復活した。

 
人気blogランキングに参加しています。
クリックをよろしくお願いします。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 夏が近づいて... 満開のニオイ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。