今日読んだ日本発の記事に、また「Death Note(デスノート)」の人気が再燃しているという。うちの上の息子も、未だにユーチューブや全13巻(12巻で完結、13巻は真相)ある本で、この人気マンガを夜よく見ている。うちの息子は、いわゆる本の虫で、最近は大人の本をかたっぱしから、熟読して、同じ本も繰り返し読むが、(日本人メジャーリーガー松坂や松井秀喜の本は一つの本につき、最低でも十回は読んでいるもよう)勿論、マンガも気に入った本は何べんも繰り返し読む。
実は、私もこのマンガを描いている小畑健さんの大ファンで、その高度なシュールでアーティスティックな世界に魅入られている一人だ。小畑健といえば、ご存知「ヒカルの碁」で一世を風靡して世界中に碁ブームを引き起こした漫画家。私は、この「ヒカルの碁」で小畑健の画風が大好きになった。
「デスノート」の内容に関しては、かなりの親たちは、「うーん」とまったをかけるだろうが、(3年前ぐらいに子供がこれを借りてきたときは、私もその題名に驚いた)その劇画の描写力は、もうマンガの域を突き破り、完全なコンテンポラリーアートとしても君臨できるのではないかと思う。
数年前、ハーパーカレッジの「西洋美術史3」(現代アートが中心)のクラスで、各自リサーチして、自分自身がキュレーションして、個々のアーティストを紹介するミニ展覧会を開くという企画があった。私はもう一人の学生と組んで、世界でも注目されている村上隆や奈良美智、森村泰昌などいまどきの日本の現代作家を紹介した。そこに、勿論、デスノートの漫画本も持っていった。私は、村上や奈良の作品よりも小畑マンガ作品が好き。森村さん(彼だけさんづけします)に関しては、私は昔よくインタビューさせてもらってお世話になっているので、そんなことは絶対に口がさけても言えません。(世界的に有名なアーティストだけど、とてもいい人で私は大好きです)
この企画をしたステッファニー・リムランドという女の先生は、日本の現代アートの大ファン。「デスノート」の描写を「すごい!」と見入っていた。彼女のオフィスは、キティちゃんなどの可愛い日本のフィギアでいっぱい。私がアキバで買ってきたセーラー服の女の子のフィギアもお気に入りらしく、大事に飾ってあった。パソコンの壁紙も日本人の若い女性作家のゾウさんのアニメ風な作品を使っていて、「カワイイ!」と日本語で言う。
おっと、話は、「デスノート」にもどるが、デスノートの力で、世界をよき方向へ導こうとし、大量殺人を犯してしまうという主人公、夜神月(やがみライト)。デスノートに書かれた名前の人々は、必ず死んでいく。その冷血で崇高な美しさを放つさまざまな彼の顔の描写を見ているだけで、ぞくぞくする。数年前、デスノートが映画化されたブームの時は、ライトと彼の敵対するエルのフィギュアがのどから手が出るほどほしかった。
「デスノート」を見ている息子の横で、「ああでもない、こうでもない」とデスノートのことを話しながら、シカゴの夜はふけていく。息子も中学生になっているので、野球とか興味がある事に関しては、大人の(いや、私以上に精神年齢は上か)会話ができ、息子もしゃべりだしたら、止まらない。親子で共通の話題があるというのは、いいことだと思う。息子が思春期に突入して、親子の会話は減るかと心配したけど、シカゴという地で、部活もない長い冬の夜では、やりようによっては、親子で楽しめるということ。子供たちの世界を全面的に否定するのではなく、自分も一緒に楽しんじゃうと気が楽で、子供たちもうれしいんじゃないかな。
実は、私もこのマンガを描いている小畑健さんの大ファンで、その高度なシュールでアーティスティックな世界に魅入られている一人だ。小畑健といえば、ご存知「ヒカルの碁」で一世を風靡して世界中に碁ブームを引き起こした漫画家。私は、この「ヒカルの碁」で小畑健の画風が大好きになった。
「デスノート」の内容に関しては、かなりの親たちは、「うーん」とまったをかけるだろうが、(3年前ぐらいに子供がこれを借りてきたときは、私もその題名に驚いた)その劇画の描写力は、もうマンガの域を突き破り、完全なコンテンポラリーアートとしても君臨できるのではないかと思う。
数年前、ハーパーカレッジの「西洋美術史3」(現代アートが中心)のクラスで、各自リサーチして、自分自身がキュレーションして、個々のアーティストを紹介するミニ展覧会を開くという企画があった。私はもう一人の学生と組んで、世界でも注目されている村上隆や奈良美智、森村泰昌などいまどきの日本の現代作家を紹介した。そこに、勿論、デスノートの漫画本も持っていった。私は、村上や奈良の作品よりも小畑マンガ作品が好き。森村さん(彼だけさんづけします)に関しては、私は昔よくインタビューさせてもらってお世話になっているので、そんなことは絶対に口がさけても言えません。(世界的に有名なアーティストだけど、とてもいい人で私は大好きです)
この企画をしたステッファニー・リムランドという女の先生は、日本の現代アートの大ファン。「デスノート」の描写を「すごい!」と見入っていた。彼女のオフィスは、キティちゃんなどの可愛い日本のフィギアでいっぱい。私がアキバで買ってきたセーラー服の女の子のフィギアもお気に入りらしく、大事に飾ってあった。パソコンの壁紙も日本人の若い女性作家のゾウさんのアニメ風な作品を使っていて、「カワイイ!」と日本語で言う。
おっと、話は、「デスノート」にもどるが、デスノートの力で、世界をよき方向へ導こうとし、大量殺人を犯してしまうという主人公、夜神月(やがみライト)。デスノートに書かれた名前の人々は、必ず死んでいく。その冷血で崇高な美しさを放つさまざまな彼の顔の描写を見ているだけで、ぞくぞくする。数年前、デスノートが映画化されたブームの時は、ライトと彼の敵対するエルのフィギュアがのどから手が出るほどほしかった。
「デスノート」を見ている息子の横で、「ああでもない、こうでもない」とデスノートのことを話しながら、シカゴの夜はふけていく。息子も中学生になっているので、野球とか興味がある事に関しては、大人の(いや、私以上に精神年齢は上か)会話ができ、息子もしゃべりだしたら、止まらない。親子で共通の話題があるというのは、いいことだと思う。息子が思春期に突入して、親子の会話は減るかと心配したけど、シカゴという地で、部活もない長い冬の夜では、やりようによっては、親子で楽しめるということ。子供たちの世界を全面的に否定するのではなく、自分も一緒に楽しんじゃうと気が楽で、子供たちもうれしいんじゃないかな。
あの死神達がいい味出していますね。最後死神の「りゅーく(?)」がdeth noteにライトの名前を書いて「死神に頼っているようでは世界は変えられない」みたいなこと言い残して去っていった場面が印象的です。人間は結局ちっぽけで無力であることを教えてくれたような気がします。そこしか見てないんだけどね。今日から竜崎?神崎?が自分の名前をノートに書いてから死ぬまでの23日間を描いた映画が公開です。
日本のアニメは結構海外で評価されているんですよね。ストーリー的にも芸術的にもいいのかしら?
今日本では若い世代の間で 「携帯小説」と言うのが流行っています。ブログのように携帯で自分が書いた小説を公開して 読者が多いものは評価され本になったり映画化されたりしています。
祐衣がはまっていてこれまた友達から借りて読みあさっています。ストーリーは殆どが純愛的な恋愛小説です。驚くことに著者が高校生だったりするんです。
今や何でもありの時代です。
そう、日本のアニメはいまや世界を席巻してるね。大学の教授たちも注目しているぐらいだから。多くのアーティストがそれにのっかっていて、似たような作品を創っているかも。リムランドの話だと、アメリカ人にもまねしているアーティストがいるようだし、今取っているドローイング2のクラスの生徒のサンプル作品もアニメ的なものを見せているから。
携帯小説のことは、よくネットで見かけるけど、作品として、どうなんだろう。なんか似たようなパターンが多いと書いてあったけど。必ずフリーターとかがでてくるとか。
今また、息子が来て、またまたデスノートの話をしてます。ヨネが書いているのは、最後の12巻のシーン。「死神リュークのめちゃくちゃ冷酷ゼリフ」と息子がコメントしてます。「俺にすがるようじゃな・・・お前は終わりだ。」とマンガ本の中でリュークは言っています。リュークのセリフってかっこいいんだよね。あんなすごい形相してるのに。13巻の番外編のガイドブックも面白いそうです。その中の137ページに載っているリュークがかっこいいと息子が言ってます。アニメ版もマンガ本とストーリーがすごく違うらしい。でも、ユーチューブで見る限りは、やはり美しい。なんて、デスノートのことを話し出すと止まらない!しばらく親子ではまってます。