Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

疲れた日に下の息子の友達に囲まれる

2009-06-04 | 日本生活雑感
今日は一言疲れた日だった。仕事で、アップアンドダウンが激しかったので、それがめずらしく後をひきずったこと。やれやれと家に帰ってきてほっとしたと同時に、いきなり下の息子の友達が3人も押しかけてきたので驚いたこと。息子が友達を3人も呼んだのは、日本に帰国してきて初めてだった。今までは1人か2人だったので、静かだった。そのあまりのうるささに、疲れが倍増。ついてない!息子の部屋はせまいので、このうるさい連中をリビングで遊ばせ、飲み物、スナック菓子などを疲れたからだにむち打って、だした。本当に日本の家はせまく、親にとってストレスがかかることを実感した。

息子の最近仲良くしている友達の一部は、お母さんたちが働いていて、毎日のように友達の家で遊んでいるようだ。息子は、習い事が少ないため、このメンバーに仲間入りしてしまったような感じ。体が大きく、かなり腕っ節の強い、いかにもリーダーシップをとるような感じのO君がみんなをしきっている。声がしゃがれていて、迫力のある大声で話し、乱暴な雰囲気もあるが、受け答えは一番しっかりしている。働いているお母さんとも携帯で連絡をしている。たくましさがにじみでている。私が教えている6年生ぐらいの雰囲気もある。こういう子がもしかすると、自分で生きる力があるのかもしれないなあ。息子はぬるま湯で育っているので、主人は、いろんなタイプの子たちと遊ぶべきだと言う。自分で判断して、生きていく力を養うべきだと。

最近の下の子の学年の保護者たちの動向は、お母さんたちが子供たちの友達を吟味して、友達もコントロールしているようだ。ちょっとでも悪さをすると、あっという間に広まるし、悪いレッテルを貼られている子供たちとは、遊ばせたくないようだ。そういう子供たちにかかわらないように、習い事や塾を入れて、暇な時間がないように工夫している親も多いという。公立の小学校は、それほど、さまざまな親のもとで育ったさまざま子供たちがいるということ。主人は、絶対に親が子供をコントロールしてはいけないと言う。私も主人の言うことは、充分理解できる。しかし、ついついみんなの情報にふりまわされ、心配する自分に気付く。

現在の日本の子供たちをとりまく状況をうまく文章で説明するのは、不可能なのだが、7年前の上の息子たちのときとは、子供たちの世界は大きく変わったようだ。ゲームに囲まれて育った子供たち。思いっきり遊びたいエネルギー満々。親からは放任されている。外は学校以外は、危険がいっぱい。だから家を行き来する。このエネルギーをうまくいい方向に持っていけないものだろうか。





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