今日はいよいよ上の息子が通いだした日本の公立中学について書こう。中学に通うにあたって、必要なものは、制服とカバンと体育着。11月2日に日本について、3日が文化の日で祝日だったので、先日投稿した大物の買い物をした後、息子の体育着を購入しに、うちの利用する駅から一駅いった学校指定の専門店に行った。
前もってシカゴからこのお店に電話で説明してあったので、体育着のゼッケンの名前はちゃんと用意されていた。胸に大きく白い布で苗字をつけなくてはいけない。息子は今まで自由な服装で体育や運動をやっていたので、かなり違和感がある。アイロンでこの名前の文字を熱写する。すごく美しく立派な黒文字に感動。その字を見て、日本語の美しさにほれぼれしていたら、乾燥機に入れたら、なんと1回でこの文字が半分はがれてしまい、ショックの母。ウウッ、泣きたい!
そして、体育着のジャージは苗字を上下に刺繍で入れなくてはいけないため、受け取るまでに1週間かかるという。また、はるばるここまで来なくてはいけない。このジャージがない1週間が、息子によると大変だったという。たった1人短パンと半そでで体育や掃除をしていたので、みんなからかなり浮いていたらしく、恥ずかしかったようだ。毎日、「ジャージまでこないかなあ」と言っていた。日本では、みんなとすべて同じでないとおかしいというわけだ。
上履きは、普通のジムシューズのようで、小学校のような上履きっぽくなくて、ほっとした。しかし、この体育着一式とワイシャツで、なんと2万円ちょっとかかってしまい、母はびっくり。このお店は数校の制服もあつかっているため、ぼろもうけであろう。制服も何万もして、目玉がとびでるほど高い。
さて、必死で1日で体育着等を用意して、次の日、区役所で家族の転入手続きをして、その足で区の指定の公立中学を息子とめざす。私たち親子は、公立の中学というものに、やや希望に燃えながら、半分恐れながら・・・足どりは・・・重い。だって、どうやっていくのかまったくわからない。詳しい地図を見るが、細かい道がいりくんでいる。人に聞いてやっとたどりつく。30分ぐらいかかり、かなり遠い。どうやっていくのがいいのか、息子は、次の日は近所の昔からの友達と一緒に行くことにする。とにかく、さまざまなことは、すべて素直に友達に頼ることにしたらしい。なんたって、日本の中学に通うのは初めてなわけだから。
先生たちを待っている間、事務の女の人が、シカゴから電話で話したとおり、注文していた中古の制服を持ってきてくれた。上も下も500円づつ。3ウエイカバンもなかなかいい状態。これもたった500円。生徒が使った制服を安く売ってくれるというPTA事務の計らいが素晴らしい。おかげで、何万も払わずにすんだ。
しばらく待って、中2の主任の先生と担任の先生が現われる。主任の先生は、気さくで、しっかりされている感じ。うれしいことに、この先生もロスの補習校に昔勤務されていたという。この先生なら、帰国子女の気持ちはよくわかってくださるだろうとほっとする。しかし、すぐに「日本の生徒たちの方が向こうの(アメリカに住んでいる日本人)生徒たちより子供っぽいんですよ」となにげにおっしゃる。私たちはびっくりして、理由を聞くと(息子も乗り出して、「具体的に教えてください!」ととっさに言う)「親がそうさせてしまうのでしょう」とのこと。精神年齢が、かなり低いという。
この先生の貴重な言葉が勿論後になってわかるのだが、このとき、私たち2人は「ウーン」とお互い顔を見合わせた。最後に「まあ、じょじょに慣れていくよ!」「何でも私に聞いてください」と笑顔の主任の先生。頼りになりそうで、嬉しい反面、「公立の中学、覚悟してください」と言われていたような気もする。そして、すぐに息子は担任の先生と教室に消えていった。ここまでよね、私の出る幕は。シカゴ日本人学校のように、教室を気軽にのぞきに行けないし、写真も撮れない。重い一眼レフをかかえながら、30分も歩くわけにはいかなかった。
前もってシカゴからこのお店に電話で説明してあったので、体育着のゼッケンの名前はちゃんと用意されていた。胸に大きく白い布で苗字をつけなくてはいけない。息子は今まで自由な服装で体育や運動をやっていたので、かなり違和感がある。アイロンでこの名前の文字を熱写する。すごく美しく立派な黒文字に感動。その字を見て、日本語の美しさにほれぼれしていたら、乾燥機に入れたら、なんと1回でこの文字が半分はがれてしまい、ショックの母。ウウッ、泣きたい!
そして、体育着のジャージは苗字を上下に刺繍で入れなくてはいけないため、受け取るまでに1週間かかるという。また、はるばるここまで来なくてはいけない。このジャージがない1週間が、息子によると大変だったという。たった1人短パンと半そでで体育や掃除をしていたので、みんなからかなり浮いていたらしく、恥ずかしかったようだ。毎日、「ジャージまでこないかなあ」と言っていた。日本では、みんなとすべて同じでないとおかしいというわけだ。
上履きは、普通のジムシューズのようで、小学校のような上履きっぽくなくて、ほっとした。しかし、この体育着一式とワイシャツで、なんと2万円ちょっとかかってしまい、母はびっくり。このお店は数校の制服もあつかっているため、ぼろもうけであろう。制服も何万もして、目玉がとびでるほど高い。
さて、必死で1日で体育着等を用意して、次の日、区役所で家族の転入手続きをして、その足で区の指定の公立中学を息子とめざす。私たち親子は、公立の中学というものに、やや希望に燃えながら、半分恐れながら・・・足どりは・・・重い。だって、どうやっていくのかまったくわからない。詳しい地図を見るが、細かい道がいりくんでいる。人に聞いてやっとたどりつく。30分ぐらいかかり、かなり遠い。どうやっていくのがいいのか、息子は、次の日は近所の昔からの友達と一緒に行くことにする。とにかく、さまざまなことは、すべて素直に友達に頼ることにしたらしい。なんたって、日本の中学に通うのは初めてなわけだから。
先生たちを待っている間、事務の女の人が、シカゴから電話で話したとおり、注文していた中古の制服を持ってきてくれた。上も下も500円づつ。3ウエイカバンもなかなかいい状態。これもたった500円。生徒が使った制服を安く売ってくれるというPTA事務の計らいが素晴らしい。おかげで、何万も払わずにすんだ。
しばらく待って、中2の主任の先生と担任の先生が現われる。主任の先生は、気さくで、しっかりされている感じ。うれしいことに、この先生もロスの補習校に昔勤務されていたという。この先生なら、帰国子女の気持ちはよくわかってくださるだろうとほっとする。しかし、すぐに「日本の生徒たちの方が向こうの(アメリカに住んでいる日本人)生徒たちより子供っぽいんですよ」となにげにおっしゃる。私たちはびっくりして、理由を聞くと(息子も乗り出して、「具体的に教えてください!」ととっさに言う)「親がそうさせてしまうのでしょう」とのこと。精神年齢が、かなり低いという。
この先生の貴重な言葉が勿論後になってわかるのだが、このとき、私たち2人は「ウーン」とお互い顔を見合わせた。最後に「まあ、じょじょに慣れていくよ!」「何でも私に聞いてください」と笑顔の主任の先生。頼りになりそうで、嬉しい反面、「公立の中学、覚悟してください」と言われていたような気もする。そして、すぐに息子は担任の先生と教室に消えていった。ここまでよね、私の出る幕は。シカゴ日本人学校のように、教室を気軽にのぞきに行けないし、写真も撮れない。重い一眼レフをかかえながら、30分も歩くわけにはいかなかった。
それにしても、私もシカゴが恋しいです。シカゴはかなりの寒さでしょうが、あいかわらず毎日走ってますか?