11月19日の北部会場2日目は、冬型の寒気が流れ寒い小雨の一日でしたが、会場は暖かく熱気があふれていました。そんな一日の様子をお伝えしたいと思います。
尚、掲載している写真については参加者の皆さまに同意を得ています。
午前中は、講座5『子供の発育・発達、育てにくさへの対応などを学ぶ~赤ちゃんの視点から子育てを考える~』をテーマに、国家公務員共済組合連合会 舞鶴共済病院 臨床検査科部長、小児科医の増田淳司先生より、お母さんたちの心配事や困っている声から、具体的な対応方法をお話しいただきました。
直接、小児科の先生にお話しを聞けるチャンスでもあり、質問も多く飛び交いました。
先生のご配慮で、お昼休みにもお話を聞ける時間をとってくださり、皆さん熱心に聞かれていました。
次の講座6は、『妊娠・出産・産褥の生理的な心と体の変化を知る~女性の一生に寄り添う助産師の視点から~』
ふじわら助産院の藤原朋子さんによるお話でした。助産師としての経験もまじえて、とてもわかりやすくサポートするための知識や方法を教えていただけました。
合間に、妊娠中・産褥期にできる体操をとり入れ、皆さんしばしリラックス~~~
午後の講座7は、『支援者としてのコミュニケーション・スキルを学ぶ~女性とその家族をエンパワーするために~』というテーマでのお話でした。講師は親業訓練インストラクター 出張開業助産師 中川淑子さんです。
参加者の皆さんそれぞれエゴグラムをつけてみて、自分の傾向がわかり、盛り上がっていました。
講義の中で教えていただいた、寝る前に3回唱える言葉「私には、素晴らしい価値がある」も、それぞれの心に残って、多くの方々が実践されることでしょう。
~参加者の皆様からのアンケートより~
・長く子育て期から離れていた事で、やはり医療の進歩や子のまわりの環境(スマホ)の違いを理解しなくてはいけない事に気づかされました。
・アレルギーの発疹が、最初は皮膚のバリアの破綻から乳児湿疹が出はじめると聞き、びっくりしました。保湿剤が一般になってることも聞けてよかったです。
・今まで子育てに必死で、妊娠の時、出産など、振り返ることがなかったように思いました。スライド等見ていただき、そんな時期もあったなぁと思い出しました。
・こういった内容の講座が、新しい命を迎えるお母さんお父さんの必修科目になったらいいだろうなと思います。
・自分がやさしい言葉を言っているつもりでも、傷つけていることがあることがわかりました。
・自分を知るためにエゴグラムテストを受けられてよかったです。
助産師会(丹後支部)永井