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 お茶教室 10月開催

2019年11月03日 | 助産師会個人事業

 秋が深まりつつあり、過ごしやすくなりました。

 秋は献茶式や月釜が多くあります。 

 宇治市興聖寺に於いて毎年10月第一日曜日 「宇治茶祭」 が行われます。 栄西禅師が中国から茶種を持ち帰り、高尾、その種を宇治にまきました。

 将軍家や大名に愛された宇治茶です。  興聖寺では法要と献茶が厳粛に行われました。 

 「口切」 の儀式 5月の新茶を茶壺にい入れて、成熟させます。 この時、茶壺の封をきる。 その茶を石臼で挽いて抹茶にします。それでお茶を点てる。

 今年は表千家 三木町宗匠が献茶をご奉仕されました。 

 宇治橋から水を汲み上げ、興聖寺に届け、その水を注ぎます。 そのお湯でお茶を点ててお供えします。

      宇治川の水を注ぐ                 茶壺の口切 茶を出す                  茶葉を臼で挽いて抹茶

      

   今でも柳桜園では店内の臼場で挽いている。

 

 茶道は長い歴史があります。 日本文化も考えながら楽しみたいですね。 お道具の片づけも大事です。

 塗物(漆など使用)は軽く拭き、乾いた布で拭く。  柔らかもの楽茶碗や萩焼きなど土物は、水を含むのお茶碗を5日以上は乾燥させる。

 

 茶道はお点前も 「型」 も大切ですが・・・ 「心」 はもっと大切です。

 千家三代 元伯宗旦の言葉 「茶の湯とは、耳に伝え、目に伝え、心に伝え、一筆もなし」  目で見て、耳で聴いて、そして心で感じとるものである。

 五感が大切と言っています。  徐々に自分の心に感じるでしょう。

 お茶の稽古は月一回ですが、みなさんご自分のものにされています。

 今回は教室に参加して下さっていた戸高さま。ご出産後、母子で参加です。  田村さま見学参加でした。

 8ヶ月のお子様もじっとみていました。  誰でも参加できる 「ほっとできる」 場を提供したいです。

 

  お稽古

   瓢(ひさご) 表千家13代 即中斎宗匠の筆                       花入れ 唐津焼 花 石路(つわぶき)

   「ひょうたん」 は幸運を運んでくる。縁起のよいものです。             Yさん持参でいつも~活けて下さっています。

        

   亥の子餅 は炉開き時にいただきます。  猪は多産であり、また無病息災を願い、古くから食されています。

  とても美味しかった。  濃茶は 「楽寿の昔」 表千家15代猶有斎宗匠お好み 柳桜園詰。 とても香りよくまったりで美味しい。 

           

  お点前は中置き 前回と同じです。 

  

       

 

            

   お点前は常に心静かに自分と向き合い、静寂な気持ちで、一つ、一つ行うことが大事。  茶道と禅は共通しています。

   日々の生活に生かしていきましょう。 楽しく~~

   立冬の前後で 炉になります。 次回は11月25日です。 

 

         お茶教室担当     文責 伊藤正子

 

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