つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

変革と融和

2008年11月06日 | Weblog
 昨日は、アメリカの44代目の大統領がオバマに決まりました。初の黒人大統領。
イラク撤退は言うけど、アフガニスタンは増兵すると言っているようです。

長い予備選の後の代議員選びの選挙。
日本のマスコミもかなりの時間を使って、放映しました。
日本の国政選挙より時間を使っています。
いやでも世界の中心はアメリカと刷り込まれてしまいそうです。

私自身は、まだオバマ氏がどんな人で、どんな政策を掲げているのか殆ど知りません。

変革と融和を唱えていることは知っていますが。

とにかくアメリカでは新自由主義経済の下、利益を求めて動く莫大な投資・金融資金に翻弄され、格差は拡大し、挙句にはサブプライムローンの破綻で、かってない金融恐慌、不況に陥いりました。
その状況が変革を唱えるオバマへの支持に向かったようにも見えます。

その演説の言葉も、日本の政治家にはない心に響いてくるものがあります。
それもまた魅力だったようです。

運動が国民に支えられて広がったと言うことは、彼の魅力を示しているでしょう。

日本の小泉首相の時は「自民党をぶっ壊す」「自分に反対するものは改革反対者」だといった言葉が席巻し、彼の刺客や追随者を、日本人は選んでしまったのでした。

選挙が終われば、まずアメリカに飛んでいく首相をいただく日本ですから、
アメリカの大統領がどんな政治をするのか、その影響は大でしょう。

本当の意味でいい政治をする大統領であってほしいと思います。
ついでに、真のパートナーでありうるように、もっと自分の意見をもてるように
日本の首相に言ってくれれば、いいのにと思います。

追記
それにしても、同じような経済問題を抱えていたアメリカでは大々的に選挙の取り組みが展開されました。

日本では、自公政権が信を問われることもなく、延命と選挙の票買収のようなばら撒きがおこなわれるのでしょうか。