つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

美しすぎる朝の光に

2008年11月19日 | Weblog
カーテン越しの朝の光が
あまりに美しくて
からだを感動のウエーブが走りぬける。

明るい日差しに満ちた部屋を描いた
数少ないハンマースホイの絵のよう。
彼の絵は殆どが曇り空で、
鬱々としているのだけれど。

庭のジューンベリーの黄葉は
光が透きとおって一段と輝いて見える。
散ったばかりの葉もしっとりとして
まだ生きているよう。

早速カメラを持ち出して庭の木々を取りたかったのだけれど、
色々雑用があって思うに任せなかった。

陽をあびすぎてしまった落ち葉は
もう枯葉になってしまっている。

ほんのひと時の美しさをおすそ分けできない事がとても残念。

こんなときは何をさておいても飛び出さなくては。




この時とばかり病院のはしご

2008年11月18日 | Weblog
なんていっても、全然魅力は感じませんよね。

8時半過ぎに出発。

化学治療終了後、1ヶ月目の初めての経過観察の日。
簡単な問診、内診、それから血液検査を受けるように言われて
「結果は2週間後にお話します」
「???」

やけに丁寧な言葉使いにちょっとヒヤッとしました。
何か問題がありますかと一言聞けばいいものを、その一言が出ないで悶々と退室。この間2時間 11時半。

次は別の病院で交通事故後のめまいと吐き気についての受診。
まずは内科:身体を色々な向きにひねって気分を聞かれました。
神経的な異常はなさそう。
その後、念のため頭のCT撮影。
脳内出血もなし。
いわく、三半規管の中の石が関係しためまいかもしれないとのこと。

首はこちらではわからないので整形へといわれて整形へ。
問診の後、レントゲン撮影へ。
結果を持って再び受診待ち。
この時点でもう2時すぎ。
朝食もろくすっぽ食べておらず空腹に耐えかねて看護婦さんに断って売店へ。

パンを買ってすぐ戻ったのですが、どうやらその間に順番が来たらしく
ドクターが笑いながら「お待たせしてすみませんでした~、食欲があるのはいいことです、元気になれますから」
こちらもその気さくさにホッとしながら「え~、食欲が回復してうれしいです」

こんな会話が成立してホッとしました。
結果は、いわゆるむち打ち症。
出歩かないで、静かにしているように言われました。

それから今度は皮膚科へ。
こちらは初診でしたが、予約なしでかかれるということで受診。
液体窒素を使いました。
脂漏性角化症 詳細は省略します。

そして最後に歯科予約の変更。
事故の日にいくはずだった歯科です。

薬を受け取って帰り着いたら5時近くでした。

インフルエンザのワクチン接種が残りましたが、これだけこなせば充分でしょう。

うれしくない梯子ではありましたが、色々片付いた気持ちよさがあったのは確かです。

後遺症かしら?めまい出現!

2008年11月17日 | Weblog
狭いT字路で原付オートバイとぶつかったのが木曜日にお昼。
直後に肩や首に凝りを感じたものの、金曜日は通院せず。
念のため土曜日に整形の先生にいる診療所へ。シップをもらって帰宅、安心しておりました。

土曜日は家族で飲み会、でも私は唇をぬらした程度。

ところがです。
日曜日の朝、目を覚ましたら、天上がぐるぐる回るではありませんか。眼球が回っているような気がしました。
慌てて、目を伏せて畳を見つめました。
身体を動かすと、フラリ、フラリ・・。
これは一体どうしたことかと。
初めての経験です。
しばらく、横になって静かにしていたらだいぶ収まってきました。
救急で病院にいくまでもないかと我が家で静かに過ごしました。

このままおさまることを期待していたのですが、今朝も同じ症状が出るではありませんか。さらに吐き気もして。

土曜日に受診した先生と連絡をとり、どこにかかればいいか教えてもらいました。
明日は丁度婦人科の1ヶ月ぶりの健診の日ですから、その後内科を受診することにしました。
もしそれまでにも我慢できない状況になったら、救急で受診するようにとの事でした。

初めて経験するめまい、歩いてもなんとなく不安定。心配で車の運転も慎重にならざるをえません。

何が起きているのかはっきりして、治療方法がわかって欲しいです!

不思議な絵・不思議な画家

2008年11月16日 | Weblog
ハンマースホイって聞いたことがありますか。
今日、NHKの新日本美術館で放映されたばかりですから、ご覧になった方はお分かりでしょう。

私も今回の美術展の紹介の記事を見て、初めて知った1864年生まれのデンマーク出身の画家です。51才で病没。

国立西洋美術館で12月7日までその展覧会が開催中です。

描かれている対象は、室内の家具、テーブル、ドアーそして時に後姿の妻。
まるでモノクロの写真を見るような、モノトーンを基調にした絵がほとんどです。
グリーンやブルーといった色彩が登場する絵は一枚しか印象に残りませんでした。
華やかな印象派の絵にはまったくつながりません。

誰もいない窓とドアーだけの部屋に静かに陽光が照りこんでいる絵も目を引きます。
私が時々心惹かれて撮る写真を見るようでもありました。

ただ後姿だけで、物語性のある人間はほとんど登場しません。

誰もいない部屋こそ美しいといったハンマースホイ。

妻と二人でアパートに住み、絵を描いて静かに生きた画家がそのまま絵の中にたたずみ続けているような思いにふととらわれました。

なんともいえない静けさにみちた絵で、
静かなる詩情、北欧の空気を描いた孤高の画家とそのチラシには紹介されていました。

静かな時を過ごしたいと思われる方には
おすすめの美術展です。

今夜は、我が家で飲み会

2008年11月15日 | Weblog
などというと、賑やかそうですが3人だけの飲み会。

久しぶりの娘とBFと私。

二人で用意したおでん、かぼちゃの甘露煮、ほうれん草の胡麻和えにお刺身など。
準備中におでんの素をといた煮汁がやけに濃くて、おかしいと思ったら2倍だったというハプニングも。
早く気がついたので事なきを得ました。

お酒は息子の香川と山梨の旅土産の日本酒。
本人は実験が忙しいのか来れませんでした。

娘は酔って気分が解放されたのか、
BFのことやら、若かった頃の私のことを
あれこれと、しゃべりまくり。

彼女によれば、私は、女性らしい女性の対極にいたのだそうです。
流行は追わず、化粧は基礎だけでつけても口紅だけ。
おばあちゃんはそれはそれはおしゃれで、流行の先端の洋服を着、数センチもあるハイヒールをはいて・・・。
娘の理想だったそうです。

私は、最近は化粧もするし、洋服も流行を取り入れて、料理も急に上手になったと娘はいいます。

自分の昔の姿を聞くと、ふ~んそうだったかしらなどと思いながら聞き手に徹しています。

でも聞きながらうれしいのは、娘が経済的に自立して、家庭を作っていきたいと思っていてくれること。
それというのも、義理の妹の息子が、奥さんに仕事を止めてほしいといっているということを聞いたばかりですが、
娘にとって、私の働き続けてきた人生が反面教師にはなっていないようなので。

私が変わったのは退職でそれなりの時間がとれるようになったからだと思っています。

人生をこれからも充実してと思っていた矢先の発病。
思ったようには進まないけれど、今の私にあるものから出来ることを見つけていこうと思っているところです。

飲み会の方はどの料理もおいしいと褒めあって食べているうちになくなり終わりになりました。

お酒を飲んだ2人は早々にいい気分になって、それぞれに夢の中です。