「男たちの旅路」に見る山田太一のロマン”その2”〜虚しい強がりと弱者の論理 2019年05月30日 03時19分44秒 | 映画&ドラマ 昨日に引き続き、「男たちの旅路」です。 好きなんですね私も、吉岡みたいな旧い考えの持ち主が。古臭いんだけどロマンチックで、何処か頼りなく女々しい。それでいて、質素な水彩画の潔さを醸し出す。 第3話「猟銃」でも、鶴田浩二演じる吉岡節が炸裂する。彼が言ってる事はごくシンプルで、至極単純でもある。が故にその憐れな叫びは、実に深く重く人の心に突き刺さる。”金で動くヤツは大嫌いだ” . . . 本文を読む