象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

キャバクラで大パニック〜真夜中の訪問者”その134”

2023年10月03日 10時03分14秒 | 真夜中の訪問者

 前々回「その132」に出てきた飯島直子さんよりも、ずっと若く妖艶なエロースを奏でるキャバ嬢だった。
 夢の中で私は(キャバクラというか)ごく普通の大人し目のクラブにいた。
 田舎の飲み屋という事で、客層も大人し目で地方公務員の溜まり場って感じだった。

 私はそこで独り大人しく飲んでいた(と思う)。が、不思議とその店にはホステスがいない。いや、女性はいるが、皆素人である。
 私は、ある小さな会社の社長の娘さんと色々と喋ってたように思う。彼女は”都会に出て、水商売でも始めようかな”などと言っていた。
 ”お父さんが社長なら、その会社の秘書にでもなればい。水商売なんて危険すぎるし、君には向いてない”
 折角の忠告にも、女は聞く素振りすらない。が、その女性の容姿はどう贔屓目に見ても水商売向きじゃなかった。
 少し機嫌を悪くした彼女は席を立ち、違う客の方へ席を移動し、楽しそうに盛り上がっている。


性の祭典?

 そのうち、店の雰囲気が変わった。
 女性らも入れ替わり、下着姿の女が目立つようになる。
 そんな中、小柄でエロい娘がいた。まるで中学生のような幼さだが、ブランド製の高価なラベンダー色のランジェリーに包まれていた。故に、より妖艶で魅惑的に映る肢体は見かけ以上に成熟し、幼稚な筈の性格も大人びて見える。
 その娘は、高齢の要人らしき人と楽しそうにじゃれ合っている。私はずっと小娘に見入っていた。
 その娘は次第に開放的になり、初老の男の両膝の上に自慢の肉体を預けるではないか。

 ”ああ〜オレもあんな事やりてーな”
 しかし、初めての店だし、羽目を外す訳にも行かないし、どう見てもそんな類の店には見えない。
 そうこうする内に、先程の社長の娘がやってきた。
 ”気になる娘がいるんだったら、指名すれば?”
 ”いや、こうして眺めてるだけで十分だ。オレは典型の妄想人間なんだ”
 女は静かに去っていく。
 私は酒の酔いが次第に周り、眠りに落ちた。
 目が覚めると、あの小娘が私の両膝の上に乗っ掛かってるではないか。
 ”無理しちゃって”
 ”何がよ”
 ”こういうの好きなんでしょ?一目でわかるわ”

 娘は既にラベンダー色のブラを外していた。薄いピンクの色をした乳首はツンと上を向き、はち切れんばかりの純白の2つの乳房が私の全てを覆い尽くす。
 我を見失い、欲情した私は娘を支配した。
 若く弾力ある乳房は私が思う以上に生命力に溢れている。いくら揉み扱いてもビクともしない。まるで崩れないプルプルのプリンを弄ってるみたいだ。
 今度は私が娘の上に覆い被さり、強引に娘を犯した。レイプほどでもなかったが、私の欲情は十分に満たされた。

 性の余韻が覚めやらぬ前に、店員が近寄ってきた。
 ”お客さん、ここはそんな店ではないんです。追加料金5500円を別途支払ってもらいます”
 私は冷静だった。
 ”オイ、ちょっと待ってくれ。先に仕掛けたのは女の方だ。オレじゃない”
 ”何が言いたいんです?”
 ”つまり、追加料金から基本料金(飲み代)を差し引いた額を支払おうじゃないか”

 横にいた娘がクスッと笑う。
 ”やることやっちゃったから、酔いが覚めたってこと?”
 店員は不機嫌ながらも渋々と頷き、その場を離れていく。 

 結局、その店は基本料金が高かったから、会計時は一銭も払わなかった。
 店を出る時、私は娘の耳元で囁いた。
 ”場所を替えて、もう一度ヤろうじゃないか”
 ”でも、今度はしっかりと追加料金を取るわよ”

 その瞬間、私の中で何かが消えた様に感じた。
 そして夢から覚めた。


最後に

 娘に描いてた、性の祭典らしき興奮が一気に冷めていく。
 つまり、夢の中で私を魅了した娘は、幼い娼婦に過ぎなかったのだ。
 初老の男性に付きまとい、断られると今度は私を獲物にしようと近づいた。
 性の視点で言えば、小娘は捕食者で私は被食者という縮図になる。
 これが夢だから良かったものの、もし現実だったら、私は娘の性のおもちゃになり、身ぐるみ剥がされてたであろうか。
 それとも最悪は、命を狙われてたであろうか。性的侵略者という点では、その手の女は殺傷能力も高い筈だ。

 少し古いニュースになるが、札幌のホテルで男性会社員(62)が首を切断された状態で見つかった事件で、29歳の女と父親で精神科医の男が逮捕された(後に母親も逮捕)。
 この急転直下の逮捕劇には、私も驚いた。
 多分(憶測に過ぎないが)、女と被害者の男にはある(性的な?)接点があり、その接点を打ち消す為に、父親が殺害計画を練った。
 つまり、2人は何らかのきっかけで性的関係を結び、男の正体を知った女は逆上し、父親の助けを借りて、首を切って殺害した。
 様々な展開が考えられるが、女装が趣味の初老の男、一人娘で過保護に育てられた職業不詳の女、それに精神科医の父親とその妻。
 動機が何であれ、親子が共犯して男を殺した。それも首を切断して(自宅内に)破棄するという猟奇的殺人・・・

 ああ〜、夢の続きを見てみたかった。



2 コメント

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Unknown (水仙)
2023-10-03 14:37:03
あの札幌の事件、なんだったんでしょうね。

初めは善意に解釈して精神科医のお嬢さんが被害に遭って仕返しをしたのかと思いましたが、それにしてはその後の展開が怪しすぎです。世の中、いろんなことが起こるものですね。

転象さんは、いつも夢で良い思いをして幸運ですね。でもそんな可愛い子ほど気をつけないといけませんね。先月は博多まで行きましたが、博多は垢抜けた都会ですね。

ガラの悪い場所もなさそうに思えましたが、どうなんでしょ?とにかく新幹線が延伸されたことで九州がとても近くなりました。
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ビコさん (象が転んだ)
2023-10-03 20:39:55
人間とはわからないものですね。
家族ぐるみでの犯行とは、実に考えたものです。
金田一耕助も真っ青の事件ですよ。

ただ、言い方は悪いんですが
精神科医の娘の何処がいいんでしょうか?
殺された方も変人ですが、殺す方もブサイクな変人女。
類は類を呼ぶとはこの事ですが、夢に出てきた娘はとても魅力的でした。

思うんですが、今は可憐で魅惑的な女というより、奇怪な魔力ある女に男はまんまと引っ掛かる傾向にありますね。
それと博多は屋台が有名ですが、昔ほどの勢いはなく、むしろ天神方面の方が躍動感があります。でも今は再開発が進み、少しは盛り返してるのかもしれませんね。

いつもコメント有り難うです。
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