正月早々、こういったシーンだけは絶対に見たくはなかった。
結局、日本人は”3密”という群れでしか生きられない哀しい民族という現実を認めるべきなのだろうか。
日本人がここまで愚かで無能だとは思ってもいなかった。そして、この光景を見た時、太平洋戦争末期の日本を思い出した。
追い詰められた日本人がやる事は、決まってこうだ。
”バンザイ攻撃” ”人間魚雷” ”神風”
そして今、75年も前の悲劇と同じ事が繰り返されようとしてる。
これに、”コロナ時の初詣”も加えるべきだろうか。
新型コロナ対策で、初詣の分散参拝を呼び掛けていた太宰府天満宮(福岡県太宰府市)には31日、昼すぎから夜にかけ多くの参拝客が訪れた。
会社員Nさんは”今年の初詣は密を避けて早めに来ました”と、夕暮れ前に子どもと参拝。”コロナの収束を願い、家族が健康で過ごせるよう手を合わせました”と話した。
夜の出足は例年より鈍かったが、年越しを迎える頃になると、本殿のさい銭箱前は多くのマスク姿の参拝客で埋まった(西日本新聞)。
”コロナの収束を願い”というのが聞いて呆れる。
写真を見ても判る様に、3密を遥かに超えて、まるで乱交パーティ状態である。
どう考えてもコロナを浴びる為に、いやコロナを拡散する為に参拝してるようなもんだ。
太宰府天満宮側も初詣期間を3月末までとし、”分散参拝”を呼び掛け、露店の数を例年の1/3ほどに縮小する等、境内での対策も徹底していた。本殿での祈願が密になりそうな場合は人数を制限し、参拝できない人には郵送でお守りを授与する。
”初めての事で苦慮したが、多くの方に理解してもらいたい”と、例年200万人が参拝する太宰府天満宮側も警戒してたが、不安がもろに的中した形となった。
バカと無謀は感染しても治らない?
大晦日に買い物をした。
ディスカウントストアの店内は思った程の混雑もなく、人出も平日とそんなに変わりはなかった。
しかし、パチンコ屋の駐車場は何時も以上に満杯だった。多分、パチンコ屋の中は3密を遥かに超えてたろう。
”通気を十分にしてます”とのパチンコ店側の言い訳は、変異性の強いコロナにはまず通用しない。
今やコロナが爆発感染する緊急事態でも、風俗やパチンコに出掛ける親父は腐る程いるだろうし、カラオケやクラブで年末年始を祝う若者も沢山いるだろう。
勿論、集団会食で大騒ぎする政治家や、コンパニオンを呼んで乱痴気騒ぎする議員も沢山いる。
彼らはまるで、コロナの海に沈みゆく人間魚雷そのものである。”天皇陛下バンザイ”とでも叫びながら、コロナの海で溺れ死ぬのだろうか。
初詣でも3密が再現される事は明白だった。しかしここまで酷いと、見てて呆れる。
今年の正月は家で、それも少人数でゆっくりと過ごすというのが、理想ではなかったか。
いつもは礼儀正しく律儀な日本人が、一旦不安に駆られると自暴自棄な行動を起こす事は、歴史が証明してきた。それに、不安遺伝子を持つ日本人が不安に脆い事は、よく知られてる事実でもある。
政府が無謀にも打ち出した”GoTo”はともかく、初詣くらいは自粛できないのか?
福岡県では31日、過去最多の190人の新型コロナ感染が確認され、3日連続で150人を超えた。無症状感染者はこの3倍はいるとされ、その感染率は5割とされる。因みに、東京都の新規感染者は1337人で、26日の949人を大幅に上回る過去最多となった。
そう考えると、大晦日と正月に天満宮に参拝した、”無謀な民”の大半はコロナに感染してると見たほうがいい。
こう書くと、偏狭すぎるとか反日だとか批判されるが、日本と日本人の為に言ってる事だ。勿論、私の為でもある。
香港の民主化デモがコロナの影響で悲惨な形で呆気なく終わったが、太宰府の初詣の愚かな群衆も悲惨な結果という視点で見れば、何ら変わりはないようだ。
哀しいかな、群れたがる大衆はその特性上、群れのまま死滅する。
無能な群れを税金を使わず減らしたいと企てる一部の政治家からすれば、非常に有り難い事だが、誰だってコロナの後遺症で苦しみたくはないし、コロナに感染し苦しんで死にたくもない。
今年もコロナが猛威を振るう
柳川市の感染者は12月に入って僅かに4人だが、隣の久留米市が87人という事を考えると、いつ田舎で集中感染が起きてもおかしくはない状況にはある。
太宰府市には悪いが、日本一有名な天満宮があるが為に、初詣による集中感染がいや爆発感染が起きるのは時間の問題だろうか。
私の田舎でも、敢えて太宰府天満宮に足を運ぶバカが何人かはいるだろうから、コロナを田舎に持ち運み、年始をワイワイガヤガヤと過ごす事を考えると、全く他人事ではなくなる。
コロナの海に沈みゆく人間魚雷とは、今や日本人の為にあるような言葉だ。
将来を自分を見失った親父や若者たち。行き場を失った彼らがコロナの犠牲になるのは目に見えている。しかし、たかがコロナ如きで死にたくない民もいる。
初詣に出掛ける全員にPCR検査や抗体検査を行う事は不可能である。しかし現実的にはそういう事を徹底しないと、コロナはあっという間に拡散する。
いくら施設側が対策を講じても、所詮は自己満足の域を出ない。シラミを潰すみたいに徹底して検査しない限り、今のコロナ渦を防ぐ事は不可能だろう。それに、ワクチンが日本で認可され、大衆レベルで摂取できるまでには来年まで掛るとも言われてる。
それでも、仮にワクチンが効いた所で、感染者は無症状も含め、心臓や肺や脳の血管に重大な後遺症を残す。
呼気だけで、コロナ感染を1時間ほどで判別する研究も進められてはいるが、承認されるには1年ほど掛るという。
年始早々に書く様なテーマでもないが、今の日本人のコロナに対する甘い認識を考えると、お世辞にも”新年はいい年であります様に”とは口が避けても言えない。
ましては、自らが3密に入り浸りながら、”コロナが収束します様に”と手を合わせる輩には、空いた口が塞がらない。
コロナを収束させる一番の救世主は、ワクチンでも専門家の知恵でも内閣の政策でもない。我ら国民の意識一つかもしれない。
しかし今や、それも限界がある。
最後に〜コロナがもたらす不条理
敢えて、3密の初詣に参列する民は、集団会食する政治家と同じレベルである。政治家が無能だから国民もバカやっていい筈がない。
今や政治家は自らの名誉や財産は守れても、国民を国を守れない。それは安倍の2度に渡る内閣退陣がはっきりと証明している。
今や国民自身で国民を守る、哀しい時代なのかもしれない。
自らの意志で無謀にも3密に入り浸り、その結果としてコロナ感染して死ぬ分には全く構わない。
厳しい言い方だが、そんな人は周りに迷惑を掛けずに一人で死んで欲しい。自業自得とは、そんな無謀な人種の為にある筈だ。
しかし現実には、そんな人種が集団感染を引き起こし、病院を圧迫する。
一方で、十分に警戒し自粛してた人が不幸にもコロナを感染され、入院すら出来ず、治療を受ける事もできず、誰にも気付かれる事なく一人で死んでいく。
私はこうした不条理が許せないのだ。
人はいつかは死ぬ。やりたい事をやって死ぬというのは、人間の本望でもあり、権利でもある。
しかし、新型コロナの登場は、そういう人間の基本真理や死の美学すら脅かしつつある。
コロナはそういった人間の無知に上手くつけ込み、世界中に拡散した。そして無謀な民がコロナを撒き散らす。
彼らは周りから批判される度に、開き直る。事実、初詣でも馬鹿騒ぎする若者もいた。彼らはコロナを撒き散らす事を判りきった上で、敢えて騒いでる様にも見えた。
しかし、これらは無垢で無知な若者だけの責任ではない。無能な年配者たちも、結局は同じ様な事をしてるのだ。
コロナの収束を神頼みに任せる日本。
今年はどんな年になるのだろうか?
それでも”明けましておめでとう”と言うべきか?それともコロナが収束して初めて、”おめでとう”と言うべきか?
太宰府天満宮は少なめと言っても、写真のように大晦日の夜は相当に混んでましたね。
少しでも日時を避ければ、密は避けられ、安心して初詣が出来る筈なんですが。
今年も身体に気をつけて、楽しむべき所は楽し生んで下さい。
ワクチンに関しては、日米の専門家では大きく意見が別れますね。症状に応じた治癒薬が重要とする日本と、ワクチンで一発解消とするアメリカとヨーロッパ。
果たしてどっちが正しいんでしょうか?
今年もどうぞ宜しくです。
はっきり言うが、ワクチンなんて気休めに過ぎん。
ワクチンがあるから、経済を通常通りに回せると思ったら大間違いだ。
東京難民が絵空事ではなくなった今、ワクチンが功を奏したと仮定しても、東京都は相当な大打撃を受ける事は確かだよな。
これは不安遺伝子を多く持つ、農耕島民の”群れ”の特性でしょうね。
群れる事で不安を払拭する。特に昨年はコロナで不安がピークに達しましたから、3密と判ってて初詣に出かけたんでしょうか。
哀しいかな、これが今の日本人の実像です。
マスク&3密を避ける&距離を取る、の3つを全て守っての感染対策です。それ以外にもうがい&手洗いも必須ですが、今の日本人はマスクさえしてれば、という感じもしますね。
農耕族の群れの習性が一極集中を生み、クラスターの連鎖を引き起こしました。
東京都の場合、今更外出を控えても街中がコロナで塗れてる状態ですから。
感染対策の最後の砦とされるワクチンもどこまで効果があるかは全くの疑問ですが、ワクチンが外れた場合も想定すべきですね。
政府に緊急事態宣言を要請した。
飲食店に時短営業を要請していたが
効果は殆ど出ていない
一極集中の弊害がコロナ集中感染に
もろに直結したんだけど
外出を控えろと言っても
家の中も密になってる訳だから
東京はもうどうしようもないね
ワクチンが万能だといいんだけど
変異したコロナも見つかってるし
何を当てにしたらいいんだろ?