私の田舎近辺にも、極々たまにドキッとする様な女がいる。
夢の中だったら、迷わず犯したくなる様な女性だった。
私に週に一度、隣の大川市のスーパーに買い出しに出掛ける。
潰れかけた家具産業しかないド田舎にしては、年中大賑わいのディスカウントスーパーだが、多分福岡県では一番安いのではないかと思う。電気製品なんてアマゾンよりも安い時がある程だ。
安い分、店内は昔と殆ど変わりはない。レジも未だに”手動”だし、多くのパートさん達で賄っている。
パートの大半はオバサン?だが、極たまに若い女性を見かける時がある。
若いといっても、女子高生のバイトじゃなく、結婚して子供が小さいくらいの歳である。
確かに私の若い頃は、地元のスーパーでも女子高生らがバイトしてたもんだが、コンビニが出来てからはそっちの方に流れてるみたいだ。
大体において、飲み屋のホステスみたいな女性が仕事にあぶれ、パートに流れてくる事が偶にあるが、粗雑な仕草さと化粧の濃さで大体は判る。
ごく普通の女
私の目の前にいたレジ打ちの女性は、新顔だった。
”レジ袋いります?”
と、やけに明るい表情で言い放つ。
私も長らくこの店に通ってるが、会計の段になってレジ袋の確認をされるのが常である。
私のハートは、不意打ちを食らったかの様にドキッとしてしまった。
まるで、”今夜、私とどうです?”って、明るく誘われてるみたいだった。
「AV女優が夢に」に寄せられたコメントに、”毒のある女性もいいですよ”とあった。
確かに、そうかもしれない。ブログと同じで、ありきたりの健全な女性(話題)ほど詰まらないものない。
勿論、目の前の女性はごく普通の若い人妻に見えた。
派手な香水の匂いもしなかったし、化粧もごく普通だった。少なくとも、男を平気で誘うような女性には見えなかった。
しかし、私にはドキッとする女だった。
添加物や香料や保存料が入ってる筈もないのに、不思議とその穏やかなる興奮は長続きした。
こういう時に、この悦楽の余韻をポエムの1つや2つ謳いたい程だが、悲しいかなそんな才能は持ち合わせてはいない。
私が若い頃、博多中洲の繁華街で羽根を広げられたのも、女の子がごく普通だったからだ。最低限の教養もあり、性格も生い立ちも普通に思えたからだ。
これが田舎のホステスとなると、無学とスラムの香りがプンプンと匂ってくる。毒とまではいかないが、腐敗臭に近い。
一般的に、女性は夜の商売にのめり込むと、途端に腐敗する。その腐敗を隠す為に、キツい香水や派手な化粧で、巧みにカモフラージュする。
しかし悲しいかな、年配の男ほどそういう毒々しいものに惹かれる。毒牙を隠し持ってるのも露知らず、生涯稼いだ財産を散財する。
そういう私もある程度の財産があったら、毒のある女に入れ込んでたかもしれない。
しかし貧乏だったから、散財する事なく済んだけど、これも貧乏に感謝すべきなんだろうか?
毒女か?蛇女か?
確かに免疫をつける為には、(コロナウイルスと同様に)毒のある女も知っておく必要があるだろう。全ては学習なのだ。
そうこう思いながら、昨晩は眠りについた。ここ数日、夏場の疲れが溜まってるせいか、すぐに寝込んでしまう。
普通なら晩酌をして夜中に起きて、本を読みブログを書いたりするが、そのまま朝まで寝込んでしまった。
しかしどんなに疲れてても、エロい夢だけは見るから、幸せ?なもんだ。勿論、レジ打ちの女性が夢に出てきた訳ではなく、ごく普通の女であった。
女性は無言で、私が声をかけようとすると、別の女が現れた。
その女は少しグラマーだった。いやその筈だった。迷わず抱きしめると、女の小ぶりながらも豊満な胸の感触が私の欲情を支配した。
興奮気味に女のブラウスを一気に剥がすと、(一昔前の)電子機器の様な粗雑で真っ平らな基盤が顕になった。
私は目を疑った。彼女は人間じゃなかったのだ・・・
そこで夢が覚めた。
まるで、映画「スピーシーズ」を見てるみたいで、生身の女だと思っていたのが、実はエイリアンだったのだろうか。
オチとしては悲しい限りだが、エイリアンなら毒女いや蛇女のほうが良かったかな。
因みに、写真は蛇女の映画「HISSS」(2010)で、末期ガンで死を宣告された男が、不死の秘密を手に入れる為にインドの蛇女を捕まえる物語だ。
蛇女は普段は超のつく美女だが、餌になりそうな悪男を見つけると大蛇に変身し、丸呑みしてしまう。
もし貴方の目の前にいる魅惑的な女性が、実は蛇女だとしたら・・・
実は私も紹介レビューだけで見たことはないんですが、ハリウッド版リメイクを作ってほしいですね。
ヘビは大の苦手ですが、こんな美人なら私も大歓迎です。喜んで咽まれましょうか・・・
一度は巻かれてみたいですね。
でも人間を飲み込むとき、どんな表情に豹変するんでしょうか?
この映画見たくなってきました。