タイガー・ウッズが完全復活した。昨晩から朝にかけ、タイガーに釘付けになった日本人も多いだろう。もちろん私もその一人だ。
TVに映し出されたタイガーは、薬物疑惑のタイガーでもSEX依存症のウッズでもなかった。昔ながらの誰もが知ってる、強いタイガーだった。
但し、全てが万々歳という訳でもない。
完全復活を成し遂げたタイガーと言えど、黒い噂が纏わりつく存在になった事は、動かしようのない事実である。ウッズという人間は、そしてその真相とは?
ウッズの薬物疑惑の真相
2017年5月に飲酒または薬物の影響下の運転(DUI)で逮捕された事は記憶に新しい。これも記憶に新しい?が、ウッズは2009年の感謝祭の夜にも、浮気を知って逆上した最初の妻(エリン•ノルデグレン)から逃げようとして自動車事故を起こしている。
その後、ウッズの不倫報道が加熱し、次々と愛人が名乗りを上げる大きな騒ぎとなり、結局離婚した。この時、”SEX依存症”の治療を行う為、ウッズはリハビリ施設に45日間入所した。
ゴルフ界の歴史的英雄が起こしたこのスキャンダルは、衝撃こそ大きかったが。”男だし仕方ない” ”黒人男は成功すると白人女のケツを追いかけ回すもんさ” ”約820億円もの慰謝料を払ったんだ”と同情する声も多かった。勿論、私もその一人です。この時は流石にウッズに深く同情しました。
しかし2017年の2度目のスキャンダル?は、もしDUIで有罪になっていたとしたら、この時とは比べ物にならない社会的制裁を受けていた事だろうと言われる。
それに、意外に知られてなかった事だが、当時のウッズは4回目の腰の手術を受けたばかりで、痛みと不眠症に苦しんでいた。ウッズが言い訳した様に、処方薬の組み合せが悪く、副作用が出るのはよくある話だ。
故に、”タイガーだけの責任じゃない” ”ラリラリの映像で恥ずかしい思いをしたんだから” ”飲酒運転じゃなかったんだし” ”ゆっくり療養してがんばればいい”と、これまた同情や擁護する意見も多かった。もちろん私も同意見だ。
しかしここに来て、タイガーを見る目が変わってきてる。逮捕時の薬物検査の結果、マリファナの主成分”THC”が検出されたのだ。
米メディアが発表した薬物検査報告書に、尿検査の結果をまとめたもの(血液検査でない事に注意です)の中で検出されたものは、バイコディンの成分である”ヒドロコドン”、ザナックスの成分である”アルプラゾラム”、強力な鎮痛剤である”ヒドロモルフォン”、睡眠導入剤の”ゾルピデム”、そして問題の”THC”(テトラヒドロカンナビノール)記されていた。THCに関しては”大麻合法化”をClick参照です。
逮捕時、意識朦朧のタイガーが明確に申告した”バイコディン” ”ザナックス”、そして腰の痛みと不眠症治療の為に使われた”ヒドロモルフォン”と”ゾルピデム”は処方されたものだから理解できる。しかし、マリファナ”THC”をウッズは申告していなかった。米メディアは”本当に困った男だ”と、この検査結果を伝えた。
勿論、THCは体内に長期間残る為、タイガーが直前にマリファナを吸っていた証拠にはならない。処方された医療大麻である可能性もあるし、大麻が合法化された州も沢山ある。だがネット上では、”これだけ強い鎮痛剤を4種も服用していたのに、医療大麻が必要だろうか?マリファナ常習者なのではないか?”と疑問視する声が噴出してる。
薬物検査結果を報じたこの記事のコメント欄には、”タイガーにはがっかり”との意見が殺到。同時に、”2年前にネバダ州の売春宿で大量の薬物を摂取し、意識不明の重体になったラマーオドムの様になるんじゃないか?”と心配する声も上がる。
事実、ウッズのSEX依存は半端ない。それを満たす為に不特定多数の高級娼婦の存在は不可欠だ。つまり娼婦は身体と共に薬物を売るが故に、ウッズがシャブ中になったとしても何ら不思議な話ではない。
ウッズのSEX依存症の真相
ウッズにとって転落のきっかけの年となった2009年は、自身9度目の米ツアー賞金王に輝いた年でもあった。前述した様に、ウッズの浮気が発覚した事が原因だった為、ウッズの異常な女癖が世界のメディアを騒がすに時間は掛からなかった。
”英雄色を好む”との諺もあるが、ウッズの狂人的な”女好き”は、常識の範疇を超えていた事は確かだ。しかし、彼の不倫騒動に関しては、不倫相手が続々と名乗り出た事に問題がある。勿論、女(娼婦)のお目当ては取材料と売名行為である事は言うまでもない。
ウッズから愛人手当がしっかりと支払われていたに関わらず、浮気ネタを手土産にテレビ番組に出演し、私的関係を暴露したりとやりたい放題の超の付くゲスな売女が相手だった。
当初は身の潔白を主張していたウッズも、予期せぬ愛人たちの裏切りの連続に対し、為す術もなかった。所詮、知名度や大金に群がる”高給娼婦”ってそういうもんだろう。
ウッズの不倫相手は、120人近い女性が名乗り出たという情報もある。ただ僅か6年の間に120人もの浮気相手を作るというのは、女好きのウッズでも不可能ではないかと思われる為、愉快犯や売名目的による便乗行為が多かったとも言われる。
2009年の不倫騒動後は、米ツアーも休業し謹慎をしていたウッズだが、2010年2月の突然の記者会見で、自身が”SEX依存症”だった事を告白。治療施設でセラピーを受けてる事までカミングアウトする。
因みに”SEX依存症”に関しては、アメリカでも明確な定義がない曖昧な病気で、ウッズサイドも不倫騒動をSEX依存という明確な?病気と結びつける事で、社会的不信感とイメージダウンを防ぐ思惑だったろう。
因みに、ウッズとノルデグレンの離婚が成立したのは2010年7月だったが、その慰謝料額に世界が驚愕する。ウッズの資産が10億ドルを超えていると噂されてたが、ノルデグレンが受け取った慰謝料は何と7億5000万ドル(約820億円)だったと言われる。これは従来の最高額であったマイケルジョーダンの1億5000万ドルを遥かに凌ぐ。
ノルデグレンの異性関係もゴージャスな男性との交際が続いており、夫の不倫問題が世界中で報道されるという恥辱を味わった彼女も、お金以外で得るものが多かったと。類は類を呼ぶとはこういうコッテ。
離婚後のウッズ
離婚後のウッズだが、2012年には米ツアーの賞金ランキング2位に輝き、続く2013年には米ツアーの賞金王の座に返り咲くなど、不倫騒動を乗り越えたと言える活躍を見せていた。
この2013年には、アルペンスキーの女王であるリンゼイ•ボンさんとの交際も発覚するも、ウッズの異常な浮気癖が2人の仲を引き裂き、2015年に破局を迎える。噂によると、SEX依存症のセラピーを受け続ける様に、彼女も説得したらしいが、ウッズが無視した事も破局の一因になったとか。
事実、彼女との交際中ですら、浮気し放題だったというから、ウッズの浮気癖は筋金入りと言えますな。ゴルフと同様に”全くブレない”女癖というか。これには頭下がります。
2017年4月に、自身4度目となる腰の手術を受け、リハビリに明け暮れる毎日を送っていたタイガーだが、新たな愛人である白人女性のクリスティン•スミスさんとの交際が噂された。彼女もウッズ同様にバツイチだから気が合いそうな気もするが。
全くタイガーの狂のつくブロンド好きは、コールガールの趣味とぴったりですな。
”完全回復を目指し、長期的な視野で身構えている”と完全復活を誓ったタイガーだったが、その矢先の2017年5月、前述した鎮静剤中毒による自動車事故を起こす。警察の逮捕報告書には処方された4種類の鎮静剤による影響下と報告されたが、後に(前述した)マリファナも服用してた事が明らかになり、ウッズの信用は地に堕ちた。
タイガーの復活と今そこにある危機
セレブの典型的な転落パターンと言える状況となっていたタイガーだが。その約2年後には完全復活を果たし、2019年4月の”マスターズ”では自身5度目、メジャー通算15勝目を飾り、14年ぶりとなるメジャー大会優勝を果たした。残された2人の子供たちに”カッコイイパパ”の姿を見せてあげる為にも、ウッズの復活劇には手放しで喜びたいが。
ウッズはどんなに堕落しようと衰落しようと、”金の成る木”には変りはない。彼の復活劇でボロ儲けしたスポンサーもいるかもしれない。いや、ウッズのSEX依存でボロ儲けした、カウンセラーや薬物メーカーも多いかもしれない。
しかし、オリンピックやプロスポーツの多くのスター選手がステロイドやスキャンダルで失速していく中、タイガーも例外じゃなかった。決まった様に失速し、薬物と女とスキャンダルに、計った様に潰された。
そしてこの3つの疑惑は、ウッズを一生苦しめるかもしれない。その度にウッズは復活するのか?それとも老いを理由に、SEX依存を言い訳にリタイヤするのか?
”数年前は歩く事も座る事も、横になる事も何もできなかった。幸運にも腰の手術によって普通に生活できる様になった。昔の肉体とは違うけど、まだ技術はある”と、そして更に加える。
”決してあきらめてはいけない。常に戦う事、諦めたら道は開けない。確かに競争に勝って僕は今ここにいる。毎朝目覚めれば挑戦が目の前にはある。そして、戦い続ければ乗り越えられる”
最後に〜タイガーのこれから
勿論これはタイガー自身ではなく、スピーチライターの言葉であろう。
しかし、このタイガーのブレない執着こそが、勝利への異常なまでの渇望こそが、SEX依存症を誘発し、異常なまでの”女好き”を生んだと言えなくもない。
つまり、勝負に勝つという事は、相手にも自分にも冷酷で残酷で無情な事だと、教えられた様な気がする。
ウッズは今夜も恋人を放ったらかして、お金を湯水の様に使い、女を買い捲くるのだろうか?マリファナを吸い、俺は完全復活したと奇怪な雄叫びを上げるのか。
タイガーの挑戦と咆哮と放蕩はこれからも続く。
この記事を更新してた矢先、タイガー・ウッズは自動車事故を起こした。
中央分離帯を越え、横転を繰り返しながら数百フィート先で止まり、相当速いスピードで走行していたらしい。幸い、命には別状はないが、両足に重症を折ったという噂もある。
2009年の自動車事故から11年後、泥酔運転による逮捕から4年後、マスターズでの頂点から2年後、ウッズの運命はこれからも今回の事故の様に、横転を繰り返すのだろうか?
転落人生ではないですが、どんな勝ち組でも英雄でも一旦下り坂になると、ブレーキが効かないんですよね。
マスターズの優勝も少しヤラせっぽかったんですが。早い段階でゴルフをやめるべきだったんですかね。
ジェネシスGV80(ヒュンダイ)は数回ロールオーバーしてフロント部分が大破。ウッズはシートベルトをしてたので脚に重症を負ったが命に別状はなかった。
安全性の高いSUVだったからよかったものの、でもあれだけフロント部が大破したんだから、脚の方は深刻だろうね。
それで矯正施設に入ったら、シャブ中にさせられた。最悪のパターンですね。
渡部はイケメンで魅力ある男だから、モテるのは当然だが、タイガーはブ男の黒人だ。渡部は少しそっとしてほしいね。
でもなぜ今更タイガーなのよ?もっと他に読んでほしい記事が沢山あるのに。
喉元過ぎればコロナも拉致も忘れちゃうんですが、タイガーの女グセだけは誰も忘れない。
アンジャッシュの渡部も凄いが、タイガーのそれはケタが違う。820億もの慰謝料って、北朝鮮のキムだって払えんだろぉ
でも渡部は今やコロナ超えて、タイガーと並ぶ一躍有名人だぁー
やはり有名人は白い歯が命ですね。茶褐色の肌に白い歯がタイガーのフラッグイメージですもんね。
ではバイバイ
思わず笑ってしまいました。
腐ってもタイガー、復活してもタイガー。
不倫でマリファナで腐ってもタイガーです。
でも4度の腰の手術から復活したタイガーはやはり超人ですかね。そしてその超人でも腐るんです。
結局、ルースもタイガーもタネが尽きるまで、闘争欲と女欲はなくならないんですかね。
ルースのトリビア助かります。
タイガー・ウッズは腐っても鯛。
不倫で腐ってもマリファナで腐っても鯛。
あはは
面白く読ませていただきました。
まるで片っ端から買い漁った感のある浮気騒動、いや不倫や女遊びを超えてるか。
同じセックス依存のベーブルースも、最後は起つことさえ儘ならなかったらしいです(>_<)。
タイガーの挑戦が続く限り、女遊びも続くんでしょうか。執念や執着の強い生き物って、末恐ろしいですね。普通の人間で感謝してます。
転んだサンのタイガーウッズの真相ブログは、実にいい角度で斬り込んでるなと感心しきりです。
タイガーが白人だったら、女にもスキャンダルにも巻き込まれずに済んだのではと勘ぐってしまいますが。でも黒人だったからココまでの偉大な選手になり得たわけで。
でも、何につけても程々が一番ですよ。Hoo嬢も人より幸せになろうとか、美しくあろうとか思わない事です。
タイガーの勝ちに拘る異常な執念が、SEX依存に直結してんですから。ある意味憐れな生き物かもです。
ではサイナラ
女と薬とスキャンダルに囲まれながら、復活して優勝しちゃうんだから。
ただタイガーの場合は、お金がたくさんあるから、女遊びなんてし放題だけど、マトワリつく女が悪すぎるわ。趣味が悪いといえばそれだけだけど。
それに若い時ゴルフばかりで、遊んでないから、ブロンド女の良し悪しがわからないの。その上、無類の女好きときたもんだから、互いに手がつけられないのね。
アメリカって信用を大切にするから、今回の完全復活でどう評価されるのか見ものよね。
私も転んだサンと同じく、タイガーに関しては半信半疑かな。わざとタイガーに勝たせたはずもないんだけど、何だか少し疑っちゃうかな。
ではバイバイ