”元祖大食い”で有名なギャル曽根さんだが、専門学校時代はキャバクラでアルバイトをしてたのは、有名な話である。
元々、ケバいメイクの彼女だが、キャバ嬢時代もここまでケバかったんだろうか?
という事で、昨晩、夢の中に登場した彼女は全然ケバくなく、日本人離れしたセクシーでスタイルの良いモデル風の女だった。
私は、ある知人の法事に招かれていた。
著名人だったのかは定かではないが、色んな所から様々な人種が集まっていた。
夢の舞台は、とても広い毅然とした豪華なお寺だった。一連の儀式が終わると、大きな広間に連れて行かれた。
そこに用意されていたのは、とても大きなスライドだった。そして、そこに映し出されたのは、70年代に流行ったベトナム戦争の記録映画である。
なぜ、お坊さんは戦争映画をあえて流すのだろう?そう思いつつスライドに集中してると、女の客たちが一斉に立ち上がり、”今こんな所で戦争を見る気にはなれません”と、怒り心頭な様子で、大広間から出ていってしまった。
黒いワンピースの女
結局、野郎だけが残り、戦争映画を最後まで見続けた。しかし、不思議と充足感に包まれていた。
こうして、大きなお寺の大広間で眺める戦争も悪くはないと思った。スライドが終わると、私達は外に出て、そこでお開きにした。
私は久しぶりに会った友人と、食事に出かけようと通りに出る。
その時、(大柄な体型の)ギャル曽根が小走りで近づいてきた。”本当は一緒にいたかったんだけど、とても居づらくて・・・”
黒いミニのワンピースに身を包んだ彼女は、隣にいる友人の恋人らしい。
私は友人がとても羨ましく思えた。こんなに魅惑的でエロい女を恋人にしてるとは・・・
女は長身だった。高いヒールを履いてるので、私と同じくらいの背丈である。恋人の男よりかはずっと高かった。
私は思わずクスっと笑ってしまう。
顔はギャル曽根そのものだったが、首から下は別物だった。まるで外人風のセレブ体型で、ビキニモデルとしても通用しそうなボリュームである。
そういう私は、女の見事なまでの長いセクシーな脚ばかりを見つめていた。
女は私の熱い視線に気付いたらしく、恥ずかしそうにハイヒールを脱ぎ、お寺から拝借してきたスリッパに履き替えてしまう。それでもスラリと伸びた肉付きの良い健脚は、私の性欲を満たすに十分すぎる程だった。
女は一人である喫茶店に入っていく。
我ら二人もそれに続いた。
女はテーブルに腰を落ち着けるなり、口を開く。
”この後、何か用がある人いる?”
私は、少しためらった。
”用という程でもないけど、近くに友人が入院してるので、何かお見舞いを持っていこうと思う。だから君たちは、ここでゆっくりと過ごしてくれ”
”そんなに急ぐ事なの?”
”あと1時間ほどで、病院が閉まるんだ”
”だったら、こんな所で時間を潰してる場合じゃないわね”
女を追いかけろ
女は店員に一言告げて、店を飛び出した。
”急ぎましょう。モタモタしてると病院が閉まってしまうわ”
私は友人に、”近くの酒屋に寄り、何か見舞いを買って向かうから、先に彼女と病室に行くように”と告げた。
女はずっと先を歩いている。
しかし、男は何だか煮えきらない様子だ。
男は静かに口を開く。
”実は付き合ってる訳じゃないんだ。今日君を法事に誘ったのは、実は俺なんだ。君なら彼女を説得できると思って・・・”
私は少し動揺した。
”説得するって、何を?”
”いや、だから・・・その・・・”
”まさか俺が、彼女の機嫌をとれってのか?”
”お前だって、少しは気があるだろ?ずっと彼女を見てたじゃないか・・・”
”ああ〜誤解しないでくれ、(首から下の)肉体としては興味はあるけど、1人の女としてみれば・・・どうかな?”
”俺は心から彼女を愛してるんだ。お前みたいに遊びじゃないんだよ、真剣なんだ”
”だから、相談に乗れってのか?”
”端的に言えば、そうなるのかな”
私は少し開き直った。
”お前は臆病すぎるんだよ、全てにおいて。露骨な性的欲求も愛のうちさね”
”どーんとぶつかれってこと?”
”そいういうこと。とにかく、二人で病室へ行って、状況次第ではバックアップするから、心配するな”
”裏切るなよ?”
”俺が裏切ったことあるか?”
”いつも手のひら返すくせに”
”アンタに言われたかないね”
気を立て直したのか、男は少し笑いながら女を追いかけていく。
ビールケースと太腿
私は、酒屋で缶ビール1ケースと果物1セットを買い、精算を済ませると、すぐに病院へと向かった。
客も多く、店員もモタモタしてたので、予定よりも30分ほどオーバーしてしまう。
結局、正門からは入れず、裏門に回り、非常用エレベータを使う事になる。しかし、ここも見舞い客でごった返してるではないか。
病室は何と18階にある。とても荷物を抱えて上れる高さではない。
そうこう思ってると、エレベータの扉が開く、急いで乗ったまではよかったが、客の1人が(地下5階にある)非常用シェルターへ向かうボタンを間違えて押してしまった。
一旦地下へ降りると、緊急装置が働き(アラームが鳴り響き)、エレベータが使えなくなってしまう。オウ!マイガー!
私は急いで地上に向かう。汗が吹き出してきた。時間は残り10分程である。
事務室に問い合わせ、面会できるように申し込むが、”規則なので出来ません”と無味乾燥な対応だ。
私はキレた。
”それでもアンタらは病院関係者か?困ってる時に助けるのがアンタらの仕事だろう?”
叫んでも無駄なのは、判ってはいた。
私は、病院の裏門の外に1人取り残された。
”二人は今頃どうしてるのかな?私の代わりに見舞いに行ってくれたんだから、それはそれで良しとしようじゃないか”
そう思うと、気が楽になった。
私はビールケースに腰を落ち着け、ダンボールの端を破り、缶ビールを1つ取り出した。
勿論、生温かったが、渇きを癒やすには十分だった。
その時、女が小走りにやって来た。
”何やってんのよ!心配したじゃない!電話くらいくれたらどうなの?”
私は少し酔いが回っていた。
”横に座って、ビールくらい飲めよ。少しは気分も落ち着くさ”
女は(私の横に)腰を密着させる様に座り、(窮屈ながらも)スラリと伸びた長い脚を私の方に自慢げに向けている。
”本当は病室には行ってないの。でも待ってもなかなか来ないから、一時は騙されたと思って・・・”
私は女の太腿に手を伸ばした。
”知ってたのか?”
”あれだけジロジロ見られたら、誰だって勘づくわよ”
”正直言うと、アンタの顔には興味はないんだ。でも首から下はモンローかエマニエル夫人なみかな”
女は無垢な笑顔を見せてはいた。
しかし私は、ずっと女の両脚を眺めていた。
その時、背後から友人の声がした。
そして夢から覚めた。
最後に〜ギャル曽根ストーリー
ギャル曽根が、もし大食い選手権に参加してなかったら、ケバい化粧をした(場末の)キャバ嬢で埋没したままだったろうか。
夢に出てきたギャル曽根は(顔はともかく)、とてもスタイルが良かった。(日本人離れした)非の打ち所のない豊満さと豊穣さで、私は終始圧倒された。
因みに肝心の顔の方は、旦那さんが言う通り”40点?”の様だった気もするが、(肉体に比べたら)地味で個性のない顔だったのでよくは覚えていない。
彼女も(私と同じく)小学3年生までは裕福だった。しかし、建設会社社長でもあった父親だが、事業に失敗し倒産。10LDKの豪邸をも手放し、無一文になり、挙げ句は愛人と失踪する始末。
しかし、小学校の教師だった母親は1人で3人の子供を育てた。
中学生時代、姉と共に複数の市民マラソン(特に、米俵や食品が賞品の大会)に参加しては1位と2位を独占し、食費を稼いだ。地元の市民マラソン常連者の間では、”マラソン荒らし”の異名を取る。
学生時代の母からの仕送りは全て(貯金し)母に返した。
上京してからは、あのケバいメイクでは勝負できない?と開き直ったか、母親譲りの”大食い”で生計を立てる決心をする。
そして神様は、ギャル曽根を大食い女王どころか、”大食いの女神”に仕立て上げた。
因みに、彼女の腸内細菌は50%以上をビフィズス菌が占め(一般女性では平均10%~15%)、食べても血糖値が殆ど上がらない。つまり、食べ過ぎても満腹中枢が刺激されない。その上、胃の出口(幽門)が広く、便通は1日6回という。全く、大食いに特化し進化した特異体質と言えようか。
肝心のスッピンだが、夫から”顔は0点”と言われた事があるが、後に40点に修正された(ウィキ)。
もし、ギャル曽根が令嬢のまま大きくなっていたら、夢に出てきた様なセレブ風のグラマーな女になってたかもしれない。
裕福なままだったら、マラソン荒らしも大食い荒しとも無縁だった筈だ。ケバいメイクで素顔を隠す事もなく、何不自由なくノホホンと生きていただろうか。
そして、私みたいな不遇なエロ男と一線を超え、そして別れ、自分より小さな取り柄のない無気力男と結婚する。
夢に出てきた彼女はもう一人の、そしてもう一つの運命を歩む筈だったギャル曽根だったのかもしれない。
いったい、象転さんの深層心理に何があったのでしょう?
大食い選手権では、彼女のゴージャスな食いっぷりに見とれて、ユーチューブで過去の包装を見てた程です。
でも夢に出たギャル曽根はとてもスタイルがよく、食いっぷりよりもそのスタイルに見とれてました。
こんなんで、どーでしょー???
私がギャル曽根に興味を覚えたのが
彼女の気質の明るさというか、天真爛漫さです。
夢の彼女もそうですが、性格がとても良かったです。女は見た目もそうですが、性格が一番ですよね。
という事で、こんなんでどーでしょー・・・