松本人志(60)が22日、”飲み会で性的行為などを強要した”との疑惑を報じた週刊文春の発行元の文芸春秋社に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求め、東京地裁に提訴した。これは、松本個人による提訴であり、請求額は約5億5000万円とされる(スポーツ報知)。
これに対し、「TVタックル」(テレ朝系)の番組中でビートたけしが吠えた。
”3000円とか2000円とか、ふざけんなよな。素人をそんなに呼んで、交通費とかって、それがセコいんだ。それで報道でやられたら、記者会見すぐやるべきだよ。<そういうことしました>って言えばいいんだ・・お笑いなんだから”
”でも本人は<事実無根でーす>と言っている”と阿川佐和子。
”裁判に勝ったとして何千万円も請求しても(実際の支払額は)200万ちょっとだろ?文春側は裁判覚悟でやって、勝とうが負けようが雑誌が売れちゃえばいいんだから”
”裁判で戦う為に芸能活動休止っておっしゃってるけど、バカバカしい事はしない方がいいって事ですか?”と更に阿川。
”今はコンプライアンスだなんだっていうけど、スポンサーに<そのタレント出すな>って言われたら、実質的にやってられないんだよ・・・”
”でも、松本さんは師匠と対談された時、コンプレックスの1つは大きな事件を起こしてないって・・師匠は何回も起こして・・・”と東国原英夫が突っ込む。
この後のたけしのコメントが秀逸である。
”いろんな時代があって、その人に一番運が、時代が味方したかって(のが大切なんだ)。大谷翔平を見てごらんよ。でもその前に長嶋さんや王さんがいた。あの時代ってのは、日本中が巨人を見ていた・・・
それが終わった後に大谷の時代で、今の日本のプロ野球選手って実力はあるかもしんないけど、人気はないじゃない?それは時代が違うからだ。
だから、松本の時代、オレの時代、さんまやタモリの時代ってあるけど、時代をよく読まないと・・松本は時代とメディアがガチのケンカになる様な時代なんだよ。我々の時は少しはよかった”
これに対し”松本人志さんが立ち直る可能性は”と阿川。
”それは運だね。やっぱり時代が、松本人志を・・その立ち上がる松本人志を求めているかどうかだよ。その判断が一番・・・求めていないなと思ったら違う方に行くし、求めているなと思ったら、やればいいんだけど。
その感覚っていうのがまた微妙でね・・・一発で転ぶからな”
以上、「オリコンNEWS」から一部抜粋でした。
時代は嘘をつかない
結局は、時代がどう松本を判断するかである。
時代が松本を必要としなければ、あっさりと消え去るであろうし、時代が松本を望んでいれば、しぶとく立ち上がるだろう。
全ては時代という正直な判断である。
ファンや世間がどう思おうが、関係ない。
個人的に言えば、松本も吉本も昨今の”煩いだけのお笑い”も仮に消滅したとしても、何ら困る事はない。寧ろ、お笑いバラエティーを全て死滅させて、何が新しく登場するのかを見てみたい。
時代を生きるとは、つまりそういう事ではないだろうか。
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