さて、一夜明け、少しずつ武夷山に着いたという実感がわいてきました。
お天気は曇りですが、今にも雨が落ちてきそうな雰囲気。
天気予報では、滞在中は全部雨マークです
今回のホテルは武夷山聖遠国際大飯店。
団体ツアーは久しぶり。
バスで目的地にスーッと連れて行ってくれるので超ラクチンですが、やっぱり道を覚えませんね。
今、地図を見ているんですが、どこにあるのか探せない
武夷山は1999年に文化と自然の複合世界遺産に登録されました。
黄山、桂林と並ぶ中国の山水の名勝です。
そして、中国茶ファンにとっては一度は訪れたい青茶(烏龍茶)の聖地です。
武夷岩茶は名前の通り、武夷山系の岩肌に生育している茶樹から採取した葉で製茶します。
赤い岩肌がそびえ立つ山中の谷間に茶畑が作られており、
ミネラル分を多く含む岩質の土壌と豊富な雨量、限られた日照量などにより良質な茶葉が採れるのです。
武夷山の風景区は保護措置により、一般車両は入ることができません。
入り口で風景区専用バスに乗り換えて目的地へ向かいます。
風景区の入場料は子供は身長によって無料か子供料金かが決まります。
ガイドの陳さんに身長を測ってもらう子供たち、なかなか楽しそうです。
この日の午前中は荒田さんの友人の茶農、李さんの畑を見学。
ここからしばらく山道を登ります。
もう製茶はほとんど終わっていましたが、ところどころで茶摘みの小姐たちの姿が。
茶葉を運ぶ姿も。
重いし足下も雨で滑りそうなのに、降りるのがものすごく速い!
馬頭岩(トップ写真)の畑です。
李さんの家はここにあったそうですが、
世界遺産に登録する際、風景区に住んでいた人たちは全て風景区の外に移住させられたそうです。
それにしてもここに住むっていうのはかなり不便ではあったと思います。
生活が一変したのではないでしょうか。
いろいろな品種が栽培されていますが、やはり肉桂と水仙が一番多いです。
これは水仙かな?
肉桂の畑でプチ茶摘み体験。
岩肌からも茶樹が。
根本の枝を覆い尽くすコケが老[木叢]の証し。
復路でも先ほどの茶農さんに出会いました。
ホント、速くて付いていけません!
慣れない山道で、こちらは既に筋肉痛が出そうだし
雨が降ってきたので、採茶の量は少なめ。
一服しながら茶葉を運ぶ車両を待つ茶農さん。
それにしても空気が美味しい。
雨がちらついてきましたが、霧が出て来て、それもまた山水画の世界のようで趣がありました。
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