下梅村見学の後は茶工場へ。
天心岩茶村の中の比較的規模の大きい工場です。
見学の車が何台も止まっていて、その中に公安の車もありました。
中庭で枝取りをする女性たち。
このお茶は岩茶の固形茶にするそうです。
工場長は若手ですがかなりのやり手とみました。
人当たり良く、世の中のニーズをいち早く取り入れようという姿勢も見えます。
工場内の設備も効率よく設置されています。
数種類の荒茶を飲ませていただきました。
私たちの図々しいリクエストにも答えてくださり、稀少な品種も登場。
かなり食いついてしまいました
老[木叢]水仙の荒茶。
右の緑色の毛玉のようなものは
李さんの畑でも見ましたが、老[木叢]の証しのコケです。
製茶するとこんな風になるそうです。
いったんホテルに戻って昼食をとった後、武夷宮に向かいます。
武夷山最古の道教寺院です。
宋代に朱熹が植えたとされる桂花の木があります。
隣接する宋街を散策。
宋代の街並みを再現した、というか、まあおみやげ屋さん通りですね。
その後紅茶を飲みたいという私たちの希望で、
もう一軒別の村にあるお茶屋さんに連れて行ってもらいました。
ここは多分観光ガイドのルートに組み込まれるようなお店なのでしょう。
お姉さんが宣伝文句を早口でしゃべりながらお茶を淹れてくれました。
お茶の淹れ方も、お茶の説明内容も、そして肝心のお茶の味もはぁ・・という感じ。
既に二カ所でちゃんとした正岩茶を味わっている私たちはある意味舌が肥えてしまっているので、ほとんど反応せず。
お姉さんは畳みかけるように「これは皆さんの好みではないようですね」とお茶を替えて入れてくれるのだけれど
それにもいまいち食指が動かない。
子供たちも正直で、お茶は積極的には飲まなかったのに、お茶請けのピーナツが出てきたら、一斉に手が出ていました。
台北のツアーで半日観光に参加したときに連れて行かれるおみやげ屋さんを思いだしました。
でもなかなか貴重な経験でした。
お姉さんとガイドさんには申し訳ないけれど、いい比較材料ができたというか・・。
これは金駿眉だったかな。
みょうに甘かった・・・。
この日の夕食も武夷山荘で。
内容的には茶宴料理の方が充実していましたが、ここは美味しいですね。
上海在住の皆さんはこの日でお別れ。
夜の便で上海へ。
うらりんさん、小町さん、Kさん、荒田さん、私はもう一泊武夷山に滞在します。
明日はいよいよ秘境へ!?
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