納豆にさまざまな働き
納豆は、大豆を納豆菌によって発酵させた日本の発酵食品。その健康効果には定評がある。
血液凝固因子を作るのに不可欠なビタミンKや大豆由来のタンパク質が豊富である。食物繊維は100グラム中に4.9~7.6グラムと豊富に含まれる。食物繊維はオリゴ糖等と共にプレバイオティクスと呼ばれる腸内環境に有用な成分であり、納豆菌はプロバイオティクスと呼ばれ、これも腸内環境に有用と考えられている。
納豆に含まれる納豆キナーゼは、血栓を溶かす働きが確認されている。納豆に含まれるビタミンK2は骨タンパク質の働きや骨形成を促進することから、ビタミンK2を多く含む納豆が、特定保健用食品として許可されている。
納豆には殺菌作用が認められ、O157を抗菌することもわかっている。抗生物質のない昔は、赤痢、チフスなどの伝染病に対し、納豆が一種の薬として使われていた。病原性大腸菌あるいはサルモネラ菌に対する抗菌作用も立証されている。
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画像: 納豆 Author yoppy https://www.flickr.com/photos/spilt-milk/4432576288/
参考 Wikipedia: 納豆 産業総合技術研究所: 微生物の力で合成界面活性剤の使用量を大幅に低減
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