一人でノーベル化学賞とノーベル平和賞を受賞
1954年のノーベル化学賞は、アメリカ合衆国の量子化学者、生化学者である、ライナス・カール・ポーリング(Linus Carl Pauling)に贈られた。受賞理由は「化学結合の本性、ならびに複雑な分子の構造研究」である。
彼は、量子化学者、生化学者以外に、結晶学者、分子生物学者、医療研究者とも自称していた。電気自動車を世界で初めて開発したり、蛋白質やDNAの構造を解明したり、晩年には、癌や風邪に対するビタミンCの効能について研究。あらゆる分野に足跡を残した。
ポーリングは20世紀における最も重要な化学者の一人として広く認められている。ワトソンとクリックが1953年にDNAの生体内構造である「二重らせん構造」を発表する前に、ポーリングはほぼそれに近い「三重らせん構造」を提唱していた。多方面に渡る研究者としても有名で、無機化学、有機化学、金属学、免疫学、麻酔学、心理学、弁論術、放射性崩壊、核戦争のもたらす影響などの分野でも多大な貢献があった。
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参考HP Wikipedia: ライナス・ポーリング ノーベル賞受賞者業績事典新訂 第3版
ポーリング博士のビタミンC健康法 (平凡社ライブラリー) | |
クリエーター情報なし | |
平凡社 |
ライナス・ポーリング―科学への情熱と平和への信念 (オックスフォード科学の肖像) | |
クリエーター情報なし | |
大月書店 |