スローライフ・スマイルライフ
樹上にすむナマケモノは、地球上で最も動きが遅い哺乳類だと一般に考えられている。1日に数メートルしか動かないことも多く、最大20時間も眠る。代謝は遅く、木から降りて排便するのは週に1回程度。食事や睡眠、出産や交尾も、木から逆さまにぶら下がったまま行う。
そんなナマケモノの人気度がアップしている。海外サイトなどでは軒並み特集されている。たしかにおっとりした平和に満ち溢れた幸せそうな顔は、殺伐とした人間界にとっては清涼剤となるのかもしれない。
ナマケモノは、それ自体がモフモフした生態系のようなものである。彼らの毛皮には藻や苔も生えるし、「スロースモス(sloth moth)」と呼ばれる蛾は、ナマケモノの毛皮に寄生し、彼らの涙を摂取しながら生きている。何より、もっと大きく言えば、ナマケモノの存在意義は、地球上の生き物すべてに驚きや不思議、幸せをもたらしてくれることにある。さらに彼らがいちばん好きな動物は人間なのかもしれない。とにかくよくなつく。だが、実は問題を抱えている。
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参考 National Geographic news: かわいすぎるナマケモノの赤ちゃん
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