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シーラカンスの胸ビレから腕の筋肉の原型・腹腔内に肺の痕跡を発見!生きている化石の「進化を証明」

2016年08月18日 | サイエンスジャーナル

 シーラカンスやハイギョの仲間

 魚類のなかまに肉鰭類という仲間がいる。読み方は「にくき」と読む。簡単に言えばふつうの魚のヒレには骨も筋肉もないが、この仲間にはヒレの中に骨格と筋肉をもつ。肉鰭類(Sarcopterygii)は、シーラカンスやハイギョを含む、脊椎動物亜門の下位分類群である。肉鰭綱ともいう。

 主な特徴の一つは、対をなす突出した形のひれを持つことだ。これらのひれは、陸生動物の四肢のように交互に動く。これにより、シーラカンスは脚を持つ動物に進化するために最初に陸に上がった魚のグループに属していたのではないかと推測されている。

 灰褐色の体色のシーラカンスは、成長すると体長2メートル、体重91キロになり、寿命は最長で60年。体液で満たされた脊椎、エナメル質に覆われた歯、大型の獲物を丸のみにすることができるちょうつがい式の顎を持っている。食性や繁殖方法などの生態や、現存する個体数に関しては、ほとんど分かっていない。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 マイナビニュース: シーラカンスの胸ビレから人間の腕の筋肉の原型を発見

シーラカンスは語る 化石とDNAから探る生命の進化
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これは珍しい「幽霊ラン」を発見!担子菌と共生するラン科の植物の中でも激レア「腐生植物」

2016年08月18日 | サイエンスジャーナル

 寄生植物と腐生植物

「あれ?これってナンバンギセル?」と思った人はいないだろうか? ナンバンギセル(Aeginetia)は、ハマウツボ科の属の一つ。一年草の寄生植物で、イネ科、カヤツリグサ科、ショウガ科などの単子葉植物の根に寄生する。

 茎は極端に短く、ほとんど地上には出ず、数個の鱗片葉がある。地上に出るのは花柄で、上部の鱗片葉の腋から長く伸びる。 花柄の先端に横を向いた大きな花を1個つける。萼は鞘状になり、下側が深く裂ける。花冠は太い筒型で、先端が5浅裂し、唇形となる。雄蕊は4本あり、その先端は花柱を取り巻く。蒴果は卵球状になり、多量の細かい種子がある。

 今回発見されたのは、「ユウレイラン(Epipogium aphyllum)」だ。ユウレイラン(幽霊ラン)はラン科。日本ではトカラ列島以南に分布している。森の林床に生育する。光合成をしない菌従属栄養植物(腐性植物)の一種で、高さ15cmほどになる。花の大きさは1cmにも満たない小さなもの。やんばるの森では、5月から6月頃花が咲く。光合成を行わないため葉が無く、花の時期だけ地上部ある。ナンバンギセルもユウレイランも、自分では光合成をしない従属栄養植物だ。そのためだろうか、よく似た姿をしている。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news: 神出鬼没、激レア「幽霊ラン」

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